《國民的歌手のクーデレとのフラグが丈夫すぎる〜距離を置いてるのに、なんで俺が助けたことになってるんだ!?》第15話 お

「明日勉強會やろうって話になってるんだけど、潤も來る?」

5時間目の休み時間、育館の更室で著替えている時だった。服をぎながら市川がってきた。

「勉強會?」

「そう。期末テスト近いじゃん? 藤崎とも話したんだけど、せっかくだしんな人おうってなっててさ」

「なるほどね……」

勉強會か。確かにいいかもしれない。自分一人でやったところで、なかなかやる気が出ないし、機會があるなら出てみるのはアリか。

「あ、ちなみにクラスの子も參加予定」

「そっか。ごめん、今回はパスで」

あ、危ない。危ない。そういう報は真っ先に教えてくれ。子と関わる機會が増えるような所にわざわざ行くとか、絶対勘弁だ。自殺行為にしかならない。

斷られた市川はを尖らせるけど、それ、全然可くない。

「えー、殘念だなぁ。用事ないなら來てよ。潤ともっと話したいしさ」

「俺と何話すんだよ」

「……ほら、シャートンとか?」

「お、言ったね? 俺は今すぐでもいいけど?」

「あ、やっぱり結構です」

せっかく話す気満々になったというのに、すげなく斷られた。殘念。

「まあ、シャートンは別としてもさ、暇ならいいじゃん。それとも何か用事でもあるじ?」

相変わらず押しが強い。これは何も用事ないと言えば頷くまでわれる流れだろう。

別に勉強會自に參加することはいいけど、子がいることが問題だ。

「あー、ごめん。実はもう秀俊と約束あってさ。そっちと勉強會することになってるから」

「そっかー。じゃあ仕方ないか」

「悪いね。他の人も何人か一緒にやる予定だし、一緒には出來ないからさ」

「おっけー。まあ、またうよ」

ひらひらと手を振って藤崎達の方に戻っていく。とりあえず適當にでっち上げてみたが上手くいったみたいだ。子と関わるなんて冗談じゃない。

ほっと小さく息を吐く。力していると、肩を重みをじた。

「おい、今の話なんだよ」

「聞いてたのか」

俺の肩に腕を乗せる秀俊。

「市川から勉強會われてさ。斷るのに適當にでっち上げてた」

「勉強會? いいじゃん。どうして參加しないんだ?」

「クラスの子も來るっていうし、流石に大人數じゃ勉強にならないでしょ」

「あー、確かにな。話して終わる未來しか見えないな」

「でしょ? まあ、適當に言っただけだから気にしないでよ」

肩をすくめてみせる。市川を誤魔化せれば良かっただけなので既に目的は達している。

「勉強會かー。一緒にやるか?」

「お、意外と乗り気? 全然いいけど。俺的には割とピンチだから助かる」

珍しくやる気を見せる秀俊。俺としてはありがたい。子が參加するから斷っただけであって、一人だと勉強出來ないタイプなので助かる。

「でも、俺と秀俊だけだったら、分からない問題絶対解決しないと思うんだけど」

「それなー。俺たち同じくらい順位だもんな」

「確か秀俊って、委員長の桂木と仲良かったよね?」

「あー、桂木ね。同じ中學だからな」

桂木は自分のクラスの委員長で、この前の中間テストでは5番だったのを覚えている。あれだけ頭が良いなら、々助けてもらえるだろう。

「そしたら桂木おうよ。分かんなかった時とか頼りになるだろうし」

「ああ、いいよ。そしたら俺がっておくわ。斷られたら、その時は別な人でもいいだろ?」

「うん、全然いいよ」

別に桂木にこだわっているわけではないので、誰だって構わない。クラスの子と関わる機會にならないなら問題なしだ。

こうして秀俊と勉強會をする約束が決まった。

急ではあったけど、期末テストも近いし、自分としてもありがたい。明日は頑張ろう。そう思っていたのだが。

翌日。

「あ、潤。勉強會のことなんだが、桂木は用事あるって斷られた」

「そっか。それは殘念」

「まあ、でも安心して。ちゃんと頭良い人確保してきたから」

「お、やるじゃん。誰?」

「山田さん」

「え?」

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