《失したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました【コミカライズ連載中!】》14:想回★

なんと総合評価が5000ポイントを超えて今まで書いてきたものを超える事が出來ました!

本當にありがとうございます!

週間ランキングもかなりの順位にっていて、謝の限りです!

今回はし短めになっていますが楽しんで貰えたら嬉しいです。

優希こと白姫ゆかが配信を終了した直後、確実に死にかけている人が二人いた。

どう隠そうとも隠し切れない存在を配信では放つ二人。

柿崎ゆると浮雲ふわりの二人である。

------遊佐薫視點------

「はぁ・・・はぁ・・・」

私は今大変な狀況になっている。

かに想いを寄せているかわいい年、その名前は姫村優希くん。

今私の最推しである白姫ゆかちゃんの中の人をやっているその子は男の子とは思えない容姿、聲をしており、私はその魅力に魅了されてしまった。

そんな子がまさかのバイノーラルマイクを使って私と浮雲ふわりの二人に向けて

『おねぇちゃん、ボクと今日は遊んでくれてありがと♪大好き♪』

なんて言ってくるからだ。

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何が大好きだよ、こっちのセリフだよ!

なんて厄介なオタクみたいな事を思わずにはいられなかった。

そして今の私が陥ってる大変な狀況と言うのは・・・

「鼻が止まらない・・・」

そう、鼻が止まらないのだった。

今は下を向きつつ鼻の付けを抑えている

そんな狀況で気付けば配信は終わっていた。

「こんかいも、やばかった・・・」

凄い鼻聲で私は呟いていた。

そして5分ほどすると鼻も治ってきたのでし話したい事も出來たので由良の元に向かった。

「由良、おきて・・・!?」

由良がデスクの上で丸まってぷるぷるしていた。

「ど、どうしたの由良!?」

「ぁ、おねーちゃん・・・」

まるで生まれたての小鹿のように震えながら由良はこちらを向いた。

「優希くん、やばいね・・・想像以上だったよ・・・」

「あっ」

私は全てを察した。

由良もおそらく私と同じ、いや5分前の私だったんだろう。

「あの聲でバイノーラルでおねぇちゃんは反則だと思うよ、あれに耐えられるお姉ちゃんは世の中に存在しないんじゃないかな。」

ゆかちゃんのお姉ちゃん呼びはぶりっこをじさせない、本當の家族のように呼んでくれるという特徴がある。

そのせいで余計に心臓に多大なる負荷がかかるんだけど・・・

「私もそう思う。」

同意せずにはいられなかった。

「あっ、それでお姉ちゃん何の用だった?」

「あっいけない忘れるところだった。」

優希くんの事で頭がいっぱいになるとポンコツ化してしまうのはどうにかしないといけないかもしれない。

「前のコスプレ裝の件なんだけど、相手の方から連絡って來たかなって思ってその確認だったんだけど。」

「あーそういえばお晝にメール來てた気がする、ちょっと確認するから待っててお姉ちゃん。」

私は大丈夫、と返事をしてその場で待っていた。

「あっ來てた來てた、あーやっぱりかぁ」

「どうかしたの?」

「やっぱり服は採寸をしたいから出來れば早めに採寸に來てしいんだって。」

「うーん、流石に厳しいか・・・」

私達がデザインをした優希くんに著せるコスプレを製作してくれる會社からの返答で

2週間ちょっとあれば完させられるけど、せめて來週末には來てくれないと厳しいとの事だった。

デザインの締め切りは今週末でお願いしたいとも。

「でも諦められないよね・・・」

「何とか出來ない?お姉ちゃん。」

「メールダメ元で送ってみるよ。

優希くん、來週空いてたりしないかな。」

私は優希くんにメールを送信した。

------空木華視點------

「なんなのよあの子・・・」

私は思わず呟いていた。

「今まで同期や同じ事務所の人とコラボ何回もやってきたけど、あの子の聲、心をぎゅっと摑む何かがある・・・」

人の持つ聲というのには何か力がある、私はそう思っている。

そして、あの子の聲は心を摑む不思議な力を持っていると思わざるを得ない。

「お姉ちゃんって言われるのがあそこまで心がきゅんきゅんするものだったなんて、思わなかったわぁ・・・」

事務所で先輩後輩の間でそういった呼び方をする事は今までに何回もあった。

よくそんな會話が起きる度にてぇてぇとか尊いとか、言われていたけど

だけどこんなきゅんとするような事は今まで一度もなかった。

「これがあの子の力、って事なのかな。」

私は世の中は広いな、と実した。

「でもなんであの子の前だと素が出ちゃうんだろう、今までこんなことなかった筈なのに。」

謎は深まっていくばかりだった。

------ネット民達の反応------

428:名前:名無しのお兄ちゃん

このスレのお姉ちゃん達、生きてるか?

429:名前:名無しのお兄ちゃん

俺は兄でよかった無事だぜ

430:名前:名無しのお兄ちゃん

あれ?マジでいなくないか?

431:名前:名無しのお兄ちゃん

いや流石にネタだろ

432:名前:名無しのお姉ちゃん

今の今まで悶絶してたわ・・・

433:名前:名無しのお姉ちゃん

しぬかとおもった!!!

434:名前:名無しのお兄ちゃん

まだ神退行起こしてる奴いるけど大丈夫か?

435:名前:名無しのお兄ちゃん

まぁそのうち復活するでしょゆるママだって生きてたんだし

436:名前:名無しのお姉ちゃん

とりあえず言っておくわ、次はアンタ達よ

あのバイノーラルでお姉ちゃんって言われたら誰だって死ねるってものよ

437:名前:名無しのお兄ちゃん

>>436

ひえっ

438:名前:名無しのお兄ちゃん

>>436

ヒエッ

439:名前:名無しのお姉ちゃん

とりあえず気合で切り抜いてピヨッターに投稿したわ

バズってくれたらゆかちゃんも有名になると思うんだけど。

440:名前:名無しのお兄ちゃん

ぶっちゃけ現狀でも個人勢としてはかなりの勢いだよな。

>>439

乙!

まじでありがたい

441:名前:名無しのお兄ちゃん

流石にふわちゃんとのコラボが実現するとは思わなかったけどな

442:名前:名無しのお兄ちゃん

>>441

俺もビビった。

やっぱふわちゃん小さい子が好きなんだなって思ったわ。

443:名前:名無しのお姉ちゃん

>>442

でも同じ事務所のロリ系Vtuberの子よりテンション高くなかったかしら?

444:名前:名無しのお兄ちゃん

>>443

あー確かに

445:名前:名無しのお兄ちゃん

>>443

俺も思った

446:名前:名無しのお姉ちゃん

リアルでバッタリ出會ったって言ってたし

見た目が好みだったのかもしれないわね。

447:名前:名無しのお姉ちゃん

私も會ってみたいなぁ

448:名前:名無しのお姉ちゃん

>>447

コミケ來るらしいわよ?

449:名前:名無しのお姉ちゃん

>>448

えっ?

死んでも行く!

450:名前:名無しのお兄ちゃん

俺も行かないとなぁ

451:名前:名無しのお兄ちゃん

もうすぐ収益化いけそうらしいしそっちの配信も楽しみだよな

452:名前:名無しのお兄ちゃん

今の俺人生を一番楽しんでるかも

453:名前:名無しのお姉ちゃん

>>452

わかるわ

454:名前:名無しのお兄ちゃん

>>452

わかる

455:名前:名無しのお兄ちゃん

>>452

ほんまそれな

評価やブクマ、想頂けるととても嬉しいです!

良ければご協力お願いします!

想でゆかちゃんへ一言あれば配信回のましゅまろネタとして使うこともありますのでお気軽にどうぞ!

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