《失したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました【コミカライズ連載中!】》18:僕は正気に戻った!★

おはようございます。

最近夏バテ気味ですが、皆さんも調崩されないようにお気をつけくださいね!

気付けばボクのチャンネルは登録者が1萬人到達していたらしい。

そう言われるとここ2日ほどチャンネル登録者の人數を確認していなかった気がする。

その間に何かが起きたんだろうけど、何かそんな影響あるような事あったかな?

『ボクのチャンネル最近2000人突破したばかりだったはずなんだけど、一何があったのかな?』

「アタシはよくわからないけど、いい事じゃないかしら?」

「確かに、ゆかちゃんのチャンネルは今間違いなく勢いがあると思う。」

『嬉しいんだけど、ボクなんかのチャンネルで大丈夫なのかな・・・』

あまりにも順調すぎてボクは不安になった。

「大丈夫、ゆかちゃんは頑張ってるよ。」

薫お姉ちゃんがボクの頭をでながら勵ましの言葉を投げかけてくれる。

『うん・・・ボクもっと頑張る。』

「無理だけはしたらだめだよ?」

「そうよ、無理だけはしちゃダメ。」

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二人とも優しくて心がぽかぽかする。

気分をれ替えないとね。

っぽいのはもう終わり!

ゆかちゃん、よかったら寫真何枚か撮らせてもらえないかしら!ゆかちゃんの事を上に報告する時に出來れば寫真があるといいのよね。」

『うん、大丈夫だよ!』

それからボクは寫真を撮られて、撮影が終わったら薫お姉ちゃんと一緒に家に帰った。

------

「ゆかちゃん、ここで大丈夫?家まで送っていくよ?」

薫お姉ちゃんが心配そうにボクに問いかける。

『ううん、大丈夫だよ薫お姉ちゃん!』

「そっか、もし何かあったらここに電話してね、直ぐに駆けつけるから。」

薫お姉ちゃんはそう言って名刺をボクに渡してきた。

「それじゃ、また來週ね。」

『お姉ちゃん、今日はありがとう!』

そしてボクは家に帰った。

ーそう

家に著いた

白姫ゆかのまま。

------

「ああああああああああああ!!!!!」

ボク、いや、僕は今正気に戻った。

「何やってるの僕!?企業案件!?しかも実寫で裝!?」

「なんでこんなに可い格好したまま帰ってるの僕!ちゃっかり著てた服まで持って帰ってきてるし!なんかチャンネル登録者1萬人超えてるし!?」

報量が多すぎるよもおおおお!!!」

「・・・でも、今の僕、かわいい。」

恥ずかしいけど、この鏡に映っている僕は確かに可かった。

くるりとターンしたり、ポーズとったりするのも結構楽しかった。

「って僕は男!男だから!」

------

「・・・ただいま。」

「お姉ちゃん、お帰りーってお姉ちゃん!?」

「由良、私、死ぬかも。」

「一何があったの!?デザイン出しに行っただけだよね!?」

「優希くんがね、ゆかちゃんになっちゃったの。」

「ど、どういう事?」

「優希くんがね、先輩の會社のスタッフさんの手で裝させられてたの。」

「寫真は?」

「結構自分のに素直だよね由良も。」

「寫真!!!」

「は、はいっ!これ!」

「?????」

「ねぇお姉ちゃん。」

「どうしたの由良。」

「何このめっちゃくちゃ可い子!

なんで3Dモデルが現実に存在してるの?

えっ?これが現実?噓でしょ、ないない。」

由良が混してしまった。

どうしよう。

「・・・ふぅ。」

「由良落ち著いた?」

「ごめんね、あまりの可さに頭が混しちゃったよ。」

「しかもね、帰り道もずっとゆかちゃんのままで、お家にそのまま帰っちゃったの。」

「えっ?」

「車の中可いすぎて死ぬかと思ったよ私。」

「私も行けばよかった・・・」

悲痛な由良の言葉が部屋に響いた。

------

「お疲れ様です。」

わたしは撮影を終えて、事務所のあるビルへ戻ってきていた。

「あらぁー!遙ちゃんお疲れ様ぁー!」

妙にテンションの高いマネージャーが出迎えてくれた。

この人イケメンなのにオネエ言葉が妙に似合うのはなんでだろう。

「何か良いことあったんですか?」

わたしはここまでテンションの高いマネージャーを見るのは久々だったからつい聞いてしまった。

「あら!聞いてくれるのね!実は・・・」

そう言いながらわたしに寫真を見せてきた。

わたしは目を疑った。

その寫真にはゆかちゃんが寫っていた。

「えっ?ゆかちゃん?」

「あら?知ってるの?」

「この子、新人のVtuberですよ!私は1週間くらい前に知ったんですけど、めっちゃくちゃ可いんですよ!」

「は、遙ちゃん、妙にイキイキしてるわねぇ。」

「ご、ごめんなさい、つい。」

わたしはテンションが上がりすぎてしまった。

反省。

「いいのよいいのよ、確かに可いものね。」

「それでマネージャー、この子は一・・・」

「企業案件、そう言えば分かるかしら?」

「えっ?」

ゆかちゃんが企業案件?

「ってことは、この子・・・」

「本人よ。」

「天は二を與えてしまったって事なんですね・・・」

「(男っていうある意味マイナスポイントもあるんだけどねぇ、流石にそこまで言う必要は無いかしら。)」

「どんな容なんですか!」

「新しいブランドのIVの撮影をしてもらう事にしたのよ。」

「もしかして、GloryCuteの?」

「そうよ。」

「ずっと候補が見つからないって言ってましたもんね、見つかって良かったですね!」

「うふふ、ありがと。

でもアナタも嬉しそうな顔、してるわよ?」

どうやらわたしの顔のにやけは抑えきれなかったらしい。

------

828:名前:名無しのお姉ちゃん

やったわああああ!!!!!

829:名前:名無しのお兄ちゃん

>>828

どうしたどうした

830:名前:名無しのお姉ちゃん

>>829

バズった!バズったのよ!

831:名前:名無しのお兄ちゃん

>>830

もしかして、前の切り抜きか?

832:名前:名無しのお姉ちゃん

>>831

そうよ切り抜き!

めっちゃくちゃバズって通知止まんねぇわwww

833:名前:名無しのお兄ちゃん

>>832

有名人じゃんwww

とまぁ置いといて影響何かあった?

834:名前:名無しのお姉ちゃん

>>833

聞いて驚かないで頂戴ね

チャンネル登録者數1萬人超えたわ・・・

835:名前:名無しのお兄ちゃん

>>834

は??????

836:名前:名無しのお兄ちゃん

今來たけどピヨッターやばくね?

2萬RTに6萬いいねとか最早大Vtuberじゃん

837:名前:名無しのお姉ちゃん

わたしのリア垢にも來てびっくりしたよ

838:名前:名無しのお兄ちゃん

俺の裏垢にも來たわ

839:名前:名無しのお兄ちゃん

>>838

男の裏垢...?

840:名前:名無しのお姉ちゃん

>>838

の裏垢は怖いけど男の裏垢は見たことないわね。

実際どんなじなの?

841:名前:名無しのお兄ちゃん

>>840

ぶっちゃけ表とやってる事変わらんな

あれ?俺、裏垢持ってる意味あるのかこれ

842:名前:名無しのお兄ちゃん

急に冷靜になるなw

843:名前:名無しのお姉ちゃん

ゆかちゃんの影響がこんなところにまで・・・

844:名前:名無しのお姉ちゃん

1萬人突破記念の放送と収益化の記念が

同時に來そうだなって私思うんだけど皆どう思う?

845:名前:名無しのお兄ちゃん

>>844

死人が出る

846:名前:名無しのお姉ちゃん

>>844

ふわちゃんかゆるママが死ぬ

847:名前:名無しのお姉ちゃん

>>845

>>846

いやそう言う意味じゃないんだけど...まぁいいわ。

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祭り開催まであともうし。

いつも想やブクマなどありがとうございます!

次かその次に配信回をやる予定です!

もし面白かった、続きが気になる!と思って貰えたらブクマや評価頂けると嬉しいです!

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