申し訳ないですが今日は予定があるのと睡眠時間が足りないのでかなり短めになっています。

明日も更新は出來ると思うのでお待ちいただけると嬉しいです！

とうとうこの日がやってきてしまった。

コミケに出すためのボイスの収録をする、それが今日

ーとそれっぽく言ってみたけどただ締切がギリギリなだけなんだよね。

ボイスを納品した後にはシリアルコードの発行が必要になるんだけど、それがほぼ手作業なんだ。

そして今回のボイスはゆる先生のサークルの新刊セットに封するという事になった。

ちょうど白姫ゆかを題材にした本らしいので特典としてもなかなかいいと思う。

僕としては出來る限り安く頒布したかったので本來の新刊セットに＋500円という値段で決定した。

しでも楽しんで貰えたら僕は嬉しいな。

「ふぅ、それじゃあ収録始めようっと。」

僕は意識を集中して白姫ゆかになる。

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『お兄ちゃん、今日もお疲れさま！』

『えっ？耳掃除？ふふーん、やっぱりハマっちゃったんだね・・・』

『ボクなんかでよければいつでもやってあげるよ？』

『それじゃ、はい！ボクの膝の上に頭乗せて！』

『よく出來ました！』

『それじゃあ耳掃除、始めるよ？』

かりかりと耳を掃除する音がしの間聴こえる。

『どう？お兄ちゃん、気持ちいい？』

『ふふっ、気持ちいいんだ。幸せそうな顔しちゃってるね。』

『ふー♪』

耳に息が吹きかけられる。

『あはっ！お兄ちゃんびくってなってるよ？』

『くすぐったかったんだ？』

『それじゃぁ次は反対の耳掃除やっていくよ？反対向いてー！』

『はい！じゃこっちもやっていくね！』

再度かりかりと耳掃除をする音が聴こえる。

『ちょっと！いたら危ないよお兄ちゃん！』

『・・・よし！これで大丈夫かな！』

『あっ！そうだ忘れてた！』

『ふー♪』

『あははっ！またお兄ちゃんびくってなってる！なんか可いかも？』

『なんてね♪』

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『お姉ちゃんー起きてー！』

『むぅ・・・』

『おーきーてー！遅刻しちゃうよー！』

『もう・・・こうなったら・・・』

がさがさと耳元で音がする。

『おねーちゃん、起きないと・・・』

『ふー♪』

『起きた？もうお姉ちゃん本當お耳弱いんだから！』

『まさかボクに耳をふーってされたくてわざとやってるってワケ・・・無いよね？』

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収録がある程度終わり素に戻った僕は収録した音聲のチェックをしていた。

「も、問題はない・・・けど自分の聲のASMR聴くのはちょっと・・・SAN値が・・・」

「うん、でも違和は無いかな？」

折角だし薫さんにも聴いてもらって改善點が無いか聞いてみよう。

連絡を取るために僕はVCを起して薫さんにメッセージを送った。

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私がコミケ前の追い込みを始め、作業をしているとVCのアプリからメッセージが屆いたと通知があった。

「ん？優希くんから？」

「なるほど、収録したのはいいけど自分だけでは判斷が出來ないから聴いてしいって事なんだ。」

私は勿論大丈夫だと返信した。

すると10分ほどするとファイルが優希くんから送られてきた。

作業用のPCに影響するといけないのでサブのノートPCにデータをダウンロードする。

私はそのデータをスマホに転送してイヤホンで聴きながら作業をする事にした。

「ぉぉぉぉぉぉぉぉ.........」

作業どころじゃなかった。

耳にふーっと息を吹きかけるシーンが大量でそのシーンのたびに私のがびくびくと震えた。

正直どれくらい経ったのかすらもう私の記憶には無い。

「お姉ちゃんー夜ご飯できたよーってどうしたのお姉ちゃん！？」

「ぇ？もぅょる！？」

「お姉ちゃん、発音変だよ！？」

私はデータのっているスマホを由良に渡しご飯を食べた。

あれを500円で売るとか優希くんは正気なのかな・・・？

そして寢る前に由良の部屋に行ったら布団の中でこれから聴こうとしている由良を見つけた。

さぁ由良も死ぬがよいのだ。

私は想を優希くんに送り自分の部屋で眠りについた。

優希くんのASMRは4つか5つを予定していますが殘りは別の回にて！

優希くんてぇてぇ！続きはよ！と思ってもらえたらブクマや評価頂けると嬉しいです！