《モテないキャ平社員の俺はミリオンセラー書籍化作家であることを隠したい! ~転勤先の事務所の3人がWEB作家で俺の大ファンらしく、俺に抱かれてもいいらしい、マジムリヤバイ!〜》57 サマー・ビーチ・レクリエーション⑫

どうなってんだこの確率。今、俺は頭にどでかい仁科さんのブラによって目を隠されてしまう。

ああ、何か溫かみがぁ……。新たな癖が目覚めそうだ。ラブコメの描寫で使おうかな……。

かして目を解放させたら……仁科さんがよろよろとこっちのベッドに來ていた。

おいおいまさか……。

葵ちゃんと所長がいるーーーっ。あたしもーー」

やっぱりそうなった!

仁科さんがこのベッドにダイブしてきたのである。やっぱり寢ぼけてそのまま寢息を立て始めた。

これはあかんあかん! 推定Hカップより1ランク下という仁科さんの満なそれが俺のにダイレクトで當たっている。

この重量級恐ろしすぎる。

何でこの狀況で誰も起きないんだよ!

「やぁん……おはだめぇ」

「ふとももはぁ……」

わわわ、ごめんなさい!

九寶さんと所長の大事な所にれてしまったようだ……。

を背ければ3人のしい顔が目にる。

目線を下げれば育ちに育った元が見える。

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もう俺の煩悩は限界だった。ここまでされちゃ限界が來るよ。

スクールラブコメ主人公だったらりまくったって次の日気まずくなるけど、いずれ仲良くなるじゃん。

そういう過程でどんどんヒロインと學校で絆を深める。そう、それでいいよ。俺もそう……。

朝起きたら3人がびっくりして、きっと気まずくなるんだろうなぁ。

でも社會人だしさ。きっとお互い割切って……。

割切って……。

割切って。

わいせつ罪で通報される。

いや、下手をすれば強未遂か……?

そうなった場合どうなる。

警察に取り調べをけて徹底的に調べ上げられて、俺が『お米炊子』だってバレる。

そこからリークされて、人気ラノベ作家『お米炊子』こと花村飛鷹がわいせつ罪で逮捕。

俺の今まで書いてきた作品がお茶の間にバラされて、日本中の人に俺の癖がバレてしまう。

SNSで大拡散されて、地元の方にも報道されて……とんでもないことになる。

それだけじゃない。

俺が逮捕されたことにより、アニメ化の進行中の【宮廷スローライフ】はアニメ化中止。他の作品も打ち切り確定。

舞臺とかドラマCDの計畫も全て白紙。莫大な違約金が発生……俺が払うわけじゃないと思うけど。

【妹サマ】擔當編集の秋山さんは俺の作品が売れたことにより、ボーナスが出て子供を大學に行かせてあげられるようになりましたって言ってたのに出版社が傾いたことにより、家族が路頭に迷うことになる。

それだけじゃない、他の出版社もそうだし、カニカワの山崎さんもさすがにダメージをけるはずだ。

ああああああああああああああああああああああ。

駄目だ駄目だ駄目だ。

ここはくぐり抜けねばならない。

俺は人生はもう……俺のだけのものじゃない!

じゃあ……どうする。

脳をフル回転させて、狀況を考察する。

あった……ここから逃げ出す手段が1つだけある。

3人を起こさないようにベッドから逃げるにはかして抜けるしかない!

そう、3人のの間にあるわずかなスペースをくぐり抜けるしかなかった。

なんでこのルートしかないんだよ……。

ごめんなさい、ごめんなさい。

聲を出すと起きるかもしれないので無言のまま3人の間にを突っ込ませる。

「よっ、ちょ……くっ、……あ。らかい。ちっ……んぐっ!」

そうして俺はこのトンネルから抜けることに功したのであった。

「はぁ……はぁ……」

さすがに大変だった。気持ち良かったけど、大変だった。

ベッドから出た俺は自分の部屋へ戻ろうとする。ひとまず掛け布団を3人に被せてあげて、部屋から出ることにした。

忘れだけしないようにしないとな。

「部屋のルームキーとスマホぐらいか。あとは仁科さんのブラジャー」

さぁ戻るか。

「ってこれはいらんわ!」

頭にずっとついてた仁科さんのどでかいブラを剝ぎ取って、放り投げた。

「あぁ……もうくっそ」

スイートルームに戻った俺はベッドに腰かけた。

ほんとひどい目にあった。ありえるか、20超えたが寢ぼけて男に抱きついてくるかふつー。

しかしこれを指摘するわけにもいかない。

所長ですら真っ赤になって困するに違いない。

「今日の夜のことは忘れよう。きっと夢だった、そう思うことにしよう」

でも……。

「発散させてもらいます!」

下手な風俗よりよっぱど興したわ!

くっそ、もう我慢できん! 発散しまくってやるぅうううう!

とその時、ベッドの上に何かが落ちていることに気付く。

手に取りよく見ると……純白のブラジャーだった。

「仁科さんに比べたら小さいな……。D65……Dカップブラか~。さっきまでここに寢てたってことは九寶さんも外してんのかい!」

向こうの部屋のルームキーはないのでしれっと返すことはできない。

俺はこのブラジャーの対応にどうすればいいか、悩みに悩むのであった。

今回の話はちょっとだけカクヨム版は加筆してますので宜しければどうぞ!

次回この章が終わります。そこそこ長かった……。

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次回も宜しくお願いします!

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