《包帯の下の君は誰よりも可い 〜いじめられてた包帯を助けたら包帯の下はで、そんな彼からえっちで甘々に迫られる高校生活が始まります〜》第8話、お買い

「ねえ晴くん、これはどうでしょう?」

俺は今、服屋の試著室の前にいる。

そこではユキのファッションショー、いや試著が行われていてカーテンを開くと可らしい服を著たユキの姿が現れる。俺の前でくるっと回ると、彼は恥ずかしげに頬を染めながらはにかんでみせた。

今はユキが著ているのは白を基調としたニット生地のワンピースで、の部分は綺麗な模様の編み込みがされていた。布地が薄いのか彼のラインがはっきりと浮かび上がっていて、スタイル抜群なユキの魅力を引き立てている。

俺が男だから仕方ないとは言え、ニット生地にぴっちりと包まれた満なバストに視線が向いてしまう。これだけ大きなだというのにお腹周りはスッキリしていて、ウエストのくびれが強調されている。それに丈が短い事もあって、スカート部分から覗かせる太には思わずどきりとしてしまう。

「す、凄い似合ってると思うぞ……」

あまりに魅力的な姿を見せられて俺も照れてしまい、上手な褒め言葉が出てこない。それでもユキは嬉しそうにふにゃりと顔を緩ませるので、その表がまたどうしようもないくらい可らしかった。

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「これも買っていきますね。ただし布地が薄いので春が近付いてきたら著ようと思います」

「うん、それがいいかもな。雪が降ってきたらその格好だと上に何か羽織っても寒そうだし」

「では次の服を著ますね。ちょっと待っていて下さい」

にこりと微笑んだ後、ユキは再びカーテンを閉める。

既に何著かは選び終えていて、冬のコートだったりセーターは俺が持っていた。流石はユキ。センスが良いのでどれもとても良く似合っていてどれも可いものだ。

そしてカーテン越しにユキの聲が聞こえてくる。

「たくさん買った服を著て、これから晴くんと一緒に遊ぶのを想像すると楽しくなってきちゃいますね。これからクリスマスだったり初詣だったり、年末年始は々なイベントがありますから」

「クリスマスに初詣、か。今年は小學生の頃みたいに楽しい時間をユキと一緒に過ごせるわけか」

「そうですよ。一緒にケーキを食べたり、プレゼント換したり。ふふ、楽しみです」

ユキのはしゃいだ聲に自然と笑みを浮かべていると、ゆっくりとカーテンが開いていく。その先にはもこもことした糸で編まれたカーディガンを著たユキの姿があった。

そのカーディガンは袖の部分が長く、手先まで覆う程の長さがある。首元は暖かそうで裾の部分には貓の顔を模した刺繍が施されており、その服もユキにとても似合っていた。さっきののラインが出た服裝も良いが、こういうもこもこなデザインもユキのの子らしい可さを引き出していてとても良い。

ユキは両手を広げながらその場でくるっと回ってみせると、ふんわりと甘い香りが漂ってきた。

「晴くん、どうですか この服、とってもらかくて暖かいんですよ?」

「ああ、よく似合っているよ。ほんと可いな、ユキってさ」

こうしてもこもこな服を著ているユキの姿を見ていると、さっきペットショップで見た貓の事を思い出す。

あの貓もこんなじでもふもふとしていて可かったなあ、なんて思っているとついつい試著室の中に居るユキに手をばしてしまって、彼の頭をでてしまっていた。

するとユキは優しい笑みを浮かべて俺の手にすり寄ってきてくれる。その仕草がやっぱり貓みたいにとてもらしくて甘やかしたくなる。

貓を構う時のように顎の下にそっと手をばすと、ユキは顔を上げて首元を見せてくれて、俺の指先がれるようにしてくれる。そのままの下をでてみると本當に気持ち良さそうに聲を上げていた。

「ふにゃ~」

「あはは、ほんと貓みたいだなユキ」

ユキは目を細め満足げな笑みを浮かべる。マンションでは貓は飼えないけれど、こんなふうにユキを可がれるなら十分かなと思えた。

そうして貓のように甘えるユキを可がっていると視線をじて俺は手を離す。

まじまじと別の客に見られている事に気が付いて、ここがお店だという事をすっかり忘れてユキと二人だけの世界にってしまっていた事に気付き恥ずかしくなってしまう。

「そ、そろそろ會計行こっか」

「ですね。晴くんからいっぱい見てもらえましたし、買っていくも決まりました」

頬を赤く染めながら俯いていると、そんな俺を見てユキはくすっと小さく笑う。それから俺達は々な買いを済ませ、フードコートで食事を取り、両手にいっぱいの荷を持ってショッピングモールを後にする。

ユキとのお出かけは何処に行っても楽しいものだ。

両手の荷以上の思い出が出來たと思いながら、可らしい笑顔を浮かべる彼と肩を並べて二人で一緒に帰り道を歩くのだった。

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