《ヤンキーが語る昔ばなしシリーズ》22 『人魚姫』
こんにちはっス!
今日はダイゴさんの代わりに來ましたッス!
シンジッス!
ダイゴさんは今、北陸のツチノコを探しに富山に行ってます!
だから今日は自分が代わりに話をさせてもらうッス!
ウッス!
隣、失禮するっす!
それじゃ、早速はじめるッス!
昔々あるところに人魚姫がいたっす。
人魚姫はひょんなことから王子様に出會ってに落ちるんス。
人魚は人間になりたくてなりたくて悩むんす。
そして、魔から“聲と引き換えに人間になれる薬”をもらってそれを飲むんス。
ただ、人間になる條件はそれだけじゃなかったんス。
もう一つの條件は「もしも王子様が他のと結婚したら泡になって死ぬ」というものだったんス。
人魚姫はそれでも人間になることを選ぶんすね。
……いや、自分、この人魚の気持ち、痛いほどわかるッス。
をしてはいけない相手に対する心というのは本當に辛いッス。
自分も似たような経験は山ほどありますから。
例えば――
そう。
彼もちの先輩に対する心とか。
すごくせつないッスよ。
自分もそのが就する薬を魔に持ち掛けられたら、飲んでしまうかもしれないッスね。
……え?
それってダイゴさんのことじゃないかって?
自分が、ダイゴさんを狙ってるんじゃないかって?
あはは。
やめてくださいよ。
なに馬鹿なこと言ってるんスか。
そんなの――
狙ってるに決まってるじゃないッスか。
全く、愚問すぎて草が生えますよ。
大草原不可避ッス。
え?
男が好きなのかって?
やめてくださいよ。
愚問ふたたびッスよ。
自分は――
あらゆる人間がの対象ッス。
ええ、そうです。
男だろうとだろうと。
2次元だろうと3次元だろうと。
どんな癖があろうと。
擬人化だろうと概念だろうと。
好みの人間は全員ターゲットっす。
というか、人間だけじゃなくアニメキャラもターゲットっす。
ええ。
アニメや漫畫のキャラにも本気でしてますよ。
いや、むしろそっちの方がしてるかもしれないッスね。
アニメや漫畫、小説・ラノベは素晴らしいッス。
人間の文化の極みっす。
彼ら彼らは本當に可い上に、僕のことを裏切りませんしね。
あ、ちなみに。
僕の嫁は3桁以上いますよ。
え?
節がない?
あは。
そっすね。
確かにそうかもしれないっす。
アニメサークルの仲間は自分のことを
『癖の國士無雙13面待ち』
『の廃課金者』
って呼ぶっすもん。
まあもちろん犯罪になるようなことはしな――
ん?
あれ?
あれあれ?
あらちょっとやだ。
よく見ると――
あなたも結構アリ、ッスね。
……ああ、すいませんッス。
ちょっと涎が垂れてしまったッス。
で、人魚姫なんすけど。
結局人間になっても聲が出ないのでは就せず、王子様は別のの人と結婚することが決まるんッス。
人魚は王子様が他の人と結婚してしまうと自分が死んでしまうので、王子様を殺そうとするんっす。
でも――結局殺せず、自分が泡になって死んでしまうんッスよ。
マジで悲っすよね。
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