《50日間のデスゲーム》侵用意する4day
ホームセンター、そこはなんでもある空間でありながら、り口が狹く守りやすい、立てこもりやすい場所であり。
「うわぁ」
「行きたくないね」
よく悲劇の舞臺となる施設に、今日も今日とて前回と同じ裝備、服で、歩いて2時間ほどのところにある大型のホームセンターに來たのだが、空きっぱなし民家に上がり2階から眺めると映畫などでよくあるように陸の孤島と化していた。
「いかないとダメだよな」
「缶詰とか多いわけだしいかなくていいんじゃない」
「そうだよな」
それほど切羽詰まっていないし帰ろうかと言う気がするのだが、ここら辺で種を手できないと野菜不足によるビタミン不足に陥る危険があるので種だけは確保したい。
「まあ様子見てから考えようか」
もしアホみたいな囮がいればそれを犠牲にり込めるだろうし、居なければ諦めればいい。ついでに中に人がいるのは確認できてる、屋上からのろしが上がっているためだ。誰かに助けてもらおうとする策なのかもしれないが、この場に他者を助ける余裕があるものなんていない。
「けどよかったの菜々置いてきて」
「あれひとりじゃ信用おけないし、まあ仕方なくないか」
「ああなるほど、そんな考え」
「それとたまには紗枝とデートしないと、ちょっと生臭いけど」
「あなたっ」
紗枝に抱きつかれるのだがさすがに重量があって支えきれない。
「んっ」
と言っても重ではなく荷の重さなのだが。思考を読んだかのように睨まれたときは怖かった。それは置いておくとして、囮がいる様子はない、ついでに言えば大型の駐車場の一部の車が燃えているので何かしたのだろう。もしかしたら戦ったのかもしれない。
「あなた、手をあげないと危ないかも」
「えっ」
両手を上げる。
「建から狙われてる」
「と言うかよく気づいたね」
「あなたを狙うなんて、後でおはなししないと」
「まあほどほどにな」
「はーい」
一応両手を振り、敵対する意思がないことを伝えるのだが伝わったかどうかわからない。だが紗枝には見えているのか。
「武下ろしたみたい」
「よく見えるな」
「えへへ、すごいでしょ、で行くの」
「まあここで帰ったら帰ってもいいけど、できるだけってみようよ」
そう言って民家から出て駐車場付近まで近寄る。ついでにだがった民家は荒らされており必要そうなものはなさそうだった。
「っ、あなた止まって」
紗枝に言われ足を止める、踏み出そうとしたところに銃弾。殺す気と言うよりは。
「足止めか、囮か」
「殺さないと」
「まあ仕方ないか、でまだ狙ってる」
「いえ、顔は見えないけどちょっととどまる必要あるかも」
「なら行こうか」
そうして駐車場へと踏みれた。
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