「いや」

「なら話は」

「いいの、私はあの」

「紗枝ストップ、で作戦ならびに人員を聞こうか」

「それは主任が來てからで」

依頼に関しては々あるが、メリットとしては自分達の戦力を消費せずに目的を達できると言うことだ。こんな狀況では信頼は銃弾より勝る、時もある。デメリットとしては直接手するより手にれられるものが減ると言うことだ。

今回に関してはデメリットよりメリットをとった上でさらに自前の戦力を出すと言うことは。そんなことを考えると男がってくる。

「主任、例の倉庫を攻める」

「あそこを、ですか」

「ああ、戦闘班に運が良ければ工作班を送り込もうと思う」

「……………なるほど、で彼らは」

「彼らは、その、放浪者だ」

放浪者と呼ばれるようになるが、まあ構わないだろう。扱いで言えば部外者、異世界転生的に言えば冒険者扱いだろう。それも保証もあまりないタイプだ。

「わかりました」

「戦闘班長2班到著しました」

「工作班長到著しました」

「治安維持隊到著しました」

「よしそれじゃあ會議を始める」

◆◆◆◆◆◆

「以上だ、何か質問は」

會議が終わる、決まったことは簡単だ。戦闘班が駐車場にゾンビを集め、もう1つの戦闘班が突、狀況に応じて、制圧もしくは回収。その後に制圧の場合は工作班を送り確保すると言うものだ。言うのは簡単だがどれだけのゾンビがいるのだろうか。

「數は」

「不明」

「それと安全のために扉は閉めるので逃げられないものと思ってください」

逃げ道なしの片道切符らしいが、まあ最悪切り捨ててでも逃げればいいだろう。

「作戦は明日早朝に行う、解散」

「「えっ」」