《50日間のデスゲーム》ルールを伝える6day

「さてと」

「今日はどうするのあなた」

今日は何をするか考える。

「いるものはそれなりにあるよなぁ」

足りないものは多いのだが。

「え~パパ、ママ今日も出掛けるの」

そんなに急ぎでもないし、そもそも近隣住人が信用おけないので今日は出掛けないでおこう。

「今日は新しく引っ越ししてきた人たちに挨拶しないとな」

「はーい」

と言うわけで先程別れた狐達に會いに行ってみるとしよう

◆◆◆◆◆◆

「でここにきたのか」

狐達は7階に住み始めていた。

「パパこの人たちは」

「狐さんだよ」

「ええ、狐っぽくないよ」

「まあコールサインはFOXだから狐は狐か」

狐達は裝備を下ろし軽になっている、そちらの方がいい。

「それであの男、斎藤とかいったか、いわく生存者と言うのは本當なのか」

「ああ」

まあ噓をつく理由もないし、正直に話す。噓をつくのは疲れるのだ、まあつくときはつくが。

「そうか」

「けどよ、こんなひょろい奴が」

今回は止めないが、止める。

「紗枝ストップ」

「また、バカにされた」

「…………………………………………」

「なるほど」

紗枝が飛び出し、更には。

「お嬢ちゃんも銃を下ろしな」

菜々が拳銃を構える、だが狐達も負けじと武を構えているのだが。

「反応は我々並みか、FOX5が悪いことをしたな、後で折檻しておくからこの場は納めてくれないか」

だが武を下げる気配はない。

「まあまあ、はあ筋トレしないとダメかな」

紗枝と菜々が武を下ろす。

「けどあなたあいつ」

「そうだよパパが」

「まあまあ、狐さんだし仕方ないよ、ほら新しい住み処の時ってどうしても気が荒くなるし、な、なっ」

「はーい、ごめんね狐さん」

「それもそうね」

まあ武が収まったのでよしとしよう。それはそうとこのマンションでのルールを伝えなければならない。

「ルールとは」

「生活するときの決まり事かな。

その1、梯子は日がくれたら使わない(ただし急時は除く)

その2、ごみは処理する(それが何であれ、持ち込まない)

その3、を貸したり、借りたりしない(ただしぶつぶつ換はしない)

くらいかな」

ルールはその3つだけだ。

「破ったら」

「殺す、ただしこのルールは団間の約束ごとだから団では知らないよ」

「次にその2のごみとは」

「あれ」

そう言って外を指す。ゾンビやら囮の事だが、ゾンビはともかく、囮に関してはごちゃごちゃ言う気はない。

「そうか、そしてその3の貸し借りとかは」

「自分の食いぶちは自分で手にれろ、それが嫌なら自分で稼げ」

「稼げって仕事はあるのか」

「さあ、ただ必要なら報酬を用意したりすればいいんじゃない」

「そうか」

まあこれで伝えることは伝えた、後は斎藤にも同じことを伝え、帰って遊ぶとしよう。

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