《50日間のデスゲーム》遊びに出る6day

遊びにいく、と言うことは決めても何をするかは決まらない。

「遊びにいくと言ってもなぁ」

遊びにいくと言う気持ちはあっても、遊ぶものがないのだ。行けると言えば。

「公園くらいかなぁ」

公園ならお金もかからないし、遊ぶものがなくてもなんとかなる。のだが。

「あなたあそこって避難所になってないかな」

「だよなぁ」

「えー外では遊べないの」

「遊べないよなあ、と言うわけにはいかない、菜々と遊ぶために釣りざおを回収しよう」

「お魚釣りするの」

「ああ、ついでに食料を手にれるいい手段だしな」

とは言ってみたが、釣りざおがないので代用品を考えてみる。

「あったのは」

「つっかえ棒あった」

「お裁に使う糸があったよ」

「使えそうなのはそれくらいか」

針は裁針があったのだが、曲げないと使えないし、そもそも返しがないと抜けやすく意味がない。遊びとは言ったが食料を手にれる手段が増えるのはいいことだ。

できれば本格的なものを作りたいし、作れなければどこかから回収したい。ならば探しにいくだけだ。

「なにもなさそうなので、釣り道を回収するために町中に出掛けます」

「はい」

「はーい」

「裝備は持ちましたか」

「「はい」」

そう言って紗枝はバールを、菜々は拳銃を見せてくる。それを見て思い出す。

「弾とかも拾いにいかないと、まあそれはいいとして釣屋さんに出発」

「「おーーー」」

◆◆◆◆◆◆

「何もないな」

「ないね」

「うん」

屋はあった、徒歩で30分ほどのところに、あったのだが。

「トラックが何で突っ込んでるんだよ」

トラックが突っ込み何がなんだかわからない狀態になってしまっている。

「あなたトラックの荷臺は無事よ」

「無事だけどさ」

荷臺は無事だ、無事なのだが。通常のロックの他に暗証番號つきのロックがかけられている。

「紗枝暗証番號かかれた紙でもそこら辺に落ちてない」

「ちょっと待ってね」

「菜々は怪しい奴が來ないか見ててくれ」

「はーい」

荷臺に耳を押し付ける、中ではなにかいている。開けてはいけないとなにかが訴えてくる。

「あなた番號はないわ」

「うんならやめよう」

「わかった」

「え~やめちゃうの」

「うんやめる」

必要でなければ危ないものに近づかないのが生き殘るコツだ。誰が好き好んで死にたいと言うのだろうか。

それはおいといて釣竿などはもう手先はどこかの家をあさって手にれるしかない。それか結構離れたところにある釣り堀を目指す化するしかないが、後者はみ薄だろう。まあそれはそれとして。

「今日はもう帰ろうか」

「あなたわかったわ」

「パパこんなの落ちてたよ」

「おっ服か」

帰ろうとしたのだが、焼け殘った服がなん著かあったので拾えるだけ拾って家へと帰った。

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