《50日間のデスゲーム》価値の違いが生まれる11day

劇的なものは期待していないときに生まれやすい。

そんな映像が今目の前に寫っている、1人のがところ構わず撃ちまくる映像だ。

「どうだいこの映像は、今日も修正なしで流していくぜぇ」

PCに文章を打ち込むだけで、音聲をキャラクターがしゃべる。シミュレーターの時と同じキャラクターだ、めんどくさいのだこういうのは。だがその音聲によって會場であるネット上が盛り上がる。

恐ぇ~」

「いやこいつ殺されてるし」

「サイコウ、サイコウのショーだよこれは」

「俺參加したらこいつら一捻りだね」

「強がり乙」

だがそんな盛り上がりの中である1人の発言で空気が変わる。

「またこいつらいるくね」

そういったのは、井上夫妻が寫し出されたときだ。

「なんなのこいつら」

「またこいつらかよ」

「あっこいつさっきのに弾渡してる」

「こいつらあれじゃねやらせ要員」

「ああこいつらがこれ盛り上げてるんだ」

「なんだよやらせかよ」

その後はやらせやらせのコールが起こる、そこまで見て映像を見るのをやめる、ヤラセならやらせとしてみればいい、どうせ狂喜はまだまだ続くのだから。

「死ねぇーーー」

「レミ」

「あ、おはよう」

「あなたごはんできてるわよ」

「やった今日はママの料理だ」

ソラがレミに抱きつき、キッチンの方からいい匂いがする。昨日の収穫はよかった。保存がそれなりに効く味噌やら保存が効きまくる塩や砂糖、それに缶詰など5人で食べても食べきれないほどあったのだが持ち出せたのはまあ10日分ほどだ。だが難點もある、弾を大量に消耗したのだ、殘っているのはもはやショットガンの弾のみだ、撃ちすぎた。

更に言えば昨日から誰も帰ってきてない、まあ書き置きが殘っていたし、ぶっちゃけいなくてもなにも困らないからどうでもいいのだが。

「弾か」

「それはそうとこれなんに使えるのかな」

「それか」

「レミ落ち著いた」

「ソラ、ソラ、ソラっ」

そう言って、囮の1が持っていたおもちゃのお金を見る、見たところプラスチック製のどこにでもある品だが、あの囮が必死こいて持っていたのだ何かしらの価値があるのかもしれないが、ゴミだ。

「捨てとくか」

「そうしましょう」

そう言って100萬の札をゴミ箱に投げ捨てた。

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