《50日間のデスゲーム》新たな始まりの12day

「よう久しぶりだな」

「んっ」

「斎藤さん、生きてたんですね」

僕の目の前には斎藤さんとその彼さんがいた。

「また組織を作ったのか」

「まあ僕にはこれくらいしかできないし」

「けどお金まで」

「ある種、お金は人を縛るのに便利ですし」

「お前もそうだが人を人として見てないところあるよな」

「お前も」

僕以外にそういう人がいるのだろうか 。

「井上とかな」

「やはりあの報告はバーサーカーたちだったか」

「またなんかやったのか」

「いや昨日ヘリに乗りたいやつを集めて、その上でクエストを出したんだが、その中でチーム古泉たちの報告で近付く人を殺する子供と圧倒的な戦闘能力をもつ男がいるって報告がな」

報告書を見る、これはクエストで外に出た際に追加報酬で書かせるものだ。その中にその事がかかれていた。

「そうか、でなんだ呼び止めたのは、俺たちは今はあんたの部下じゃないんだ」

「悪い、が昔のよしみで助けてくれないか」

「…………………はぁこれで頷いちまうのが悪い癖だよな、俺」

「よかった、報酬は前払い、費用はこっち持ち、クエスト容だが」

「そうそのクエスト容だよ」

「聞いたら引けなくなるっては言わないができればけてほしい」

「でその容は」

これはいってもいいのだが、確実に荒れる。が信頼できるのは今は外部の人間でかつ戦闘能力がある彼だけだ。だから口を開く。

「反を企てようとするのを捕らえてくれ」

それが昨日の事だった。

「で、あんたたちは」

「あなた殺しちゃおうよ」

「そういえば、レミの仮想ターゲットにふさわしいかもな」

「あなたちょっとあの子に優しすぎじゃない」

「ひっ」

「こんなクエストけなきゃよかった」

朝はしごが軋む音で目を覚まし、流れるように確保したのは一昨日遭遇した3人組だった。一応知り合いになるので即殺さず、銃口を突きつけているのだが、いったいなんのようなのだろうか。

彼らが來てからレミたちは隅に隠れ、菜々も空だが拳銃を構え、紗枝がショットガンを構えている。レミたちはもうし戦う覚悟がした方がいいとは思う。

「でなんのよう」

「えっとあなたが斎藤さんの知り合い」

「どの斎藤だよ」

「石井さんの知り合いの」

「誰よそれ」

名前をいってもわからない、紗枝と菜々、それと今はレミとソラだけだ。だから石井と言われても困る。

「あんたの知り合いの斎藤だよ、あのシミュレーターの生き殘りの」

そこまで言われてわかる、わかるのだが。

「で斎藤がどうしたんだ」

「連絡が途絶えたから助けに向かってくれないか」

「ええぇ」

嫌だと答えようとするのだが、そこで思い立つ。

「暴れても」

「そこまでは知るかよ」

「依頼主に聞いて」

「そっかならけようか、紗枝留守番お願いできる」

「私も行きたいんだけど」

「なら一緒にいこうか」

紗枝が留守番してくれるなら安心できるのだが仕方ない、今日も5人で行しよう。

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