《50日間のデスゲーム》強襲される13day

「おぉ教祖様が」

「教祖様っ」

私たちを導いてくれていた教祖様の死、私たちは祈った。彼がよみがえることを。だが一晩経っても蘇らない。

「あいつらが」

あいつら、あああの異教徒どもか。

「あいつらが教祖様たちを復活できないようにしたんだ」

そうだ、そうに違いない。教祖様が蘇らないのは悪しき異教徒に殺されたからだ。

「聖戦だ」

「そうだ聖戦だ」

「そうだ、そうだ」

ぶ、ぶ、ぶ。恐いものなど神と共にあるならなにもない。

「武をとれ」

教祖様が用意してくださった武をとる。

「覚悟を決めろ」

もとより聖戦だ、覚悟などもうとうにできている。

「聖戦だっ」

「「「「「「おおーーーーー」」」」」」

銃聲、辺りが騒がしく目を覚ます。昨日は帰れなかったので泊まり今日帰る予定なのだが、騒がしすぎだ。

「あなた、うるはい」

「俺じゃねぇよ」

窓から外を覗くと、銃撃戦をしていた。

「元気だなぁ」

「パパぁ、なにかあぁ」

菜々も目を覚ましかけるのだがベッドにまた転がる、仕方ない、まだ朝の3時なのだ。むしろこんな時間によく目を覚ませたなと驚く。まあいいかと布団にろうとしたのだが。

「井上起きてるか、手を貸せっ、今すぐに」

「うるさい」

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