《50日間のデスゲーム》めんどくさい戦闘をする13day

「めんどくさいなぁもう」

遮蔽を隠しながら辺りをうかがうのだが、敵は優秀だ。

「教祖様のために」

「教祖様のために」

なぜなら殺すことにためらいがない、こちらを襲うことがなこれば人として接することができるのかもしれないが。

「はぁ」

顔を出し、拳銃の引き金を引く。今回は足ではなく頭を狙う。こいつら人の癖に倒れた仲間を助けるそぶりも見せないのだ。

「もう弾がないか」

そして酷いことに弾も切れた。まあ紗枝も援護してくれているのだからバールでも戦えないことはないのだが、今回の敵はためらいがない。だからためらうことを期待して接近戦闘を行えないのだ。さすがに飛び込んできた敵の頭は潰すのだが、敵も學習したのかさすがに気軽に飛び込んでくることは減っていた。

「もう帰りたいな」

弾はなく、敵がおとした武を拾って抵抗してみたがそれもなくなり、困っているところに男がひとり駆け込んでくる。

「おい大丈夫か」

「だれ、まあいいか弾ないか」

「弾切れか、ならM4の弾ならそれなりに」

といって渡されたのは大きくちょっと長いマガジンだ。

「なにそれ」

「これだこれ」

といって渡されたのはアサルトライフルと呼ばれる種類の銃らしい。まあ使えれば何でもいいのだが。

「使ったことないのか」

そういうと簡単に説明してくれる、構えて狙って撃てばいいのは代わりないので、問題はないだろう。説明を聞くとまたうち始める。

「使いやすいなこれ」

「あんたよく」

「うん、あれ敵だし」

敵は敵だそれ以上でもそれ以下でもない、紗枝以外の者にあまり上下関係をじることもない。あるのは敵か味方か、関係者かくらいだ。紗枝以外に対して引き金を引くのにためらいをじる必要なんてない。

「その割りきりか」

「ん、あっ」

ふと見ると隣の男が死んでいた。だがそれだけだ。

「あっ武持ってる、よしこれで戦えるな」

そろそろ戦いも終わりそうだ、覗きこみ直すと音でゾンビが集まり、そして敵はそれに食われていくのだ。意味がわからない。まあだが敵が減っていくのはいいことだろう。

「後退しろ後退だ」

そう言うわけなので後退することとなった。

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