《50日間のデスゲーム》狩りを始める17day

「貴様ら、報をらしたらしいな」

説教、昨日から全くついてない。

昨日、走者の処理を終えて帰ってきたのだが、おまけが問題だった。おまけの1がどこかにメールを送っていたのだ。先輩にはみ消そうといったのだが、先輩は素直すぎた、いや冒険心がないのかもしれない。

「だが今その攜帯から送り先を探っている、それがわかるまで待機していろ」

実質の自宅、まあ自宅ではなく寮ではあるが、謹慎である。

今俺達は実験のサポート要員として隔離された都市の周囲でゾンビがれ出さないかや走者、侵者がいないかのチェック業務だ。気軽には言ったが殺しも仕事にっている。だからここにいるのはそれも辭さない危ない連中ばかりだ。やくざやギャングはもちろんのこと、軍隊崩れや異常者、それに高額報酬につられたものなんかがいる。かく言う俺も高額報酬に目が眩んだギャングだが。ギャングと言っても々ありしたっぱは稼げないのだ、何て愚癡はおいておくとして、先輩、年齢的な意味でだついでに先輩が以前何していたかは知らない、聞くのもタブーだ。

「だまっていればよかったんじゃないのかよ」

「黙ってたのは前に消された」

「はっ、そんなわけが」

「そう思いたければ、思っていればいいさ」

先輩は黙り、雑誌を読み始める。俺は消されたと言う話が頭のなかでループしかけるのを無視しスマホをいじり始める。

◆◆◆◆◆◆

夜再度集められる。

「場所が割れた」

場所は、隔離都市のなかだ。

「貴様ら2人には17日目朝から送り先であるPCの破壊を命じる」

「2人だけでか」

「なにか問題でも」

問題はある、なかはゾンビだらけらしいのだ。だがまあゾンビなんて銃を持ってれば楽に処理できるだろう。

「問題がないのなら続ける、もしPCの報がれていた場合、見たものすべてを」

一區切りおき。そして。

「狩りをします」

17日目やっと方針が決まる。方針は簡単だ。

「うん」

「そうね」

「頑張るね」

「えっと、がんばる」

狩り、それも町を吹き飛ばすのはともかく、紗枝を殺すなんて悪いことをしようとしているやつを狩るのだ、なにも問題はない。

「今ある手がかりは聲しかないので、この聲を聞いたら即狩るのではなく、報を聞き出してから狩ること」

「わかった、あなた」

菜々たちもうなずく、分かってくれたようだ。方針は獲を狩り、獲の持ちを売りさばき食料を得るに決定した。黒字になるかは不安だが、この件に関しては赤字でもやるしかないのだ。

「よし、じゃあレッツハント」

「「「「おーー」」」」

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