《50日間のデスゲーム》戦闘にすらならない17day

飛び出し、顔面にバールを叩き込む、これは敵だ、そこに慈悲はない。あるのは殺意のみ、というより殺意もない、ただ邪魔なものを処分するだけだ。

「」

1番前のやつは警戒もせずにただただ処理される、処理が終わればその塊を蹴り落とす。

「うっ」

「わっ」

その塊に押され後ろの2匹は倒れる。それでもう戦闘は終わりだ、肩慣らしにすらならない。

「紗枝」

「もう終わりなの」

倒れた2匹に銃を向ける。

「早い方がいいだろ」

「それもそうね、でどうするのこれ」

倒れた2匹は抵抗しようとするが、こうとした瞬間銃床で毆り付ける。それだけでかなくなる、生きてはいるだろう、多分。

「なにか有意義そうなもの持ってないかな」

そう言うわけで、をまさぐるが、出てくるのは拳銃が3丁、銃弾が12、食料が保存が効かない菓子パン、しかも消費期限が過ぎている、そして鍵。ほぼ価値がない。鍵の種類によるが銃弾なんか使っていたら赤字確定だった。

「菜々

「パパこっちには気づいてないよ」

「ならいいか、獲は」

「なんかだらんとしてる」

「生きてるのか」

「生きてはいるよ」

問題はなし、転がっているのは問題だがゾンビに処理させてもいいかもしれないし、集まってくるなら囮にしてしまってもいいだろう。抵抗されてしまうと価値がなくなるがこの狀態ならどうとでもなる、なるがこいつらにもなにか利用価値があるのかもしれないと、無理矢理に蹴り起こす。

「ごほっ」

「おい聞きたいことがある」

「だれがきさ」

めんどくさいのでバールを叩きつける。後1匹。

「で」

「なっ」

「聞きたいことがあるがどうする」

汚れたバールを見せながらたずねる。

「ひっ」

それは怖がっているように見える。いったい何が怖いのだろうか。

「で答えるのか答えな」

「答えます答えます、答えさせてください」

それは必死だった、だから聞くことにする。

「お前探しに誰か來るの」

「き、來ます、何人か來ます」

「そっか」

バールをしまう、それは一息つく。

「だからもうすこしおん」

「なら狩りが続けられそうだ、レミとソラはり口ふさぎ直してきて、後裏口忘れてたぞ」

「ごめんなさい」

「菜々誰か來たりしたら教えて」

「はーい」

「紗枝も手伝って」

「ええ、であなたは」

「俺はこれ縛って1階に転がしておくよ、ゴミも邪魔だし」

方針は決まった、ここで狩りを続けよう。

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