《50日間のデスゲーム》話し合う22day

を開始しようとしたら狐たちに止められた。

「久しぶりだな井上」

「いや久しぶりだろうとなんだろうとどうでもいいんだが、でなんか用なの」

「いやあんたらの狀況を知りたいなぁって思ってな」

「知ってどうするんだが」

どうでもいい話題なので無視したいのだが、狐たちには助けられたりもしたので無視するわけにはいかない。これでも紗枝を助けてくれたりしてくれる相手には恩を返すつもりはあるのだ。

「いや、もう単刀直に聞くが參加するのか、例の発電所奪還に」

「するけど、なにか問題でも」

本當になにか問題でもあるのだろうか。

「なにも問題はないんだ、なにもな」

「いや気になるんだが」

「………………………こちらとしては今の狀態の方が都合がいいんだ、狙ってるやつは電気を別口で用意してると思われる、だからすべての電気が消えてる今がチャンスなんだ」

たしか人探しをしているといっていたが。

「なら今のうちに探せばいいじゃん、こっちは電気が必要だし」

そう、狐たちに都合がよくてもこっちは電気がないと困る、家電が使えないし、ジュースも冷やせない。なので電気は必要なのだ。

「ならばこちらでソー、いやそれもそうか、そもそもあんたらを止めたところで流れは変えられないか」

「なら止めたいなら話つけてみるか、一応恩人だし石井に話通すくらいならしてもいいけど」

「いやいい、これはこちらの問題ですべてを巻き込んでしまっていい問題じゃない」

「ならいいんだが」

「それにしてもなんか丸くなってないか、もっと怖い雰囲気を見せてたと思ったんだが」

「紗枝の恩人には優しいさ、當たり前だろ。まあ紗枝とどっちを助けるってなったら、ためらいなく紗枝を助けるけど」

「そうか、そんな場面來ないことを祈るよ」

そう言うと狐は去っていった。

「いったいなんのようだったんだか」

「知らない、けどずっとあいつあなたの事睨んでた」

「気のせいじゃなかったか」

狐と話している間、前に助けたがずっと睨んでいたのだ。いったい何をしたって言うんだが。

「けどさすがににらんでるだけじゃ手が出せない」

「だからってショットガンを抜くのはやめような紗枝」

「ごめん」

むしろ抜いてたから警戒された気もするがどうでもいいのだ。さてと今日は。

「明日は石井のところに行くだろ」

「うん、あれは倒さないように気を付けるし、気を付けさせる」

「よろしくな」

「うんだから帰ってきたら譽めてね」

「紗枝の事はいつも譽めてるだろ」

「そうだけどいつもより多く譽めてほしいなぁ」

「わかった考えとく」

そしたら明後日は冷たいジュースが飲める。そのために頑張らないといけない。だから今日は。

「休暇にしよう」

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