《50日間のデスゲーム》主人公43day

カーン

「ばばばばっははははははははっこの世界の主人公は俺なんだなぁ」

の山から出てきたのは見たことのない男だ。だが、スコップを構え直す。

「俺は軍人だろうとゾンビだろうと殺せねぇ、最強の男だぁぁぁぁぁ」

向けてきたのはクロスボウ、殺傷は。

「ゾンビものならこいつだよなぁ」

高いが。

「なんなんだよこいつ」

銃弾より遅い。スコップで弾いてやる、これくらいは當たり前のようにできるのだが、辺りが暗くその男はどこかに引っ込む。

「はははっすげぇ、半ゾンビ化の敵かよ、やっぱ俺主人公だ、ははははははっ引き込もってときと大違いだ、ここは天國だ」

聲も。

「次はぁ」

足音も。

「弾けるかなぁ」

クロスボウに次弾を裝填する音も反してしまい、頼れるのは。

「おらぁ」

殺気のような、殺気というよりも敵の気配のみで弾く。

「ははははははははっすげぇすげぇすげぇ、リアルとゲームは大違いだ」

きがない、こいつは。クロスボウの矢が飛んできた方に向けて、銃弾を放つ。だが金屬音。

「よく見えるなぁ、けどあめぇんだよ」

そしてまた音の反響。めんどくさいことこの上ない。

「何もなければ燃やしてたんだけど、今は無理だしなぁ」

誰もいなければ燃やしてしまえばいいのかもしれないし、最悪無視しても構わない。だが今回は知り合いを助けに來たのだ、そのためにはこいつが邪魔だ、邪魔なのだ。その意識だけに集中し、反響する音を無視しても、音の発生源を。

「なっ」

ぶっ叩くっ。

ガッ

「ははははははははははははははっスコップかよっ」

クロスボウでけ止められる、殺せ殺せ殺せ。なので勢いで押しき。

「ほーらよリボルバー」

そいつはクロスボウを手離なし、リボルバーを抜く、こっちはスコップを振り切り、頭の辺りに銃口が向いて。

「死ねっ」

だから、無理矢理、を。

「はぁっ」

捻るっ。

「何で避け」

それは弾切れなのか次弾は撃たずに、呆けた顔を。スコップで打ち抜いた。

「なまったかな」

倒れ混んだそれの顔からスコップを引き抜き、斎藤たちと合流するために急いだ。

    人が読んでいる<50日間のデスゲーム>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください