《50日間のデスゲーム》帰路44day
「待ってくれってなんだよ、急げよ、ただでさえ遅れてるんだよ」
「はぁはぁはぁ待ってくれ」
紗枝のもとに帰るため急いで帰ってきていたのだが振り向くと八木を擔いだ刀持ちしかいない。
「あれなんでついてこない」
「はぁはぁはぁ速いからついてくだけでも辛いのに」
荷も最低限度以外持ってやってるし、休憩も挾んでいる、これでもゆっくりと來てるのだ。
「いったいどこからそんな力が」
「むしろなんでそんな力がないんだ」
刀持ちが文句を言うので無視しつつ待ってやると遅れて斎藤たちが合流する。
「井上速すぎる、焦ってるのはわかるが」
「わかってるなら待たせるな」
なんかもう全員バテバテだが、行程の半分は過ぎた。
「こんなところで休んでたら」
「ここら辺はこちらの勢力圏だから大丈夫だ」
「なら後はいいな」
勢力圏ならば放置しても大丈夫だろうし、そもそも自己責任で何とかしろよと思う。
「はぁっ」
「急いでんだよこっちは」
紗枝に殘した手紙には泊まると書いていない、つまり遅れているのだ、紗枝を不安にさせてしまっているのだ。それは許されることではなく、許されても自の気持ちがそれを許したがらない。つまるところ早く帰って謝りたいのだ。けどまぁ頼まれたからここまでつれていたのだが、もういいだろう。
「と言うわけで」
「待てっ」
止めようとする斎藤の手を振り切り紗枝のもとへと。
「邪魔だぁぁぁぁぁ」
大通りに放置された車のしたから現れたゾンビの頭を踏み潰しながら走る。
車の上を走るほどの量はないのでゾンビを避けられないが數も減ってきてるので真正面からやりあっても問題はないだろうと、そういった思いで走り続けた。
右目を無くした少年の戀のお話
事故で右目を失った少年『春斗』は 高校三年間でどう生きるのか─ 卑屈な少年ととにかく明るい少女の戀の物語
8 59ボクの彼女は頭がおかしい。
「その消しゴム拾ったら、彼氏になってもらうけど大丈夫?」 「へ…?」 ある日突然、パーフェクト美少女に告白された普通すぎる高校生の僕。 クレデレ系(※)ヒロインに振り回される日常を、ゆるゆる描寫のオンパレードでお送りします。 つまりはラブコメです。はい。 ※クレイジー×デレ
8 150視線が絡んで、熱になる
大手広告代理店に勤める藍沢琴葉25歳は、あるトラウマで戀愛はしないと決めていた。 社會人3年目に人事部から本社営業部へ異動することになったが… 上司である柊と秘密の関係になる 今日も極上の男に溺愛される 「諦めろ。お前は俺のものだ」 本社営業部 凄腕マネージャー 不破柊 27歳 × 本社営業部 地味子 藍沢琴葉 25歳 本編 20210731~20210831 ※おまけを追加予定です。 ※他サイトにも公開しています。(エブリスタ)
8 1077 Start
「傲慢」「強欲」「嫉妬」「憤怒」「色欲」「暴食」「怠惰」7つの欲望が交錯する青春ラブストーリー。
8 175腐男子先生!!!!!
全編完結いたしました。 また會いましょう。 ごく普通の腐女子と、ごく普通の腐男子が出會った。イベント會場で。 ただひとつ、ごく普通と違ったのは、二人は高校の教え子と教師だったの……でした。 2018年3月、高校卒業とともに、完結。 卒業おめでとう。 そして、ありがとう!!!!! 同タイトル書籍化→ビーズログ文庫アリスさま コミカライズWEB連載→ジーンピクシブコミック様
8 87嫁入りしたい令嬢は伯爵の正體がわからない
男爵令嬢のコノエはある伯爵のお茶會に參加していた。 しかしニコラス伯爵を名乗る人物が三人いて…? 誰がニコラスなのかわからないまま、大勢の令嬢達との殺伐としたお茶會がはじまった。 主人公が伯爵を考察していく言葉遊びのような話なのでふんわり読んで頂けたらと思います。
8 168