《50日間のデスゲーム》レミソラ45day

「助けてくれよっ」

男はそうぶが、いったい何をいっているのだろうか、菜々がこれを殺したいのなら、當たり前に引き渡すだけなのだが。

「どうしようか」

「足潰すのは」

「ひっ」

「いやもしさ健全ながいいって話ならそれはそれでダメじゃない」

「それもそうね」

「ひっそれは」

男はなにか言いたそうだが気にしない。そもそも助ける気は全くないのだ。そりゃあこれまで知り合ったやつなら助ける気はあるがそもそも知らない相手だ、助ける気なんてないし、菜々が狙っているなら殊更ない。だから男が逃げようとしていたがスコップで壁を叩きつける。いい音がする。

「ひっ」

男は足を止める。

「面倒くさいから逃げるな」

音につられてゾンビが來れば倒すが紗枝の方を見ると首を橫に振る。來る気配はなさそうだ。しばらく待つと外を見ていた紗枝が。

「あなた、來た」

「來たか」

「くそっ、しね」

「うっしょ」

男が抵抗しようとしていたのでまた倒し今度は足で押さえ込む。

「はぁ」

「あなたそろそろ來るわ」

玄関が開く音そしてかけ上がる足音、そして。

「師匠っ」

「ソラ旦那さんの足下に」

「いたっ」

「はぁはぁはぁ、速いよふたりとも」

菜々とレミソラが。

「師匠の旦那さんそれ殺す」

「いや狙ってるのは」

「私たち」

「まぁ前も殺そうとしてたけど」

思い出した、と言うよりもレミソラの反応で思い出したのだがこいつはレミソラの復讐の相手だったと思う。

「ちゃんと殺せなかったからね」

「今度はちゃんと殺さないと」

レミソラが笑みを浮かべる。

「どうやって殺そうか」

「まずけないようにしないと」

「なら、あっごめんね菜々、荷持ってもらって」

「ううん、友達だから手伝うよ」

菜々が見たことのないリュックを下ろすとそこには。

「ひっ」

丸のこが。

「師匠どうする」

「まず足と手を撃ってからにしないと」

「そうだね」

レミが笑みを浮かべながら男の手足を撃ち抜く。

「あ 」

「うるさい」

元を踏みつける。

「あっ、けど旦那さんなら仕方ないか」

「うんでこの」

「あなたどうする」

「ここにいても仕方ないから食べ探しの続きしようか、菜々は」

「パパとママと一緒にいく」

「レミソラはちゃんと夜までに帰ることよしじゃあ後で」

レミソラに男を任せ、食べ探しを再開した。

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