《50日間のデスゲーム》殘弾46day

立ち話もなんなので中にれ話を聞く。のだが。

「どういうことでしょう」

その男は震えている、もしかしたら補給を前提としたプランだったのかもしれない。

「どうもこうももうまともに食べられるものなんてないんじゃないか」

し考えてみるが電気が止まり大分経った、つまり生は食えないもしくは食べてはいけない狀態に化していると行っても過言ではない。そして缶詰レトルトの類いは手軽に食べられるものとして消費されてきた、それがこの周囲で盡きたのか見つけられない、ならば他に食べられるものを探さなければならないのだが。

「米とかは」

「避難者達に分け與えてもうほとんど殘ってない」

「見捨てればよかったのに」

「うーん、ならなぁ」

紗枝の呟きは実際その通りであるのだが置いといて、もはや加工しなければ食べられないものしか殘ってないのかも。

「パパ、ママ、ドックフードとかは」

「それももう食べ盡くしてしまった」

「食べたんだ」

まあ最悪の事態になれば食うつもりだったが、食べてしまったと聞くとなんだか微妙な空気が漂う。

「まあそれはいい」

「いいのかよ」

「最悪食べなくても死にはしない、だが問題は別にある。なあ弾はあとどれだけ殘ってる」

聞かれて思い出す、弾の數を數え忘れていたと。

「あれいくら合ったっけ」

「數えてなかったわね」

と言うわけで數えてみる、俺はリボルバーの弾が70発にショットガンの弾が7発、紗枝は拳銃の弾が53発にショットガンの弾が13発、菜々が拳銃の弾が75発。

「すごい」

「レミソラは」

端の方であまりいていないふたりに聞いてみる。

「ごめん全部使っちゃった」

「うん」

ふたりとも0とのことだ。

「ってことだから」

「ない、もう弾はほとんど殘ってない」

「えっ」

驚く、さすがに使いすぎたろう。

「だからどこかに弾が」

「いや知らないよ」

そこで思い出す。

「あれけど石井のヤツから仕事で軍事基地に突っ込んだけどその時」

「あそこはもう無理だ、あそこはゾンビに支配されてるし石井のやつも」

「どうかしたのか」

めんどくさいことになっているかもしれないと聞いてみるが。

「ああ、石井のやつもおかしくなりつつある、はぁ軍人連中も本部に立てこもってるしどうしたもんか」

「へぇ」

もしかしたらそこに食べやら々あるかもしれない、が面倒くさいのでどうでもいい。

「くそっ全員で協力するんじゃないのかよはあ、と知らないんだな」

「ああ知らない」

知らないものは知らない、が方法はなくない、襲えばいいのだ敵を。まあそれを伝えるのは酷だろうから伝えず、そいつが出ていくのを見送った。

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