《50日間のデスゲーム》確保49day
ついに、ついに俺達はここにたどり著いた。
「スタンバイ」
前には4人の軍人さんが。
「確保だからな」
「やっとあいつを捕まえられる」
橫にはこれまで生き抜いてきた鋭達が。
「これで終わるんだよね」
「そうね」
そして脇にはこれまで生き抜いてきた仲間が。
「誰か合図をくれ」
「ここは一番年下で」
「えっ、じゃあお願い」
「俺がか」
俺が突の合図を任される。ちょっと考え、口を開く。
「大切な人を失ったかもしれないし、たくさんの命は確実に失った、けどここで、これで終わりにしよう」
この事件の前にあった人達の顔が思い浮かぶ、その大半は死んでしまっているだろう。この事件後に知り合った人たちの顔を思い浮かべる、死んでしまった人も多い。だがこれから向かう先にいるであろう犯人は決して殺してはいけない、どれだけ憎くても、どれだけ殺したくてもだ。その思いをに。
「ゴーっ」
「っうらっ」
軍人のひとりが管理人室と書かれたドアを蹴破り、他の軍人が中に拳銃を向ける。
「クリア」
そこは階段だった、といってもそれほど深くなくすぐしたにまたドアが。そのドアは鉄製だ。
「下がってくれ」
軍人のひとりは言うと、別のひとりが白い板を押し付ける。そして離れると。
ドンッ
と言う音と共にドアが倒れ。
「突」
「くなっ」
突した軍人が誰かに銃を向けていた。そして打撃音。そして軍人達に連れられて出てきたのは。
「はっ有名人が勢揃いか」
白を著た男だ、寫真しか見たことはないが。
「はいはい、君たちの勝ち」
「ふざけるなっ最後に何をしたっ」
「なーんも、ただちょっとこの辺りにゾンビが來るように仕向けただけさ」
「たっ助けてくれぇ」
騒がしくなる。
「くそっゾンビが大量に來てるぞ」
「逃げるしか」
「頑張ってくれたまえ」
「お前はっ」
「私は怖くないさ、君たちのせいで死ぬことは決まったんだからなっ」
「もめてる場合か逃げるぞ」
「逃げるったって」
「上に逃げろっ」
そして。
「家に來てんじゃねぇよ」
「あなたみんな殺そう」
「おいちょっと待てよ」
朝っぱらに起こされると部屋に人はいるわ、下はゾンビだらけだわで、相當に機嫌が悪い。しかも。
「誰そいつ」
知らない白が。
「私は」
「そいつから殺してゾンビに食わせれば黙って出てくんじゃない」
「パパ、ママ、はい」
「おっそれいいな」
菜々がスコップを手渡してくる。
「井上、やめてくれこいつは」
「ならなんで朝の5時にどたばたと音をたてられて起こされたか説明してくれ」
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■電子書籍化されました レーベル:アマゾナイトノベルズ 発売日:2021年2月25日(1巻)、4月22日(2巻) (こちらに投稿している部分は「第一章」として1巻に収録されています) 夫に浮気され、結婚記念日を獨りで過ごしていた林原梓と、見た目は極道の変わり者弁護士桐木敬也が、些細なきっかけで出會って、夫とその不倫相手に離婚調停を申し立て、慰謝料請求するお話。 どう見ても極道です。本當にありがとうございました。 不倫・離婚がテーマではありますが、中身は少女漫畫テイストです。 ■表紙は八魂さま(Twitter→@yadamaxxxxx)に描いて頂きました。キラキラ! →2021/02/08 井笠令子さま(Twitter→@zuborapin)がタイトルロゴを作ってくださいました。八魂さまに調整して頂き、表紙に使わせて頂きました~ ■他サイトに続編を掲載しています。下記をご參照ください。 (この作品は、小説家になろうにも掲載しています。また、この作品を第一章とした作品をムーンライトノベルズおよびエブリスタに掲載しています) 初出・小説家になろう
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