《50日間のデスゲーム》捕虜49day

イライラがたまっている。

「と言うわけで確保してきたんだが、ゾンビがな」

斎藤の話は聞いたが、わかったことはひとつ。

「こいつのせいで紗枝は危険に曬されたんだな」

「ま、まぁ」

「なら殺すか」

「ひっ」

「待てこいつ殺したら」

イライラしてるが知ってる、こいつ存在事態が出するための唯一の手段だということを。

「知ってる」

「けど破壊するのはいいでしょ」

「はいパパ、ママ、バール」

「はぁ師匠はいつも過激なんだから」

「止めないとダメじゃない、どうでもいいけど」

だが手足を破壊するくらいは問題ないはずだ。

「まぁ知ってるが、壊す」

「壊すなっ、と言うより外のゾンビを」

「ここにってくる手段は塞いだし、1日くらいは持つよ、だから破壊して黙らせる」

そうしてしまえば、後はどこかに転がしておけば。外がうるさい。

「あぁっ、なんだよ、外でなにやってるんだ」

「それは、そのなんだ、はははっ」

「あなた玄関が叩かれてる」

「まさか」

「はははははははははっ」

腕なんかを潰すまえに、外の様子を玄関の扉の覗きを覗くと。

「バカじゃねぇのか」

そこにはゾンビが、それもうじゃうじゃと。

「悪い、制圧された」

「だから人は嫌いなんだ」

本音がれる。

「この場所確保するのでどれだけ困ったと思う」

「悪かったと」

「思ってるならどうにかしろ」

とは怒ってみるがどうしようもないのだ、目の前にゾンビがいるのだから。

「はぁ」

怒り聲に反応してかゾンビが騒がしくなる。それにともないむなしくなってくる。そんな想いのまま戻り告げる。

「この建を捨てる」

「あなた、それは」

「紗枝との大切な家だけどそれよりも紗枝の方が大切だし」

家なんかよりも思い出よりも、紗枝の今の方が大切だ、それは當たり前でしかない。だから捨てる。そう告げると行は早い方がいい。

「紗枝、必要最低限のものを」

「用意できてる」

「よしなら」

とそこで止められる。

「おい、俺達はいいとしても他のやつは」

「知るか、死んでろ」

學生に止められるがそれを斷る、なぜ他人のために死ななければならないのか。そもそもミスったやつらが。

「全部そいつが」

「ひっ」

「こいつがなんかやったって、襲われて死ねばここまでの被害にならなかったんだろう」

「仕方ないだろう、目の前で人が」

「じゃあお前が代わりに死ね」

拳銃を突きつける。

「はははっこれこそが」

「うるさいっ」

「ひっ」

「やめろっ」

「お前らもだ」

「ダーリンは」

「パパ、ママ」

學生、狐達と銃を突き付け合い、捕虜は紗枝が銃を突き付ける。

「はぁこいつら」

「それで斎藤さん、どうするの」

膠著したなかで斎藤達が話し合っていた。

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