《50日間のデスゲーム》飛び越し50day

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「くそっ」

狐の隊長がぶ、正直うるさい。

「落ち著けって」

「はぁはぁはぁ、すまない」

「焦るのはわかるが、と言うか兵士なんだろう、兵士はいつでも冷靜沈著なんだろう」

「兵士でもな、ここまで來るとびたくなるもんだ」

「ならリーダー次の作戦ではガンガンんで」

「こんな作戦二度と起きないさ」

なんかいいじのドラマを繰り広げているのだが。

「でどうするの」

ビルに飛び込んだまではよかったが、隣のビルに移る手段がないらしいのだが。

「全く無計畫だなぁ」

「そんなこと言ってないで、井上さんもなに考えてよ」

「普通にビルの屋上から飛び移れば」

何を當たり前なことをいっているのだろうか。

「そんなことが全員できると」

「できなそうな菜々とレミソラは投げ飛ばして貰うとしても殘りは跳べるだろう」

「ここのビルが何階立てだと」

「えっじゃあ、殘れば」

飛べなければ殘ればいいだけなのだ、何をいっているのだろうか、こいつらの考えが理解できない。

「………………仕方ない、行くしかないか」

「おいそれ僕もしなくちゃ」

「黙ってろっガムテープ持ってきてこいつの口を塞いでおけ」

捕虜の口に布を突っ込みその上でガムテープで塞ぐ、そのうち使えそうな口の塞ぎ方だ。それはそうと屋上を飛び移るために階段を上がり、屋上に出ると。

「ひっ」

「それなりに近いから行けるか」

「あっ、あの本気で」

隣のビルの屋上とは細い通路はさんで同じ高さだ、フェンスなんかは腰の高さまでしかないから、普通に。

「えっ」

飛び越す。

「あなた」

紗枝も。

「パパ、ママ」

菜々もレミもソラも飛び越し、先に。

「行くしかないか」

「そもそも下のゾンビどもを引き離すまではこっちだしな」

「えっ、えっ」

進む続けるのであった。

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