《50日間のデスゲーム》タイムリミット50day

「おいっ、おいっ、おいっ目を開けてくれよ」

俺の目の前には訳のわからない狀況が広がる、いや訳ならわかる、理解はしたくない。

だがしなければならない。

梨華が撃たれた。

撃たれた、ただただ撃たれた。

「いの、う、え」

「梨華っ」

「よかっ、たぁ」

は流れ止まらない。

「おいっくそっ無事」

「無事なわけ」

「なんだこいつ」

「雇い主さんよこっちだ」

「あ、ああ」

「くそっくそっぐはっ」

「化けめっ」

昴隼人が逃げていく、は止まらない。

「落ち著けっ」

毆られる叩きつけられる。

「いいか聞けっ」

目の前にはFOXの隊長さんとその部下。

「彼を助ける手段はある」

が指した気がする。

「簡単だ10分以に奴を捕らえる」

「隊長それっ」

「黙ってろ、聞けっ、見立てだが彼は持って30分、だが救助ヘリに乗せて治療可能なところにいくまで最長20分、ヘリが來るまで10分、だからこれがラストチャンスだ」

「隊長そんな事したら」

「ここで奴を逃がせば、どちらにせよ我々の敗けだ、ヘリが來るまでの10分以に奴をとらえろ」

梨華を見る、手を見る、覚悟なんかもう出來ていた。

飛び出す。

そこにはもはや噛みつくだけのゾンビがいた。そんなものは気にしてはいられない、ましてや銃弾なんては更に気にしてはいけない。それに銃弾は銃口の先にしか飛んでいかない。ならば銃口から即座に外れれば當たらない。ためらって足を止めるから死ぬだ、足を止めてる暇はない。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお」

狙いは昴隼人ただひとり、それ以外はすべて興味はない。

「きさ」

目の前に飛び出してきた兵士の頭に矢が刺さる。

「行けっ」

「行って」

「く」

「はいここは行き止まりっ、援護」

「分かってる」

今度は斎藤さんたちが援護にはいる。

謝はあとで伝えよう、後はヘリに乗り込もうとする。

「ま」

パンっ

ドサッ

「ここまでだったなガキ」

「くっ」

刀を。

パンっ

「おっと危ない」

落とし、蹴り飛ばされる。

「よし早く出せっ」

「これで出出來るんだろうな」

「ええ、まあ我々の仲間が大勢死んだので追加料金がかかりますが」

見たのはヘリに乗り飛び去っていく、やつの姿だった。

    人が読んでいる<50日間のデスゲーム>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください