《私たちだけ24時間オンライン生産生活》38. ポーション味比べ
そのうち、一般プレイヤーも大挙して、デルタ町に押し寄せてくると思われる。
その時のために、ポーションを量産しておきたい。
今は15日目の午前11時だ。
先ほど、ヒカリちゃんから、警ら隊と一緒にトカゲを突破し、無事にデルタ町に到著したと連絡があった。
私はおじいさんの家の場所を畫像で送信しておいたので、もうじき來るだろう。
玄関にピンポンはないので、ベルが付いていた。
チリンチリンと高い鐘の音がなった。
「はろーはろー。ヒカリちゃん」
真っ先にクルミが迎えに行った。
「えっとクルミお姉さんこんにちは。ミケさんとサクラさんも、こんにちはです」
「えー。いっつもわたしの名前だけ、思い出すときの『間』があるよね!」
「すみません。なぜかすぐ出てこないんです」
おじいさんとおばあさんは奧の応接間で、晝食を用意して待っていた。
ヒカリちゃんは、茶ウサギのマイケルを抱いていた。
「僕もいるよ。みなさま、こんにちは」
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マイケルも挨拶してくれる。
続いて、メイドのコマチさんとリアルおじいちゃんのイナホさんがってきて、挨拶をする。
の大きい警ら隊もってきたので、私が護衛任務をねぎらう。
「護衛のお勤めご苦労様」
「仕事ですから當然です!」
「「「仕事ですから當然です!」」」
びしっと整列して敬禮をしてくる。すこし、いや、だいぶ暑苦しい。
それにしても、もはや仕事なんだ。実は雇われているとか? まあいいや。
揃いのウサギとオオカミの帽子が可らしい。
ちなみに、おじいさんもオオカミさん帽子だった。
全員で、応接間で晝食會となった。
さすがに2+3+3+4で12人だと狹い。
全員は座れないので、立ったまま、テーブルにあるサンドイッチを手に持って食べる。
ヒカリちゃんは、道中の冒険談を話してくれた。
リーダーのアルクはタコに盾を取られたうえ、手攻めにされ、電撃も食らって涙目になっていた。
他の人たちが必死に攻撃して、なんとか倒したものの、リーダーは盾役の自信がなくなった。
その後もタコ戦のときは、後方から見てるだけというけないリーダーだった。
トカゲ戦では見事に復活し、盾を構えて果敢に攻撃をけ止めて、威厳を示す。
マイケルは後方から杖なしで、アイスブリーズを短詠唱で攻撃して、敵を直させて活躍。
魔法使いのシロガネはマイケルと張り合う。
Lvからいくと、マイケルの方が弱そうだけど、どちらも同じぐらいだったようだ。
食後に、ポーションの試飲會を開いた。
量産するにあたって、どれが売れるか調査したい。
まず最初にリーダーのアルクに聞いてみた。
「俺はブドウ味が好みかな」
次はヒカリちゃんに聞いてみる。
「私はやっぱりツグミ味が好みだよ」
警ら隊の3人にも聞いてみた。
「「「もちろんツグミ味です」」」
案の定ヒカリちゃんの意見優先だった。
コマチさんに聞いてみたところ以下の通り。
「私はどれも、それなりに好きです」
イナホおじいさんは自分の意見を言った。
「わしはそうだな、日本茶に近いから渋み控えめかな」
意見が分かれたので、どれも同じぐらいの數用意しよう。
そもそも、ここに集まったメンバーはHP用ポーションを必要としてなかった。
優秀な白魔法使いのヒカリちゃんがいる。
警ら隊はショップへ薬草と瓶を買い出しに行ってくれた。
ヒカリちゃんはお晝寢だそうだ。サクラちゃんの部屋で今は寢ている。
空き時間に私たちとコマチさんとイナホおじいさんとで、革なめしの講習をけていた。
トカゲとウサギの皮(茶)がし殘っていたので利用する。
事前に現実の皮なめしのサイトなども參考に確認したけれど、ものによってはグロ注意なので、気を付けてください。
私はちゃんと注意しましたからね。知りませんよ。
皮なめしは皮の主分であるコラーゲンに油やクロム、タンニンをしみこませることで、コラーゲンの質が変化し、皮が腐らなくなって、皮をらかくしたりもできる。
らかいかどうかは、薬品によって違っていて、靴や鞄で使う革はいほうがいいみたいだ。
まずゲームの材料の皮は、っているじの皮で、なぜかすでに四角い形をしていて、だった痕跡は皮の表面にが生えているという程度だった。
それでゲームの皮なめしはというと単純化されていて、薬品を塗って、乾かしておしまい。
最初に皮の表面を削ったりする作業が皮なめしのイメージだと思うけれど、そこは大幅に省略されている。
薬品は「皮なめし薬」なるものが売っていて、それを使う。
中不明。説明にも書いてない。
きっとこのゲームの事だから、製造方法自はどこかに存在するだろう。
そんなじで、まんべんなく薬を塗って、待ち時間を消化した。
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