《私たちだけ24時間オンライン生産生活》44. ウシ戦
せっかく服を買ったけど、まだ鎧姿のまま行する。
私は首にチョーカーとペンダント両方を付けていることになる。
両方とも裝備枠に表示されているので、問題ないみたいだ。
お晝ご飯は要らないとおばあさんに言ってあるので、中央広場にあるウサギの串の屋臺で食べることにした。
いつものように私とサクラちゃんは2本、クルミは3本も食べた。
お隣の冒険者ギルドに寄る。
作したポーションをプレイヤーに売らずに、冒険者ギルドに持ち込んでみた。
「見たことない商品ですね。殘念ですがポーション(渋み控えめ)とツグミ味、ブドウ味は商品リストに掲載されていないので、買取できません」
いつものお姉さんだったけど、お役所仕事なのか査定ができないのでダメだった。
プレイヤーも數だけど町ですれ違ったりするので、居ないわけでは無いみたいだ。
プレイヤーかどうかは、初心者の鎧類を著ているかどうかで判斷しているから違うかもしれないけど。
もうししたらプレイヤー相手の店で売ろう。
気を取り直して、ギルドで教えてもらった、次のターゲットを試しに狩りに行く。
街をし離れて南東方向だ。
ウサギ地帯が終わるとトカゲ地帯がある。
トカゲ地帯は適正レベルなので、そこでもかなり戦闘し甲斐があった。
そこを抜けると新モンスターがいる。
モンスター「ウシ(オス):Lv15」とモンスター「ウシ(メス):Lv13」だ。
近くにはオス牛が1匹いて、離れたところにも數匹とメス牛が1匹見える。
のは黒に近い茶のようだ。
どちらもオオオオカミよりも大きい普通の牛サイズだ。若干オスの方が大きい。
オス牛はがっちりした格で、大きな角がある。
「これは強そうですわ」
「んー。ゆっくり接近しよう」
タンク裝備のサクラちゃんでも、躊躇(ちゅうちょ)するようだ。
クルミとサクラちゃんは相手を刺激しないように慎重に間合いを詰めていく。
私はその間見學する。下手に先制攻撃しても、こちらをターゲットに突進されたらたまらない。
2人はかなりオス牛に近づく。
もうすぐ槍の間合いまでくるところで、牛が頭を下げて、サクラちゃんの盾に突撃してきた。
サクラちゃんは弾き飛ばされて、もちをついている。
「サクラちゃん大丈夫?」
「ええ、なんとか。おが痛い程度ですわ」
どうやら大丈夫みたいだけど、HPは3割ぐらい減っている。
牛はサクラちゃんを突破してこっちに來たので、私はあわててクルミの後ろ側に逃げた。
その間にサクラちゃんが初心者ポーションのあまりを取りだして飲んでいた。
私はロザリオに持ち替えてヒールを唱える。
ポーションは全量回復まで1分かかるので、私のヒールが先に1割位回復させている。
「わたしに、おまかせよ」
クルミがオス牛の正面で槍を構えて2、3撃突きいれている。
サクラちゃんのHPも回復してきて、剣を構えて加勢する。
「牛さんは盾で守らないで、避けた方がよさそうですわね」
「うしは頭を下げると突撃してくるみたいだね」
2人は果敢に、剣と槍で切りつけたり、突き攻撃をしてダメージを與えていく。
私は真正面を開けてもらい、アイスブリーズを叩き込む。
凍結効果はないみたいなので、ファイアショットに切り替えて、ダメージ力重視で攻撃する。
何回か牛は頭突き攻撃と突進をしてきて、そのたびに向きが変わって、私は2人の後方だけど正面側に移するのを繰り返す。
サクラちゃんは牛のきを覚えたようで、最初の一撃以來は突進は回避して頭突きは盾でガードして、ダメージを食らっていない。
牛はかなりHPが高いのか3人でかなり攻撃をしてやっとで倒すことができた。
【書籍化決定】ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた~夢のような生活が始まると思っていたけど、何か思ってたのと違う~
【書籍化が決定しました】 都內在住の大學3年生、天童蒼馬(てんどうそうま)には2人の『推し』がいた。 一人は大手VTuber事務所バーチャリアル所屬のVTuber【アンリエッタ】。 もう一人は大人気アイドル聲優の【八住ひより】。 過保護な親に無理やり契約させられた高級マンションに住む蒼馬は、自分の住んでいる階に他に誰も住んでいない事を寂しく感じていた。 そんなある日、2人の女性が立て続けに蒼馬の住む階に入居してくる。 なんとそれは、蒼馬の『推し』であるアンリエッタと八住ひよりだった。 夢のような生活が始まる、と胸を躍らせた蒼馬に『推し』たちの【殘念な現実】が突きつけられる。 幼馴染で大學のマドンナ【水瀬真冬】も巻き込み、お節介焼きで生活スキル高めの蒼馬のハーレム生活が幕を開ける。
8 197【電子書籍化】退屈王女は婚約破棄を企てる
☆2022.7.21 ミーティアノベルス様より電子書籍化して頂きました。 「婚約を破棄致します」 庭園の東屋で、フローラは婚約者に婚約破棄を告げる。 ほんの二週間前、「婚約破棄してみようかしら」などと口にしたのは、退屈しのぎのほんの戯れだったはずなのに――。 末っ子の第四王女フローラは、お菓子と戀愛小説が大好きな十五歳。幼い頃からの婚約者である公爵家の嫡男ユリウスを、兄のように慕っている。婚約は穏やかに続いていくはずだった。けれど、ユリウスが留學先から美しい令嬢を伴って帰國したその日から、フローラを取り巻く世界は変わってしまったのだった――。 これは、戀を知らない王女と不器用な婚約者の、初めての戀のお話。 *本編完結済み(全20話)。 *番外編「婚約者は異國の地にて王女を想う」(全3話)はユリウス視點の前日譚。 *番外編「『綺麗』と言われたい王女と『可愛い』と言いたい婚約者」(全3話)は本編から約2ヶ月後のフローラとユリウスを描いた後日譚です。
8 132【書籍6/1発売&コミカライズ配信中】辺境の貧乏伯爵に嫁ぐことになったので領地改革に勵みます
身に覚えのない罪を著せられ、婚約者である第二王子エルネストから婚約を破棄されたアンジェリクは、王の命令で辺境の貧乏伯爵セルジュに嫁ぐことになった。エルネストに未練はないし、誤解はいずれ解くとして、ひとまずセルジュの待つ辺境ブールに向かう。 初めて會ったセルジュは想定外のイケメン。戀など諦めていたアンジェリクだが、思わずときめいてしまう。けれど、城と領地は想像以上に貧乏。おまけになぜかドラゴンを飼っている!? 公爵家を継ぐために磨いた知識でセルジュと一緒にせっせと領地改革に勵むアンジェリクだったが……。 改革を頑張るあまり、なかなか初夜にたどりつけなかったり、無事にラブラブになったと思えば、今後は王都で異変が……。 そして、ドラゴンは? 読んでくださってありがとうございます。 ※ 前半部分で「第1回ベリーズファンタジー小説大賞」部門賞(異世界ファンタジー部門・2021年4月発表)をいただいた作品ですが、他賞への応募許可を得た上で改稿加筆して応募タグを付けました。 ※ 2021年10月7日 「第3回アース・スターノベル大賞」の期間中受賞作に選んでいただきました。→2022年1月31日の最終結果で、なんと大賞に選んでいただきました! ありがとうございます! 加筆修正して書籍化します! 2022年6月1日 発売予定です。お迎えいただけますと出版社の皆様とともにとても喜びます。 コミカライズも配信中です。 どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
8 136スキルリッチ・ワールド・オンライン~レアというよりマイナーなスキルに振り回される僕~
友人に誘われてVRMMOを始めた主人公だが、キャラクタークリエイトの場面でいきなり妙な――確かにチートっぽくはあるのだが、行動する上で大きな制約を課せられる――スキルを押し付けられてしまう。これも一興とばかりにそのままゲームを楽しむ事に決めた主人公だが、このユニークスキル「スキルコレクター」は微妙なスキルばかり集める傾向があって……。 ユニークスキルの呪い(?)でポピュラーなスキルの入手がほぼ絶望的となった主人公は、否応なく道を外れたプレイを強いられる。清々しいまでに開き直った主人公の行動に振り回される運営スタッフ。そしてゲームの進み方は、運営スタッフの予想から徐々に外れ始める……。 殘酷描寫とR15は保険です……多分。 少し短めの話が多いです。 書籍版(全一巻)とコミカライズ版が幻冬舎コミックス様から、それぞれ11月29日と24日に発売になりました。コミカライズ版2巻は7月24日発売の予定です。電子版も同時発売です。
8 149とある素人の完全駄作
限界まで中二病っぽく設定を盛った自分を、「とある科學の超電磁砲」の世界にぶっ込んでみた、それだけの超駄作小説。 P.S.白井黒子の出番が少ないです。黒子好きの人はご注意下さい。 主人公はCV:梶裕貴or高山みなみでお願いします。
8 126異世界転生の能力者(スキルテイマー)
ごく普通の高校2年生『荒瀬 達也』普段と変わらない毎日を今日も送る_はずだった。 學校からの下校途中、突然目の前に現れたハデスと名乗る死神に俺は斬られてしまった… 痛みはほぼ無かったが意識を失ってしまった。 ________________________ そして、目が覚めるとそこは異世界。 同じクラスで幼馴染の高浪 凜香も同じ事が起きて異世界転生したのだろう。その謎を解き明かすべく、そしてこの異世界の支配を目論む『闇の連合軍』と呼ばれる組織と戦い、この世界を救うべくこの世界に伝わる「スキル」と呼ばれる特殊能力を使って異変から異世界を救う物語。 今回が初投稿です。誤字脫字、言葉の意味が間違っている時がございますが、溫かい目でお読みください…。 作者より
8 97