《私たちだけ24時間オンライン生産生活》49. 試し打ち
私とヒカリちゃんとコマチさんで、教會を後にして試し狩りをすることになった。
パーティーはチームドングリ固定のを組んだままなので、私側のパーティーとヒカリちゃん達のレイド構にしてある。
ちなみにヒカリちゃんのパーティーはヒカリちゃんがリーダーで「お米券」というパーティー名だった。
リーダーがヒカリちゃんなのは、おじいさんと2人で行することもあるからだ。
草原に戻り、まずは草原ウサギに対して新魔法のお試しをする。
「エンジェルブレス」
ヒカリちゃんがステータスアップ魔法を掛ける。
私たち全員のが最初発したと思ったら、徐々に収まって行った。
視界の隅にステータスアップのバフのアイコンが表示されている。
表示によると効果時間は20分ぐらいみたい。
「ライトランス!」
私は単攻撃白魔法を短詠唱する。まだ長い詠唱は決めていない。
敵の斜め上からの槍が発生して突き刺さる。
私は2回の攻撃で倒すことができた。ヒカリちゃんのライトランスでは草原ウサギは一撃だった。
コマチさんとマイケルは前に控えているけれど、とくに出番はなかった。
続いて新しい草原ウサギ相手に、範囲攻撃魔法を試す。
コマチさんにウサギを2匹連れてきてもらって、ヒカリちゃんが試し打ちをする。
「ゴッドレイ!」
今度は槍ではなく、そのものが上から注いでいて敵の周りを明るくする攻撃だった。
が降り注ぐだけでなく、敵の周りにの粒子が発生しては消えていく。
すごくきれいで幻想的だった。
まさにヒカリちゃんの名前にふさわしい攻撃で、名はを表すというじである。
こちらもウサギは一撃だった。
「なんか余裕だね」
「そうですね。せっかくですからトカゲ狩りしていきますか」
「お嬢様に賛ですわ」
そのまま、ウサギを軽く狩りをしながら移してトカゲゾーンまでくる。
「前衛はお任せください」
コマチさんがを張ってくれるみたいだ。
トカゲの正面にコマチさんが素早いきで短剣で切りつけたり、尾攻撃を避けたりする。
その後ろ側から私の火魔法、ヒカリちゃんの魔法、マイケルの氷魔法が次々とトカゲを襲い、クルミたちと戦闘したのと変わらないような時間で片づけることができた。
なおドロップ管理はコマチさんだ。
マイケルはプリンドロップの「錆びた銅の杖」を使っていた。マイケルより杖の方が長い位で、ちょっと使いにくそうだ。
私は結局まだ魔法はあんまり強くないみたいなので、せっかくロザリオを買ったけど、試し打ち以降は火力重視の火魔法を使っている。
今日帰ったら、2人とも相談してどうするか決めようと思う。
「よし、この調子でどんどんやろう」
MPが足りなくならない程度の頻度で戦闘を繰り返して、トカゲを流れ作業のように倒していく。
一人だったら複數回攻撃しないと倒せないので、MPもすぐに空っぽになってポーションなどが必要になるだろう。
3人の魔法が炸裂するので、晝間なのに花火大會みたいになっている。
赤、青、白の三構で、やっぱり白が特に綺麗。
コマチさんは以前は避けつつも多のダメージを負う覚悟でひたすら攻撃で攻めて、ヒカリちゃんのヒールで回復しながら戦うスタイルだった。
今はあまり深追いせずに、敵の攻撃を素早さで避けて防主で戦うことで、ヒールの回數を減らして、ヒカリちゃんに攻撃魔法の使用回數を増やす作戦にしている。
そのぶん、ヒカリちゃんの負擔は攻撃魔法と回復魔法のどちらを使うか見極める必要がでてきたので、以前よりプレイヤースキルがいる戦い方になった。
でもヒカリちゃんは賢い子なので、これ位なら別に負擔ではないようだ。
回復専門だったヒカリちゃんが、新魔法で現在の所最大火力かもしれないことになった。
私の火魔法もそこそこ強いと思うけど。
《書籍化&コミカライズ決定!》レベルの概念がない世界で、俺だけが【全自動レベルアップ】スキルで一秒ごとに強くなる 〜今の俺にとっては、一秒前の俺でさえただのザコ〜
【書籍化&コミカライズ決定!!】 アルバート・ヴァレスタインに授けられたのは、世界唯一の【全自動レベルアップ】スキルだった―― それはなにもしなくても自動的に経験値が溜まり、超高速でレベルアップしていく最強スキルである。 だがこの世界において、レベルという概念は存在しない。當の本人はもちろん、周囲の人間にもスキル內容がわからず―― 「使い方もわからない役立たず」という理由から、外れスキル認定されるのだった。 そんなアルバートに襲いかかる、何體もの難敵たち。 だがアルバート自身には戦闘経験がないため、デコピン一発で倒れていく強敵たちを「ただのザコ」としか思えない。 そうして無自覚に無雙を繰り広げながら、なんと王女様をも助け出してしまい――? これは、のんびり気ままに生きていたらいつの間にか世界を救ってしまっていた、ひとりの若者の物語である――!
8 166異世界転生の能力者(スキルテイマー)
ごく普通の高校2年生『荒瀬 達也』普段と変わらない毎日を今日も送る_はずだった。 學校からの下校途中、突然目の前に現れたハデスと名乗る死神に俺は斬られてしまった… 痛みはほぼ無かったが意識を失ってしまった。 ________________________ そして、目が覚めるとそこは異世界。 同じクラスで幼馴染の高浪 凜香も同じ事が起きて異世界転生したのだろう。その謎を解き明かすべく、そしてこの異世界の支配を目論む『闇の連合軍』と呼ばれる組織と戦い、この世界を救うべくこの世界に伝わる「スキル」と呼ばれる特殊能力を使って異変から異世界を救う物語。 今回が初投稿です。誤字脫字、言葉の意味が間違っている時がございますが、溫かい目でお読みください…。 作者より
8 97SNS仲間で異世界転移
とあるSNSオフ會で高校生5人が集まった。 そのオフ會會場、カラオケ屋のリモコンにあった「冒険曲」ではなく「冒険」の選択アイコン。その日、カラオケルームから5人が一斉失蹤を起こした
8 63俺、覇王になりました。
主人公の転道 覇道は全てに置いて卓越した才能をもっていた。とある中3の夏に寢ていると転生神によって転生させられてしまう。_これは主人公の覇道が最強になるお話です。_
8 70ぼっちの俺が異世界転生したら女性ばかりでハーレム!?
高校生2年生の孤堂 一真(こどう かずま)は、學校では友達がいないぼっちだった。 一真も友達と遊んでいるよりもアニメを見ていた方が楽しいと思うオタクだった。 ある日、自転車で學校から帰っていると突然曲がり角から車が走ってきて死んでしまう。 女神によって転生された先は、男女比率が1対9の世界だったのだ!
8 89殺しの美學
容疑者はテロリスト?美女を襲う連続通り魔が殘した入手困難なナイフの謎!--- TAシリーズ第2弾。 平成24年七7月8日。橫浜の港でジョニー・アンダーソンと合流した愛澤春樹は、偶然立ち寄ったサービスエリアで通り魔事件に遭遇した。そんな彼らに電話がかかる。その電話に導かれ、喫茶店に呼び出された愛澤とジョニーは、ある人物から「橫浜の連続通り魔事件の容疑は自分達の仲間」と聞かされた。 愛澤とジョニーは同じテロ組織に所屬していて、今回容疑者になった板利輝と被害者となった女性には関係がある。このまま彼が逮捕されてしまえば、組織に捜査の手が及んでしまう。そう危懼した組織のボスは、板利の無実を証明するという建前で、組織のナンバースリーを決める代理戦爭を始めると言い出す。ウリエルとの推理対決を強制させられた愛澤春樹は、同じテロ組織のメンバーと共に連続通り魔事件の真相に挑む。 犯人はなぜ3件も通り魔事件を起こさなければならなかったのか? 3年前のショッピングモール無差別殺傷事件の真実が暴かれた時、新たな事件が発生する! 小説家になろうにて投稿した『隠蔽』のリメイク作品です。
8 133