《外れスキル『即死』が死ねば死ぬほど強くなる超SSS級スキルで、実は最強だった件。》おまえを即死にしてやるから、僕を長生きさせてくれ! その⑤
それにしてもあまり好ましくない狀況だ。
腕も使えないし、武もない。
しくらいは手加減してほしい。
「さあ、ガキ。大人しく家に帰った方がのためだぜ」
「いや……帰る家もないんでね。それに、そこまで自分にに固執してるわけでもない」
「相変わらず良く喋るじゃねえか。なら、死んじまっても文句は言えないわけだな」
「良く喋るのが僕なんだから、死んだら文句を言うよ」
「屁理屈いってんじゃねえ!」
男は再び僕の方へ突っ込んできて、ハンマーを振る。
速い――けど、単調だ。
見た目から察するに、相手は冒険者の類をやってるんだろう。
冒険者の仕事は文字通り冒険することだ。
だとしたら、対人戦に慣れてるってわけでもない。
その隙を突けば、なんとかなる――のか?
「【切斷(キル・ユー)】!」
「!?」
僕は、男の首筋――ではなく、ハンマーの取っ手を切斷した。
鉄の部分と取っ手が分離し、地面に落ちる。
男が後ずさる。
「なんだてめえ、妙な技を使いやがる」
「僕だってスキルの一つや二つ使えますよ。ただ、ちょっと加減が難しいけど」
せめて武くらいは奪っとかないと、まともに戦えない。
これでしは公平(・・)ってわけだ。
「てめえみたいなガキがスキルを?」
そう呟いて、男は何かに気が付いたような表を浮かべた。
「まさか、てめえ……どこかで見た顔だとは思ったが」
「何ですか?」
「ギルドに手配書が回ってきていた、あの殺人鬼か?」
「殺人鬼ですかって聞かれて、はいそうですって答えるような殺人鬼なんてそうはいないと思いますけど」
「なるほどなるほど、首都付近にいるって言われてたが、こっちまで逃げてきたってわけだな? 確かに目の付け所としては悪くねえな。この辺りは人目に付きにくい。隠れるにはもってこいだろう」
ちょっと、一人で勝手に納得しないでしい。
っていうか僕、ギルドにも指名手配されてたのか。
いよいよ肩が狹いな……。
「だが、運がなかったな。俺に出會っちまうなんてな」
「運がないのはいつものことなので」
「口の減らねえガキだ。しかしまあ、殺人鬼なら殺しちまっても(・・・・・・・)いいわけだな」
男は取っ手だけになったハンマーを放り投げ、そして、
「《ファイア》」
「!」
突如、僕のが発火した。
あ、熱い!
『火魔法よ、えーくん! 水魔法で打ち消して!』
「そんなことができるなら、僕は魔導學校で落ちこぼれてない!」
「さて、とどめだぜ、ガキ」
男は一瞬で僕に詰め寄ると、僕の顔面を思い切り毆ってきた。
頬の骨が砕けたじがした。
あ、ヤバい。
これは。
死んだな。
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