《外れスキル『即死』が死ねば死ぬほど強くなる超SSS級スキルで、実は最強だった件。》おまえを即死にしてやるから、僕を長生きさせてくれ! その⑨
完全にを破壊された。
目の前がで真っ赤になっている。
何もできないまま、僕は地面に落下した。
「まだまだぁ! 《ファイア》!」
男の炎とミアの水魔法が相殺し合い、蒸気を発生させる。
しかし、それでも、僕のは発火した。
「………!」
『まさか! こんな魔力を!?』
男の火魔法がミアの魔法を上回ったらしい。
「首都を騒がせた殺人鬼と言っても、俺の手にかかりゃこんなもんよ! 圧倒的な力で悪人を砕するのは気分がいいぜ!」
男が近づいてきて、焦げた僕の腕を踏みつける。
だめだ、完全にやられた。
これはもう、死ぬしかない……。
意識が遠のく。
そして僕が我に返った時、ちょうど男は自分の首筋に注を突き立てようとしているところだった。
「さ、させるか!」
鉛の球(メーク・ホール)が敵の注を破壊し、中のを飛び散らせる。
「このガキ、やりやがったな!」
「敵が強くなるのを黙ってみてる僕じゃない!」
「てめえ、この薬の正を知ってたのか!?」
「余裕ぶった敵を余裕もって倒すのが僕の信條だけど、今はそんな余裕もないし猶予もない。あんたは今、ここで倒します!」
「なめた口ききやがる! たとえ強化薬なんてなくても俺には【砕《クラッシュ》】
が……」
「関係ないね。【切斷(キル・ユー)】!」
見えない刃が男の両腕の筋を切り裂く。
「なにぃ!?」
これで今度こそ完全に、相手の両腕は使えなくなったはずだ。
「腕を封じたくらいでいい気になるなよ、俺のスキルは足でも発し――」
次は、足の筋を切り裂く。
男が膝をついて倒れる。
僕が歩み寄ると、男は怒りの形相で僕を見上げた。
「て、てめえ……今まで手を抜いてやがったのか?」
「えーと、圧倒的な力で敵を砕するのは気持ちがいい……んでしたっけ?」
「何の話だ?」
「いや、こっちの話」
「クソガキ……!」
怒りのあまりか、男は気を失ってしまった。
死んでないよな?
それにしても、手加減はされるもので自分がするものじゃないな。
勉強になった。
『終わったの、えーくん?』
「ああ、終わったよ」
『それじゃあ、その男をこっちまで連れてきて。彼からお話を聞きましょう』
「できればそうしたいところなんだけどね」
『何?』
「僕もし疲れた」
意識が遠くなる。
と言っても、死んでしまう覚とは違う。
例えば學生時代にじた、晝過ぎのつまらない授業の時間に不意に襲ってくるようなあの覚に良く似ている。
要するにこれは……眠気だな。
『えーくん!? どうしたの、大丈夫!?』
「うん、だいじょう……」
ぶ。
まで言えずに、僕は無意識のうちに橫になっていた。
ああ、もう、限界だ。
寢ちゃおう。
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