《スクール下克上・超能力に目覚めたボッチが政府に呼び出されたらリア充になりました★スニーカー文庫から【書籍版】発売★》はにぃのえっち!

「あの~~」

そこへ、極めて恐しながら、稲が手をあげた。

「目に見える範囲のモノを移させるのは、テレポートなんじゃないかな?」

「「「え?」」」

俺、桐葉、詩冴の疑問符が重なった。

「アポートって、例えば學校にいながら自宅から荷を取り寄せるようなことだよね? でも今、ハニー君て目の前のモノを移させたから……」

「「「あ……」」」

俺らは、意外と馬鹿だった。

「じゃあボク、自分の部屋に行っているね。部屋にいるボクをリビングにワープさせられたら、アポート功だよね」

「うん、それはアポートだと思うよ」

「じゃあハニー」

まだほんのりと赤い顔で、桐葉は俺に手を差し出してきた。

意味が解らず、なんとなしに、俺はその手を握り返した。

すると、桐葉は恥ずかしそうにうつむいた。

「そうじゃなくてぇ……スースーするから、パンツ返して……」

「あぐぁっ!? ゴメン!」

もう片方の手で握りしめていたソレを突き出すと、桐葉は初々しい赤面でけ取り、自分の部屋に駆け込んだ。

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まだ手に殘る下著の溫もりが、今更ながら頭の奧を熱くした。

「もうハニー君、私たちが帰ったら、ちゃんとフォローするんだよ」

「そうっすよ、これから挽回するっす」

「わ、わかってるよ。とりあえず、今はアポートを功させないとな」

部屋にいる桐葉をここにワープさせたい。

そう念じながら、稲から教わった能力発のコツ、の奧のスイッチを意識する。

見えないモノ、遠くにあるものを、目の前に、桐葉を……。

でも、さっきの景が印象的過ぎて、桐葉のことを考えると、彼の艶めかしいを思い出してしまう。

――いやいや、俺は何を考えているんだよ。雑念を捨てろ、集中しろ集中!

けれど、學校で説明した通り、何々を考えるなと思えば思うほど考えてしまうわけで、とうとう、俺の頭には、桐葉のを想像してしまう。

そして、全の桐葉が現れた。

――■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!?

意識が吹っ飛ぶほどの衝撃が、視覚から脳を貫通した。

桐葉の白いが、満なおっぱいと桜の先端が、細いくびれが、正面からでも幅がわかるおが、そしてさっきも目にした大事な部分が、余すことなく俺をしてきた。

「一度で功させるなんて流石ハニー。もしかして天才なんじゃない? それとも毎日あれだけの人數の生徒たちやインゴットを仕事場にテレポートさせていたし、それが能力そのものの基礎訓練になっていたのかな? ん? どうしたの三人とも?」

桐葉が視線を自へと落とすと、今度はもっと明確に、目を丸く固まらせて赤面。それどころか首筋から肩や元まで薄ピンクに染めながら、両手でと局部を隠した。

とは言っても、おっぱいが満すぎて、彼の細腕ではほとんど隠せていない。むしろ、腕がむにゅりと食い込んで圧しつぶれる姿でおっぱいのと弾力を見せつけ、より魅力的になってしまう。

「はにぃ……ボクのハダカ見たくて功させたの?」

「え、いや、これはその……」

「もぅ、はにぃのえっち!」

慌てて自室へと駆けこむ桐葉。大きなおを振りながら走り去る後ろ姿を、俺はただ見送ることしかできなかった。

「何やってるのハニー君!?」

「フォローっすよ! 史上最大のフォローをするっすよ!」

「そ、そうだな。すぐフォローしないとな!」

「待って、今すぐはまだ!」

「待つっすよ!」

二人の制止も聞かず、俺は桐葉の部屋のドアを開けた。

「桐葉! さっきは、あ……」

「へ?」

白くて丸いヒップラインがふたつ、突き出されていた。

どうやら、桐葉はちょうど、パンツを履こうと屈んでいるところだったらしい。

その魅的な景に釘付けで、俺は、何も言えなかった。

と肩越しに俺を振り返る顔が、さっきよりも赤くなる。

そして、悩まし気に眉を八の字に寄せてつぶやいた。

「あの、ね、はにぃ……気持ちはうれしいんだけど、いまはふたりもいるしね……夜までがまんできるかな?」

「いや、俺は、ちがっ」

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお! 大外刈りからの逆十時締めぇ!」

突然足を払われて重力が反転。仰向けに倒されるや否や、詩冴がお腹に馬乗りになってマウントポジションを取ってきた。

両手は俺の制服の襟をつかみ、首を締めあげてくる。

「ぐえっ」

脈が締まり、抗えない眠気と共に、視界がすぅっと薄くなっていった。

「ハニー!?」

「詩冴さん、そんなことできたの?」

「シサエは道黒帯っす!」

意外かつどうでもいい報を増やしながら、俺は眠りに落ちた。

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