《サモナーさんが行く》7
森の中ではヴォルフが大活躍でした。
主に傷塞草と苦悶草を見つける事で、だが。
薬草の匂いを覚えたヴォルフは、森の中に生えている場所を次々と見つけ出してくれた。
見つけるとオレの袖を噛んで引っ張って知らせてくる。
有能だな。
さすがに群生地のように大量に採集できるわけではないのだが、傷塞草はそこそこの量が取れていた。
借り出した麻袋に半分以上は埋まっている。
肝心の魔だが、はぐれ馬を避けながら暴れギンケイ(メス)が1匹でいる所を狙って狩っている。
々と試しながら、だ。
ロッドをメインにして戦いながら、足で蹴りを放つ。
ただそれだけのきを検証する。
武技である足払いも使ってみたのだが、そのきは通常の攻撃と比べても十分以上に鋭い。
それなのに違和は大きい。
どうやら武技のきは、呪文詠唱と同様に自扱いでプレイヤーズスキルでかしているものではないようだ。
ヘルプで調べてみたら、詳細設定で変更ができた。
注意點として、ファンブル、即ち失敗の可能が高まる一方で、効果が高まる可能もあるようだ。
でも自扱いは外すことにする。
覚が気持ち悪いし。
そしてもう一つ。
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足で蹴った衝撃があまりじられない點にも違和があった。
これも詳細設定で解決した。
痛覚設定がデフォルトで90%カットになっていたのだ。
プレイヤーにあまり痛い目に逢わせたくないからこそなのだろう。
これは痛覚カットなしに変更した。
変更後は皮覚が激変した。
ロッドで攻撃した時の手ごたえも違ってきた。
蹴りにしても衝撃をじる事が出來る。違和がない。
當然、これと引き換えに痛みは甘しなければならないのだが。
ダメージも何発か喰らったが、その痛みはかつて現実でじたことのあるだった。
マゾではないのだが、なんだか新鮮なではある。
ダメージは品質D+のポーションで回復する。
自作だと何故か嬉しい不思議覚。
ヴォルフのダメージもポーションで回復させた。
暴れギンケイ(メス)を7匹ほど狩った所でヴォルフがレベルアップした。
固定上昇は生命力、そしてもう1ポイント上昇分は用値に振ることにする。
スキルも1つ増えていた。
ステータスも含めてこんなじだ。
召喚モンスター ヴォルフ ウルフLv2→Lv3
用値 9(↑1)
敏捷値 25
知力値 12
筋力値 11
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生命力 16(↑1)
神力 10
スキル
噛付き 疾駆 威嚇 聞耳 危険察知(New!)
増えたスキルは危険察知だ。
警報裝置みたいなものだろうか。
夕日が沈もうかとしている頃、森の中である異変が起きていた。
暴れギンケイのメスがオス數匹を中心にして15匹ほどの集団を形するようになっていたのだ。
はぐれ馬も數頭単位で群れ始めた。
當然、戦闘を仕掛ける訳にいかなくなってきた。
戻ろうか、と考えていた時にその魔と遭遇した。
イビルアント Lv.1
魔 討伐対象 アクティブ狀態
初見の魔だ。
昆蟲系は初めてだな。
おもむろにロッドを構えようとしていたらヴォルフに袖を引っ張られていた。
何だ?
引っ張られるに任せて移する。
魔が追ってくる。
だが襲ってきていたのは目の前の魔だけじゃなかった。
背後の方からも不愉快な音が沸き起こっている。
囲まれていたのか。
追いかけてくる蟻は3匹に増えていた。
背後から奇襲をけずに助かった。偉いぞヴォルフ。
兎の骨をしゃぶる権利をやろう。
こっちのHPバーは若干減ってはいるものの余裕はある。
心配なのはMPだ。
自然回復に任せて7割程度まで戻ってはいるが。
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ええい、ままよ。
「やるぞ」
ヴォルフに聲を掛けると足を止めてロッドを振るった。
ロッドを先頭の蟻の頭の下に突き込んで上に跳ね上げる。
突進してきた勢いを利用して放り上げてやった。
そしてもう1匹も同様に放り上げる。
殘った1匹の頭に蹴りを思いっきり當ててやる。
さて。
実戦ではあるが試してみるか。
今日、スノーエイプとの戦いでは首を締めながら魔法を使うことができた。
オレの予想通りならば、ロッドで毆りながらでも呪文詠唱を行う事も可能な筈だ。
呪文詠唱は自、放つまでに一定時間の溜めが可能なのも分かっている。
上手く組み合わせることが出來るのであれば、複數の魔相手でも効果的に戦えるかもしれない。
選択した呪文はフィジカルエンチャント・アース。
ヴォルフは最初に投げ飛ばした蟻の首元に噛み付いて振り回そうとしている。
そのヴォルフに他の1匹が襲い掛かろうとしていた。
させるかって。
その蟻のの節目にロッドを突きたてて、突進を止める。
続いてを蹴り飛ばした。
ヴォルフのに左手を當てた。
「フィジカルエンチャント・アース!」
問題なく呪文は効果を発揮したようだ。頭上のマーカーに表示が重なっていく。
更に呪文を追加で選択する。
フィジカルエンチャント・アクア。
一時的に用値を強化する魔法だ。
呪文が完すると同時に自分に対して呪文を使う。
「フィジカルエンチャント・アクア!」
効果の確認を待たずに2匹の蟻に次々と攻撃を當てていく。
気のせいではなく、攻撃がやり易い。
ファンブルもなかった。
攻撃が面白いように決まっていく。無駄撃ちがない。
オレの職業はサモナーであって魔法使い系の職業なのだが、前衛的な戦い方が形になっているのはどうなのよ。
まあ自分で選んだプレイスタイルではあるんだが。
最初に蟻を屠ったのはやはりヴォルフでした。
やはり初心者のロッドと蹴りの攻撃だけでは火力が足りてないか。
ちょっとその辺りは強化したいな。
課題は多い。というか完璧を求めたらキリがないよな。
2対3が2対2になると戦況は一気に楽になった。
負ける気がしない。
2匹目の蟻を屠ったのはやはりヴォルフになった。
最後の1匹はボコボコにしてお終いに。
なりませんでした。
新たな蟻が更に2匹、追加になったのだ。
仲間を呼んだのか、こいつら。
また2対2だ。
だがすぐに1匹が追加になった。
1匹1匹は脅威ではないが、際限なく増えてしまうような相手では分が悪い。
出し惜しみはなしだ。
接近戦に持ち込み、フォース・バレットもえて1匹づつ確実に息のを止めていった。
結局、都合13匹を倒しきることになった。
HPバーに多喰らってしまっていたが、ポーション1個で全快できるレベルに留まった。
ヴォルフも掠り傷程度ではあるが攻撃を相當けていたようだが、HPバーはポーション1つで全快である。
フィジカルエンチャント・アースで生命力強化による防力アップがあったのも効いたのだろう。
問題なのはオレのMPバーだ。
2割程度にまで減ってきている。
もう1回、同じ戦闘をこなすのは明らかに厳しいであろう。
蟻の増速度が撃破速度を超えてしまったら最後、打つ手なしで詰みになる可能は大だ。
収穫もあった。
今回、ヴォルフは2回、オレも1回だがクリティカルヒットがあったようだ。
明らかに普通の攻撃で與えたのとは異なる手ごたえでダメージが通った攻撃があった。
《只今の戦闘勝利で蹴りレベルがアップしました!》
蹴りがレベルアップした。
これまでの所、どのスキルでもLv.2で武技や呪文を新たに取得することがないようだ。
Lv.3に期待したい所である。
ドロップ品は蟻の強さ相応であろう。
【素材アイテム】邪蟻の針 原料 品質C レア度1 重量0+
イビルアントの針。毒はない。先端が鋭く非常に軽い。
【素材アイテム】邪蟻の甲 原料 品質C レア度1 重量0+
イビルアントの甲。小さめで軽くそこそこに丈夫。
針は13本、甲が9個だった。
全ての蟻が針をドロップしたか。効率良過ぎだろ。
なんとなくだが、夜になると厄介な魔を相手にすることになりそうだ。
師匠の家に戻ったほうがいい。
その帰路で魔の不意打ちを喰らってしまった。
ヴォルフも気が付かなかったのも無理は無い。
空中からの一撃だった。
オレのHPバーはそれだけで半分に。
後背部に激痛が走っていた。
ハンターバット Lv.3
魔 討伐対象 アクティブ狀態
これはまた厄介な。
空中から襲ってくる相手というのはそれだけで厄介だ。
オレにせよヴォルフにせよ、こいつに攻撃を當てるにはカウンターができる一瞬を狙うしかない。
即ち、攻撃が當たる時こそがチャンスだ。
どこまでいってもでしかない。
魔法はどうだ?
フォース・バレットの程はヘルプによると20mほど、と見た覚えがある。
だが距離がそこまであると命中できるか心許ない。
もうオレのMPもないのだ。
確実に當てたい。
タイミングを計る。
フォース・バレットの無駄撃ちは全滅に繋がってしまうだろう。
ギリギリまで引き付けるのが理想だ。
來る。
旋回した蝙蝠が迫ってくる。
獲としてロックオンしてきているのは間違いなくオレだ。
頭上で點滅する赤いマーカーも迫ってくる事を示すように大きく見えてきていた。
呪文詠唱をスタート。
自で呪文が詠唱されていく。
完、する。
その時、ヴォルフが一聲吼えていた。
「グウラゥ!!」
鋭く、大きく、そして短く、蝙蝠に向けて吼えた。
オレもビックリ。
呪文詠唱がファンブルにならなかったのは奇跡だ。
オレに迫っていた蝙蝠は一瞬を強張らせたようだ。
翼をめたことで地上近くにまで高度を下げてしまっている。
つまりは。
オレの目前に蝙蝠はいた。
「フォース・バレット!」
魔法を放つ。
同時に駆け出した。
だがヴォルフのほうがオレよりも速い。
地面に落ち、再度飛び上がろうとしていた蝙蝠だが、首元をヴォルフに噛まれて押さえ込まれていた。
それでも翼を広げて飛び上がろうと抵抗している。
左の翼を足で踏みつけた。
右の翼は杖先で押さえる。
あとはもうヴォルフが嬲り殺しにしてしまった。
《只今の戦闘勝利で召喚魔法レベルがアップしました!》
《同時召喚可能なモンスターの數が最大2匹に増えます》
順調にレベルアップしたな。
いやそれよりもだ。
HPバーが半分を割り込んでいてピンチだ。
まださっきのポーションのクーリングタイムが終わっていない。
今はポーションを使う訳にはいかないのだ。
さっさと剝ぎ取りナイフを蝙蝠に突き立ててドロップ品を確認する。
【素材アイテム】蝙蝠の牙 原料 品質C+ レア度2 重量0+
ハンターバットの牙。やや平たいナイフ狀で切れ味が鋭い。毒はない。
喜んでいる場合ではない。
今の狀況で更なる魔に襲われたら危うい。
素早く《アイテム・ボックス》に仕舞い込んで先を急いだ。
幸運なことに、師匠の家の前に駆け足で戻ったのであるが魔と遭遇しなかった。
門の前に辿り著いた時には夕日が沈みきっていた。
助かった。
張の糸が切れ掛かっていた所でヴォルフに服の裾を引っ張られた。
一気に頭からの気が引いた。
ヴォルフは門の前の地面を嗅いでいる。
よく見ると爭ったような跡が地面に、周囲の木々にあるようだ。
地面に殘る足跡で明瞭なものは明らかに人間よりも大きいものである。
ここで何かあったのか。
門の上に2つの奇妙ながこちらを睥睨しているように見える。
ちゃんと黃のマーカーもあるのだが、やはり一瞬ビックリしてしまう。
師匠の召喚モンスターであるマギフクロウだ。
門はオレが手をれるだけで開いてくれる。
やはり仕組みは謎だ。
家の中にると地下への階段が開いてきた。
師匠が登ってくる。
「夕飯は下で済ませよう。來るが良い」
「はい」
なんかあったんだろうか。
不機嫌そうな雰囲気がありありと見て取れる。
「門の前で何かあったんですか?」
「ちょっとばかり不愉快な連中が來とったんでな」
うわあ。
夕飯をご馳走になりながら愚癡を聞く羽目になった。
話を聞いてみると、どうやらあるパーティがこの家に來て中にれろと押しかけてきたらしい。
恐らくはプレイヤーの5人組。
マギフクロウを通じてやんわりと斷りをれたが、彼らは強行突破を試みたらしい。
即ち、石塁の上を乗り越えようとロープを掛けたのだとか。
そこで強行対応に切り替ったそうな。
この家を守った戦力とは。
マギフクロウが1羽。
ストーンゴーレムが2。
師匠曰く、なのだが恐らくは事実だ。
「あっけなくての」
戦闘は一方的なものだったらしい。
どうやら師匠が不機嫌なのは、戦闘があまりにもつまらなかった事が原因らしい。
オレの場合でもそうだったが、他人が戦う所を観賞するのが好きなのかな?
つか不法侵に気を悪くしたんじゃないのか、と心の中で突っ込んでおく。
食事は意外に豪華だった。
ハンバーグ、だよな?
聞けばはあのホーンラビットのなのだとか。
「ホーンラビットのならあります。提供できますけど」
「そう気を使うな。代わりに明日も働いて貰うからの」
そっちのほうが怖いんですが。
しょうがない。
MPバーが半分を切る現狀、夜の森をうろつくだけの勇気はないし。
今日のところはさっさと寢ることにしよう。
天井部屋にるとヴォルフを帰還させて、ベッドに橫たわるとログアウトした。
だけどちょっとだけ心苦しい。
どうしても現世の方がより居心地が悪くじてしまうのだ。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv3
職業 サモナー(召喚師)Lv2
ボーナスポイント殘7
セットスキル
杖Lv2 打撃Lv1 蹴りLv2(↑1)召喚魔法Lv3(↑1)
魔法Lv1 風魔法Lv2 土魔法Lv1 水魔法Lv1
錬金Lv1 薬師Lv1
連攜Lv2 鑑定Lv3 識別Lv2 耐寒Lv1 摑みLv1
裝備 初心者のロッド 簡素な服 布の靴 背負袋 アイテムボックス
所持アイテム 剝ぎ取りナイフ
召喚モンスター
ヴォルフ ウルフLv3(↑1)
用値 9(↑1)
敏捷値 25
知力値 12
筋力値 11
生命力 16(↑1)
神力 10
妹と兄、ぷらすあるふぁ
目の前には白と黒のしましま。空の方に頭をあげると赤い背景に“立ち止まっている”人が描かれた機械があります。 あたしは今お兄ちゃんと信號待ちです。 「ねぇ、あーにぃ」 ふと気になることがあってお兄ちゃんに尋ねます。お兄ちゃんは少し面倒臭そうに眠たそうな顔を此方に向け 「ん? どうした妹よ」 と、あたしに話しかけます。 「どうして車がきてないのに、赤信號だと止まらないといけないの?」 先ほどから車が通らないしましまを見ながらあたしは頭を捻ります。 「世間體の為だな」 お兄ちゃんは迷わずそう答えました。 「じゃああーにぃ、誰もみていなかったらわたっていいの?」 あたしはもう一度お兄ちゃんに問いかけます。お兄ちゃんは右手を顎の下にもって行って考えます。 「何故赤信號で止まらないといけないのか、ただ誰かのつくったルールに縛られているだけじゃないか、しっかり考えた上で渡っていいと思えばわたればいい」 ……お兄ちゃんは偶に難しい事を言います。そうしている間に信號が青に変わりました。歩き出そうとするお兄ちゃんを引き止めて尋ねます。 「青信號で止まったりはしないの?」 「しないな」 お兄ちゃんは直ぐに答えてくれました。 「どうして?」 「偉い人が青信號の時は渡っていいって言ってたからな」 「そっかー」 いつの間にか信號は赤に戻っていました。 こんな感じのショートストーリー集。 冬童話2013に出していたものをそのまま流用してます。 2016年3月14日 完結 自身Facebookにも投稿します。が、恐らく向こうは二年遅れとかになります。 ストリエさんでも投稿してみます。
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