《【書籍化決定】にTS転生したから大優を目指す!》71――理想と現実(タケ視點)

長くお休みを頂いて申し訳ありませんでした。

久々の更新だというのに、すみれ視點でなくて申し訳ありません。

「……毎日暑いなぁ」

夏休みももう半分以上過ぎた8月半ば、僕はギラギラと輝く太からの日差しを避ける様に木る。

宿題はもうほぼ終わった、後は自由研究を殘すのみだ。研究なんて偉そうな名前がついてるけど、別にすごいを作る必要はない。気になる事とか興味がある事とか、後は家族で行った旅行先の名とか観地の報を書くだけでも合格はもらえる。でもこれまでも同じ様な自由研究を提出してお茶を濁してきた僕としては、6年生で提出する最後の自由研究ぐらいは、もうちょっとちゃんとしたものを作りたいなと考えていた。

でもそう考えていても、特に題材は浮かばずに頭に浮かぶのはあの子の事ばかりだ。もうすぐ4年目になる片思いの相手、松田すみれちゃん。好きになってから毎年の事だけど、早く學校が始まらないかなと思わずにはいられない。勉強はしたくないけど、すみれちゃんには毎日會いたいと思う僕は間違ってるのかな。

友達のムサシも最初は応援してくれてたんだけど、僕がモタモタしているからか最近は告白を急かす様な事を言わなくなった。でも最近、すみれちゃんと同じ寮に住んでいるらしいはるかちゃんの事をジッと見ている事がよくあって、気になった僕はこの間ムサシの家に泊まりに行った時に々話を聞いてみた。

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ムサシ曰く、はるかちゃんはすみれちゃんと同じくらい可いし、きっと人気者になれると言う。でも今の彼はすみれちゃんというに自分から隠れて、目立たない様にしている様に見えて非常に気に食わないんだとか。いつか言えるチャンスがあったら面と向かって言ってやろうと、最近はよく彼の事を見張っているらしい。でもムサシ、それって見張ってるんじゃなくて自然とはるかちゃんの事を目で追いかけてるんじゃないかな? 僕も気がつくとすみれちゃんの事をじっと見てるし、いなかったらその姿を無意識に探しちゃうからわかるんだ。

僕がそう指摘したら、ムサシは顔を赤くしながら『うるせぇ! それより、タケはどうするんだよ!?』と怒鳴る様に尋ねられた。きょとんとした僕に、ムサシは呆れた様に告白をするのかどうかを聞きたかったらしい。

できるのならしたいし、すみれちゃんと好き同士の立場にもなってみたい。でも、今の僕が告白しても、多分すみれちゃんには斷られると思う。何というか、栄にもクーちゃんのおかげですみれちゃんの男友達になれた僕だけど、すみれちゃんが僕を見る視線には本當に友達への親しみしか乗っかっていないのだ。僕が彼を見る様に、またはムサシがはるかちゃんを見る時の視線にある熱が一切じられない。

そんな狀態で告白しても、修學旅行で彼に告白して振られてしまった彼らと同じ結末になるのは目に見えている。來年からは違う學校に通う事になるけど、ほとんど會えなくなるから記念に告白しようなんて思える程、僕の彼に対する想いは軽いものじゃない。小學校を卒業したらゲームオーバーになる訳じゃないし、時間を掛けてすみれちゃんとそういう仲になっていければいいなと思う。

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呑気にも僕はその時そんな風に考えていた、時間が経っても僕やムサシ以上に彼と仲良くなる男子なんて出てこないだろうって。そんな僕の勘違いをガラガラと崩すきっかけになったのは、クーちゃんからの一本の電話だった。

「タケくん、歌ちゃんから電話よ」

自由研究を何にするかが思い浮かばなくて頭を悩ませていると、お母さんが僕にそう言った。クーちゃんとはこの間の夏祭りで會ったけど、別に何も言ってなかったけどなぁ。

廊下でお母さんからけ取って『もしもし、クーちゃん?』と尋ねると、向こうからはいつも通りの『クーちゃんって言うな!』っていう文句が返ってきた。でも本気で怒ってないのは伝わってくるから、最早挨拶みたいなやり取りになっている。ただし他の子がいるところで言うと本気で怒られるけどね、學校では歌ちゃんって呼べと言われている。

「タケさぁ、明日ヒマ?」

「ヒマだけど、いきなりどうしたの」

唐突な言葉に思わずそう聞き返すと、クーちゃんは『すみれがねー』と何やら楽しげに話し始めた。思わず出てきた好きな人の名前に、僕の心臓がドクンと鳴る。そんな僕の様子はクーちゃんに伝わらなかったのか、話はどんどん先に進んでいった。

クーちゃん曰く、この夏休みすみれちゃんは初日から映畫の撮影に參加しているらしい。僕らもそんな話を軽くは聞いていたけれど、いつからどれくらいの期間なのかとか詳しい話は全然聞いていなかったから、まだ映畫の撮影中だと聞いて『こんなに長く!?』とびっくりした。

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宿題をする時間はあるのだろうか、こんなに長い時間撮影に參加しているなら、自分の時間もなさそうな気がするしし心配になる。でもすみれちゃんは宿題も毎年ちゃんと提出してるし、何より転校してきてずっと100點しか取っていないぐらい優等生なのだ。多分夜の時間とかをうまく使って、しずつでも宿題を片付けていそうな気がする。

ただすみれちゃんって、違う學校に行く為に験するんだったよね? 宿題はなんとかなったとしても、験勉強は進んでいるのだろうか。

「それでねー……ってちょっとタケ、聞いてる?」

「き、聞いてるよ、大丈夫!」

悶々と考え込んでいると、クーちゃんの大きな聲が聞こえて反的に返事をした。何やら呆れたようなため息が電話の向こうから聞こえてきて、ちゃんと話を聞いてなかった事がクーちゃんにバレている事に気付く。

「ちゃんと聞いてなかったみたいだからもう一度言うけど、すみれが撮影現場の見學にってくれたのよ。子は私とはるか、男子はタケとムサシが行く予定。ムサシはさっき電話したら行くって言ってたけど、タケはどうする? って答えは聞くまでもないでしょうけど」

「もちろん行くよ!」

クーちゃんが言い終わるかどうかぐらいのタイミングで、僕は無意識にそう言っていた。すみれちゃんに會える、それが一番嬉しい事だけど、彼が頑張っている世界がどんな風なところなのかもずっと気になっていたのだ。どうせなら自由研究にして提出できるぐらい、しっかりと見學させてもらいたいと思う。

「タケ、この間會った時に自由研究の題材が決まらないって言ってたでしょ。いい機會かと思って、すみれに男子もっていいか聞いておいたんだから。優しい私に謝しなさいよね」

「もちろん、謝してるよ! クーちゃんありがとう」

きっと自慢げな表でそう言ったであろうクーちゃんに素直にお禮を言うと、彼はちょっと憮然とした聲で『明日遅れないでよ』と言い殘して電話を切った。クーちゃんとあんまり仲良くない子だったら、多分不機嫌になったんだろうなと思うだろうけど、ただ照れてるだけなんだよね。

明日の朝會った時に、照れ隠しに叩かれるぐらいは覚悟しておこう。それよりも、明日は久しぶりにすみれちゃんに會える。それが嬉しくて、僕は思わず手をぎゅっと握りしめた。

翌日、僕は集合時間より早めに著くように家を出た。クーちゃんやムサシを待たせちゃいけないという思いよりも、すみれちゃんに會いたいという気持ちの方が大きくて、我慢しきれずに家を早く出発してしまったのだ。

集合場所は學校の校門前で、そこにすみれちゃんのマネージャーさんが車で迎えに來てくれるらしい。一緒に行くメンバーはってくれたクーちゃんとムサシ、そしてすみれちゃんと同じ仕事をしているはるかちゃんだ。正直ムサシが來てくれて心強いと思う、男が僕だけだったら多分居づらかっただろうから。

そんな事を考えていると、學校の近くまでいつの間にか來ていた。いつもならこのまま昇降口に行くのだけど、今日は周囲を囲むフェンスに沿って校門へ向かう。結構早めに家を出てきたので僕が一番最初だと思っていたのに、既にクーちゃんが待っていた。

「おはよう、クーちゃん早いね」

「……おはよう、った私が遅れたら話にならないからね」

いつも通り素直じゃないのに責任の強いクーちゃんの言葉に、僕は思わず笑ってしまう。それを見た彼は照れ半分不機嫌半分といった表で、ぷいと顔を反対側に反らせてしまった。

セミが遠くで鳴いてるのを聞きながら、しばらく二人で會話もなくぼんやりと立ち盡くす。多分まだムサシも來ないだろうし、はるかちゃんはすみれちゃんのマネージャーさんと一緒に來るっていう話だったから、しばらくは二人きりだな。別に會話がなくても気まずくならないのは、馴染で付き合いも長いからなのかもしれない。

「タケさ、私の事をクーちゃんって呼ぶじゃん。私はそういう風に呼ばれるのはいい加減に諦めたしそこまで嫌だとは思わなくなったけど、変な誤解されるからやめたほうがいいよ」

二人で校門の橫に生えている大きな木の木で並んで立っていると、いきなりクーちゃんがそんな事を言い出した。僕にはその意味がわからなくて、思わず小首をかしげてしまう。

解っていない事が僕の様子から伝わったのか、クーちゃんは小さくため息をついて額に浮いていた汗をハンカチで拭った。

「一部の子の中で、タケと私が付き合ってるって話が出てるの。もちろんそんな事実はないんだけど、あの子達の話だと勘違いさせてる理由の中に、アンタのその呼び方もってるみたいなのよ」

どういう事なんだろう、クーちゃんの話がよくわからない。僕とクーちゃんは付き合っていないし、すみれちゃんっていう好きな人がいる。付き合うならクーちゃんよりもすみれちゃんと付き合いたい、なのにどうしてその子達は変な勘違いをしているのか。呼び方で何を誤解するのか、クーちゃんには申し訳ないけどわからない事ばっかりだ。

そんな僕の様子に呆れたのか、クーちゃんはまたまた大きくため息をついて説明してくれたのがこんな容だった。

全然覚えていないけど僕がクーちゃんって保育園時代のあだ名を使っていたのは、小學校1年生の途中までだったらしい。そこからすみれちゃんの男友達にならないかとクーちゃんに話し掛けられるまで、僕は歌ちゃんと名前で呼んでいた。同じ保育園に通っていた子は公立の稚園に通っていた子に比べたらないし、自分の事じゃない保育園時代の記憶をちゃんと覚えている子なんて殆どいないそうだ。確かに僕も仲良くしていたクーちゃん達以外の子達については、細かい事なんて全然覚えてないもんね。

ずっと同じ呼び方で呼んでいたらそう思われなかったんじゃないかっていうのがクーちゃんの予想なんだけど、そういう子達ってどんな些細な理由でも無理やりこじつけて間違った噂を流すんじゃないのかなというのが僕の予想。何にしても、ただクーちゃんをからかいたかった僕の行によって、結果的に変な噂を生み出させたのは確かだ。ああ、クーちゃんがしつこくそのあだ名で呼ぶなって言ってくれてたのは恥ずかしいからじゃなくて、変な噂を無くしてくれようとしていたからじゃないか? それならそうと言ってくれたらよかったのに。

クーちゃんにも迷掛けていたのかな、だとしたら本當にごめん。全然聞いた事ないけど、もしかしたらクーちゃんにも好きな人がいるのかもしれない。僕との噂が原因で勘違いされたらかわいそうだ、素直にお禮を言った事はないけど普段から々とお世話になってるし謝しているから、こんな変な事で迷を掛けるのはよくないと思う。

僕が頭の中でそんな事をぐるぐると考えていると、更にクーちゃんは聞き捨てならない事を話しだした。

「何よりあの子達、すみれにその噂を吹き込んでたからね。すみれはそういうの変に信じたりしないから、直接私に確認しに來てくれたからよかったけど」

無責任に変な噂を広めるなよ、しかもよりにもよってすみれちゃんに! でもわざわざクーちゃんに直接確認したって事は、もしかして僕の事を気にしてくれてるのかも。そんな風に怒ったり喜んだり気持ちの振り幅が大きい僕を見て、クーちゃんはいたずらっぽく笑って僕を地獄へと叩き落とした。

「喜んでるところ悪いけど、すみれは私達が付き合ってるなら私とタケが二人きりになれるようにさりげなく協力しようかって気を遣ってくれたのよ。班行する時は、いつも私達って5人で一緒に行するからね……まぁ、まったくもっていらない気遣いだって誤解は解いておいたけど」

「……ありがとう、歌ちゃん」

「あんたがさっさと私の言う事を聞いて、そうやって呼び方をすぐに戻してくれたら面倒な事にならなかったのにね」

呆れたようにため息をつく歌ちゃんだけど、そんなのちゃんと説明してくれないとわからないって。でもすみれちゃんに変な誤解をしない様に言ってくれてるし、僕は言いたいことや不満をの奧底にぎゅうぎゅうに押し込んで口を噤むしかできなかった。

その後ムサシが來て程なくすみれちゃんのマネージャーさんが來て、はるかちゃんも含めた僕達4人を車ですみれちゃんの居るところまで連れて行ってくれた。車で1時間半ぐらい走ったところにある郊外のスタジオに著くと、なんとすみれちゃんが僕達をわざわざ出迎えてくれた。

いつもの服裝とは違って、どこかの會社で働いていそうな大人な格好のすみれちゃんに、僕はドキドキしてしまう。おまけに化粧もしてるし、何故かいつもより背が高い気がするし、いい匂いだしと々な事に頭が追いつかなくてクラクラと倒れそうだった。

歌ちゃんとはるかちゃんに囲まれて楽しそうにの子トークをしているすみれちゃんから離れて深呼吸していると、ムサシが呆れたような表で僕に『おいおい、大丈夫かよ』と聲を掛けてきた。うるさい、お前だって今朝はるかちゃんと合流してからずっと落ち著かない様子のくせに。

これまで見たことがなかったすみれちゃんの姿に気を取られていたのか、すみれちゃんが立っているし後ろに男の人が立っている事に気づいた。どうやらムサシも歌ちゃん達も気づいていなかったらしい。すみれちゃんが紹介しようとして、初めて僕達はその人の存在に気がついた。

その人は石竜也と名乗り、ただのすみれちゃんの同級生の僕達にも優しく話してくれて、なんとなくいい人なんだなとじた。でもその印象は、すみれちゃんが言った一言で脆くも崩れ去った。

「竜也さんは、今撮ってる映畫でわたしの人役をしてくれてるの」

なんて羨ましい! 僕だって偽でもいいから、すみれちゃんの人になってみたい。そりゃ本人になれた方がいいけど、今の僕ではまったくもってすみれちゃんには釣り合わない。

そんな自分自への分析に落ち込んでいる間にも、すみれちゃんによる石さんの紹介は続いていた。曰く監督さんのアドバイスで彼ともっと仲良くなる様に言われたすみれちゃんは、撮影の空き時間に彼に水族館に連れて行ってもらったり、買いに付き合ってもらったりしたらしい。それってもうデートだよね、間違いなくデートじゃん。僕と同じ想を抱いた歌ちゃんとはるかちゃんが、楽しげにすみれちゃんを囃し立てる。

ちょっと照れた様な表を浮かべるすみれちゃんに、石さんは『今では可い妹みたいに思ってるよ』と言って軽く頭をでた。確かに石さんは大學生ぐらいだし、その言葉に噓はないんだろうけど。でもちょっとすみれちゃんにりすぎじゃないかな!? 暑いから中にろうって僕達に移する様に促した後、まるで當たり前みたいにすみれちゃんの手を握って歩き出すし。

子と手を繋いでるのはよく見かけるけど、すみれちゃんは男子とはそういう事をしない子だったので、ショックがすごく大きい。手が小さいからか、すみれちゃんの手が石さんの手のひらにすっぽりと包まれているのを見て、僕はこれまでじた事がないくらいお腹の奧でグツグツと煮えたぎる様な怒りをじていた。

それからの見學は散々で話を聞いても全然頭の中にってこないし、車の中でマネージャーさんに散々注意されていたのに、立てて設置されているカメラにぶつかったりして擔當のおじさんに怒鳴られた。すみれちゃんが間にって僕の代わりに頭を下げてくれたんだけど、それを見てもありがたいとは思えずに同い年の子で好きな人に庇われている事がすごくみじめにじた。

それでもなんとか見學を終えて、はるかちゃんを除いた僕達3人はまたマネージャーさんの車に乗って帰途についていた。はるかちゃんは験勉強が捗っていなくて、今日はすみれちゃんと同じホテルに泊まってわからないところをまとめて教えてもらう予定らしい。

ワゴン車の一番後ろの席に座って、僕はひとりでぐるぐるとまとまらない考えをなんとかしようと闘していた。昨日までは小學校を卒業しても、自分を好きになってもらえる様に努力してから告白しようなんて、甘い事を考えていた僕自をぶん毆ってやりたい。こうして目に見える形ですみれちゃんにれられる男の人が現れただけでここまで揺するなんてけない。

さんだってまさか小學生のすみれちゃんと付き合おうなんて思っていないだろうけど……いや、違うな。相手がどう思っていようが関係ない、すみれちゃんのそばに僕以外の男がいるのが嫌なんだ。

ただ昨日も考えたけど今の僕では友達としてなら近くにいられるだろうけど、人になってほしいと告白したら斷られて、その瞬間に友達ですら無くなってしまうだろう。でもこんな風に彼に近づく男達がこれからも現れたら、僕は彼を誰もこないところに閉じ込めるとか、そんなロクでもない事を仕出かしそうで自分が怖くなる。

すみれちゃんの姿がまったく見えなければそんな事を考えなくても済むのかもしれないけど、彼優だ。今回の様に相手役の俳優と人同士の演技をする事だってあるだろう。それが目にる時は、きっと今と同じ想いを抱えるに違いない。そんな苦しい想いはしたくない、けれどもすみれちゃんを諦めるのはもっと嫌だ。

まったく正反対の彼への想いを頭の中でぶつけ合いながら、僕はこれからの自分自の気持ちをどうするのかという難題にこれから長い間悩まされるなんて、この時の僕には想像する事もできていなかった。

一番最後のパートを書こうと思って書き出したのですが、書いては消しを繰り返しているにどんどん歌ちゃんが出しゃばってきました(汗)

小學生の好きって気持ちなんて、基本自分本位で相手の事なんて考えてないんじゃないかな。男の子もの子も。そういう部分が出せてたら嬉しいです。

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