《【書籍化】悪喰の最強賢者 ~兄のせいで『加護なしの無能は出て行け!』と実家を追放されたけど、最強の力が覚醒したので無雙します。危険度SSランクの魔なら、僕が食べ盡くしましたよ?~》絶対に僕が見つけ出す
「さあ、どうぞ」
「ありがとう」
アリシアの差し出してくれた栄養ドリンクをけ取る。
本當はお姉さんのことで頭がいっぱいなはずなのに、僕が疲れているのに気づいて調合してくれたなんて……。
「味は飲んでみてからのお楽しみよ」
澄んだ黃金のの飲みからは、シュワシュワした音を上げながら泡が浮かび上がり続けている。
「全然味の予想がつかないな……。でもビールと似ただし……苦いの?」
「。でも、ものすごーく苦いかもしれないわね?」
アリシアはからかっているのか不敵な表で僕を見上げてくる。
「怖がらせるなあ……」
「ふふ、ほらほら、一息で飲んじゃって」
匂いは柑橘系で、むしろ味しそうなじだけれど……。
とはいえ、たとえどんなに苦くても、アリシアがわざわざ作ってくれたものだ。
飲まないという選択肢はない。
よ、よし。
覚悟を決めてすうっと息を吸い、アリシアに言われたとおり一息で飲み干すと――。
「味しい……!」
味は爽やかなライムジュースというじだ。
シュワシュワした覚がに訪れ、その後、スッキリとした酸味がやってきた。
僕の言葉を聞き、アリシアが笑顔を浮かべる。
「よかった。できるだけ飲みやすくなるよう作ったから」
「これならいくらでも飲めるよ」
「ふふっ。でも飲みすぎはに毒なのよ。影響力の強い分がってるから、適量を守らないとだめなんだ」
アリシアと會話をわしていると、不意にがポカポカしてきた。
「なにこれ……? あたたかくなったし、それにから力が漲ってくるような……」
アリシアは僕の反応を見て、満足げに頷いた。
「さっそく効果がでてきたみたいね」
「えっ!? いくらなんでも早すぎない?」
「即効で力回復できるのが栄養ドリンクなのよ。普通の栄養ドリンクだと、數時間後には効果が切れて、また元の疲れている狀態に戻ってしまうの。でも、私が改良を加えたものはそんなことないから安心して」
僕は改めてアリシアの能力の高さを痛した。
「すごいよアリシア。こんな畫期的なものをパパッと作れるなんて!」
「すごいのはどっちよ。一日でとんでもない距離を魔法で移しちゃう冒険者なんて聞いたことないんだからね!」
「飛翔魔法さえ使えれば誰だって移できるよ。でもこのドリンクはアリシアにしか作れないじゃないか」
「それこそ、作業手順さえ覚えれば誰だってできるわよ。ディオのように高速で移したり、際限なく魔法を使い続けることなんて、誰にもできないんだから! というわけで、すごいのは私じゃなくてディオのほう!」
アリシアのほうが、ディオのほうこそというやりとりのあと、僕らは顔を見合わせて笑った。
アリシアがし笑顔を見せてくれるようになって、僕はホッとした。
普段と比べてもちろんまだ元気はないけれど、しでもアリシアの辛さを緩和してあげたかった。
「――さてと。アリシアのおかげで回復したから、僕はいつでも出発できるよ」
「だめだってば。回復をさせたのは徹夜で移させるためではなく、ぐっすり眠れるようにだよ。お風呂をれてくるから、あったまったら今日はすぐに寢ること!」
有無を言わせぬ口調でそう伝えると、アリシアは両手を腰に當てて僕を睨んできた。
アリシアにはかなわない。
「わかった。それじゃあ、明日の朝いちばんで王都に向かおう。それならいい?」
「うん、明日はよろしくお願いします」
アリシアは僕に向かって頭を下げると、お風呂をれに行った。
すぐにでもお姉さんを捜しにいきたいはずなのに……。
僕は気遣ってくれるアリシアの優しさを思いながら、そっと溜息を吐いた。
彼のように優しいの子がこれ以上悲しむことなどないように、そう願わずにはいられない。
……絶対にレイラさんもジェイラスさんも僕が見つけ出す……。
僕はアリシアが去った扉を見つめながら、固く決心したのだった。
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