今回も短いです、すいませんッ！

カレットは新しい裝備が一気に二つも増えて満足そうに自分の裝備フィギュアを眺めている。そしてリーシャとも気が合う様で仲良さげに話している。

「カレット楽しそうだな」

「アイツは他ゲーでも新しい裝備に変える時は大ああなるからな」

リクルスが目を細めてしみじみと言った雰囲気で言う、多分何度かこういう経験もあるんだろうな。

「まぁ、楽しそうでなによりだな」

楽しそうにキャイキャイはしゃいでるカレットを暖かい目で見守っているとメイが俺とリクルスにも作ってくれていたらしくそれも出してくれた。

俺の防はお願いしてたがリクルスのも作ってくれるとは、リクルスには悪いが俺達の中でリクルスだけが防もあったのでメイの負擔になり過ぎないようにと今回はリクルスは頼まなかったのだが……

何でもメイ曰く『一心不』と『集中』、そして巖蜥蜴戦でのレベルアップによるステータスの上昇も合わせて作れる裝備の能が上がって楽しくなって來たので作ってくれたそうだ。

「おっ！俺のもあるのか！」

「すまん、メイ。助かる」

「いやいや！貴重な素材も扱えたしスキルのレベルも上がったしお禮を言いたいのはボクの方だよ！」

俺がお禮を言うとメイはアタフタと手を振る。お禮を言われ慣れていないのだろうか。リクルスも俺に続いてお禮を言い、更にメイがアタフタとしている。

早速け取った防を裝備してみる。裝備の名前は『戦神(いくさしんかん)の服(上・下)』のセットだ。

見た目自は初期裝備の神服に近いが所々相違點が見られる。見た目はきずらそうなのだが実際に著てみると意外ときやすい様になっている、殘念ながら仕組みは分からないが。

そして『戦神の服(上・下)』の詳細はこうなっている。

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『戦神の服(上)』

前線で戦う神のためにきやすく作られた神服

その白きは魔を払う効果がある(理)

INT＋15 STR＋10 VIT＋15

製作者【メイ】

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『戦神の服(下)』

前線で戦う神のためにきやすく作られた神服

その白きは魔を払う効果がある(理)

INT＋15 STR＋10 VIT＋15

製作者【メイ】

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これは凄い高能だな、なにげにSTRも上がるのは嬉しい、けどINTが上がるのが1番嬉しいな。『付與魔法』や『回復魔法』の効果が上がるの以外にも利點があるからな。

「メイ、作ってくれてありがとうな。凄い助かる」

「いやいや！むしろこっちもいい素材使わせて貰ったからお互い様だよ！」

「そうかもしれないけどやっぱりお禮は言っといた方がいいと思ってな」

俺が改めてしっかりとお禮を言うとメイは照れた様に笑みを浮かべポリポリと頭をかく。なにこれ小みたいでかわいいな。

「おおっ！これ前のよりぜんぜん強ぇ！」

リクルスも裝備の変更が済んだ様で能を確認して驚きの聲を上げていた。今のリクルスは先程まで著ていた茶い一般的にイメージされる皮鎧から、全を覆うタイプではなくなどのの要所を守るだけのに変わっていた。そしてそのも窟狼の皮を使ったからだろうか、暗いをしていて隠が高そうだ。

そしてその鎧も先程まで皮鎧とは違いしっかりと鞣(なめ)された“革”と言うべきで作られた『革鎧』と言った一品だった。

「それはね、『窟狼(どうくつろう)の皮』を『加工』スキルで鞣すと『窟狼の革』になるんだ、それを使った方が斷然能が良くなるんだよ」

その説明をリクルスは「ほぇー」と言った様子で聞いていた。恐らく右から左に流れて行っているのだろう。

そしてメイが作った革鎧の能はこちらだ。

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『窟狼の皮鎧(上)』

鞣した窟狼の革で作られた鎧

窟狼の革を使っているため暗いをしている

VIT＋20 AGI＋5

隠能上昇(小)

製作者【メイ】

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『窟狼の皮鎧(下)』

鞣した窟狼の革で作られた鎧

窟狼の革を使っているため暗いをしている

VIT＋20 AGI＋5

隠能上昇(小)

製作者【メイ】

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やはりと言うかなんというか、が暗めなだけあってしの隠もあるらしい。それがリクルスのプレイスタイルに合っているかはし疑問だが。

新しい革鎧にテンションを上げてぺたぺたとっているリクルスに更にメイが聲をかける。

「あとね、蜥蜴鉄で剣も作ってあるんだよ」

「なっ！マジか!?サンキュー！」

メイ曰く蜥蜴鉄はタダの鉄よりも高能らしく、どうせなら剣も作ってみようと思ったので作ったのこと。

リクルスがけ取った剣を鞘から抜く、現れた刀は確かにリクルスが前まで裝備していた鉄の剣よりも能がいいのだろうと素人目にもひと目でわかる出來だった。

形狀は普通の片手剣だが刀がうっすらと茶を帯びているのは巖蜥蜴の名殘りだろうか。

メイが巖蜥蜴の素材を使う生産の初期の方で作ったので他のと比べ能は若干低めだと言っていた蜥蜴鉄で作られた剣の能がこちら。

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『蜥蜴鉄剣』

巖蜥蜴から採取できる鉄で作られた剣

普通の鉄の剣と比べても能は高い

STR＋20

製作者【メイ】

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能は低いと謙遜していたが普通に高能である。鉄の剣＋3がSTR＋13だったことを考えると未強化で既に強化済み鉄の剣の上を行っている。

更になんと籠手も作ってくれたようだ。何でもリクルスの【連衝拳】を見て籠手も作った方がいいんじゃないかと思ったらしい。

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『蜥蜴鉄甲(てっこう)』

巖蜥蜴から採取できる鉄で作られた籠手

普通の鉄の籠手と比べても能は高い

STR＋20

製作者【メイ】

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これもまた慣れていないので能が低いと言っていたが普通に高能である、メイの技量の高さが伺える。

確かに上昇するステータスは1つだし特殊な効果もないが普通はそうだと思う。ステータスーー今回はSTRーーが20も上がるレベルの裝備なら充分だろう。

蜥蜴鉄剣の同じくうっすらと茶を帯びている蜥蜴鉄甲を裝備したリクルスがカレットとリーシャの騒ぎに混ざってはしゃぎあっている。

「アイツら楽しそうだな」

「リーちゃんもいつもよりイキイキしてるよ」

何でもリーシャは普段から明るい子だが今日はいつにも増して元気らしい、カレットもそういった格だしと気が合うのだろう。カレットもいつもより元気だしな。

「そういえばメイはイベントどうするんだ？」

「ボクは全く戦闘出來ないからね、イベントが始まったら町にこもりっぱなしかなぁ。トーカ達は？」

「俺達は普通にずっと外かな、死に戻りしなければ多分ずっと外でドンパチやってるかな」

「そうなんだ、確かリーちゃんも外に行くって言ってたっけ」

そうなのか、確かに『弓闘』は遠近兼ね備えているし、結構な脅威になりうるな。さっきも恐らくレベル差があったからなんとかなったが……同じレベル帯ならどうなっていたかは分からないしな、ステータスの割り振り次第では反応しきれずにそのままやられていたかもしれない。まぁ町中じゃ決闘でもしない限りHPは減らないけどな。

「トーカ！早く狩りに行こうぜ！」

「はっやく！はっやく！」

第二次自慢大會が終った様でリクルスとカレットが早く狩りに行こうと急かしてくる。自慢するのはいいがどっちも作ったのメイだから優勝は文句無しでメイだけどな。

「分かったから落ち著け。じゃあそういう事だから俺達はもう行くよ、いい裝備作ってくれてありがとな。リーシャもまたな」

「うん！これからもよろしくね！」

「またね〜」

メイとリーシャに聲を掛けてから2人と一緒にフィールドへ向う。イベント前日と言うこともありフィールドはレベル上げ最後の追い込みをしているプレイヤーで溢れかえっていた。

「うっひゃぁ、多いな」

「むぅ、この調子だと窟にも結構いるだろうな」

あまりのプレイヤーの多さに驚きながら草原を抜ける。いつに無くテンションの高い2人に引っ張られる形で窟へ向かっていく。

2人のテンションは過去最高と言っても過言ではないくらいのハイテンションで元気に草原を駆け抜けていく。

だからだろう、いつもならしっかりとする確認を怠り、結果窟前に居座っている強敵。通稱『窟の番人』と呼ばれる大熊を事前に発見出來なかったのは。

またしても投稿が不安定になりそうな予……

今後その場のノリで々なスキル(複合スキル含む)や稱號、武防アイテムを増やしていくと思うので何かアイディアがあればお願いします！

おかしい所や誤字字、誤用などがあったら是非ご指摘お願いします

ブクマしてくれた方や読んでくれてる方本當にありがとうございます！

今後も當作品をよろしくお願いします！