《【書籍二巻6月10日発売‼】お前のような初心者がいるか! 不遇職『召喚師』なのにラスボスと言われているそうです【Web版】》第3話 救いの手
「ぐぬぬ……」
まるで海外旅行! とはしゃいでいたヨハンがし周囲を歩いてみようと思ったところ、目の前に明な畫面がいくつも現れた。
メニュー、お知らせ、通知などなど。どれから目をつけていいのかわからなかったので、とりあえずステータスを開くことにした。
名前:ヨハン Lv:1
職業:召喚師(サモナー)
HP:30/30
MP:50/50
筋力:20
防:20(+1)
魔力:20(+1)
敏捷:20
用:20
【裝備】
頭 :
:最初の服
右手:最初の杖
左手:
足 :
裝飾:
スキル
【初級召喚】
「うふふ、上手くいってるわ。さて、それじゃあ早速バチモンと遊びたいところだけど……どうすればいいのかしら?」
ヨハンはこれからどうすれば良いのか全くわからず、途方にくれてしまう。すると、一人のプレイヤーが近づいてきて、話しかけてきた。
「おいおい新人が來たかと思ったら、ババアじゃねぇか」
と、失禮な態度で話しかけてきたのは、一人のプレイヤーだった。ヨハンはムッとしながら振り返ると、そこには厳めしい裝備にを包んだ背の低いプレイヤーが立っていた。
歳は30代後半に見える。「貴方も十分おじさんでしょう?」と言いたい気持ちを堪える。
「おいおい無視か……人がせっかく々教えてやろうとしてるのによぉ」
おじさんの頭上にはプレイヤー名とレベルが表示されている。名は【ズワイガニ】でレベルは38。十分にこのゲームをやりこんだプレイヤーだろう。だが、初対面の人間に対しての接し方がなっていないなとじたヨハンはきっぱりと斷る。付き合うに値しない人と判斷したためだ。
「結構です。それじゃあ」
「テメェ。人が親切にしてやったのに、その態度はねぇよなぁ? ゆとりか? お? 來い、禮儀って奴を教えてやるぜ」
(こ、この人しつこい!?)
「やめなさい!」
ヨハンが困ってあわあわしていると、凜とした聲が響く。しっかりとした意思の込められた聲のほうを見ると、黒い裝備にを包んだ高校生くらいの子が仁王立ちしていた。
長い黒髪がはためく姿を見たズワイガニは「チッ」と舌打ちをすると、あっさりとどこかへ消えていった。
「大丈夫でした?」
と、今度は心配そうな顔でヨハンに近づいてきた。黒いレオタードを基本とし、や腕など必要最低限の箇所に鎧を、そしてその上からコートを著込んでいる。そのは全て黒。明らかに質の違う裝備をつけている彼のレベルは50と表示されていた。
ジェネシス・オメガ・オンラインの現在の最高レベルは50なので、先ほどのズワイガニ以上にやりこんでいるプレイヤーということになる。
「大丈夫です。助かりました」
ヨハンがお禮を言うと、黒いは「よかった」とにっこり笑った。
(この子、カッコ可いわ)
とそんな姿にヨハンが見惚れていると、黒いは手を差し出してきた。
「私、ゼッカと言います。お姉さんは?」
「私は哀か……ヨハンよ。さっきは本當にありがとう。とても困っていたのよ」
差し出されたの手を握りながら返す。一瞬本名を言いそうになったがなんとか堪えた。
「助けられて良かったです。あの人、このゲームでもかなり悪名高いプレイヤーなんですよ。でも、あんな人ばかりじゃないんで、このゲームのこと、嫌いにならないでくださいね?」
ゼッカは飛び切りの笑顔でそう言った。
ああ、この子は本當にこのゲームが大好きな子なんだなと、ヨハンは思った。そして、この子になら安心して相談できると確信し、バチモンの件を相談してみることにした。
【書籍化】【SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師】ユグドラシルの呪いにより弱點である魔力不足を克服し世界最強へと至る。
【注意】※完結済みではありますが、こちらは第一部のみの完結となっております。(第二部はスタートしております!) Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所屬する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。 しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。 回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や學術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。 また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。 朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。 夜は皆が寢靜まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。 現にレイの努力の甲斐もあり、死傷者が出て當然の冒険者パーティーで、生還率100%を実現していた。 しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出來ない、役立たずとしてパーティーから追放される事になる。 このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。 ◆◇◆◇◆◇ ※成り上がり、主人公最強です。 ※ざまあ有ります。タイトルの橫に★があるのがざまあ回です。 ※1話 大體1000~3000文字くらいです。よければ、暇潰しにどうぞ! ☆誤字報告をして下さいました皆様、ありがとうございます、助かりますm(_ _)m 【とっても大切なお願い】 もしよければですが、本編の下の方にある☆☆☆☆☆から評価を入れていただけると嬉しいです。 これにより、ランキングを駆け上がる事が出來、より多くの方に作品を読んでいただく事が出來るので、作者の執筆意欲も更に増大します! 勿論、評価なので皆様の感じたままに、★1でも大丈夫なので、よろしくお願いします! 皆様の応援のお陰で、ハイファンタジーランキング日間、週間、月間1位を頂けました! 本當にありがとうございます! 1000萬PV達成!ありがとうございます! 【書籍化】皆様の応援の力により、書籍化するようです!ありがとうございます!ただいま進行中です!
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