《【書籍二巻6月10日発売‼】お前のような初心者がいるか! 不遇職『召喚師』なのにラスボスと言われているそうです【Web版】》第191話 終幕フィナーレ?

シンウルトラマン観てきました。お勧めです!

山本耕史さんの演じていたキャラが個人的に激アツです!

「404號室、突破されました!」

「ドナルド・スマイルと煙條P両名、四足歩行ブリッジ狀態を解除! ゆっくりとした足取りで屋上へ上がってきます!」

「エリリンさん!」

「くっ……!」

恐怖がすぐ近くまでやってくる。

エリリンは爪を噛んだ。

「こうなったら……最後の手段だ!」

「最後の手段……?」

***

***

***

「どうやらここを登れば屋上。ゴールのようですね」

「ちょっとちょっと~どうなってるのよ~。お化け一人も出て來なかったじゃな~い☆」

「一何があったのでしょうか?」

「知らないわよ。責任者にちょっとくらいは文句を言っておかないと☆」

屋上へとたどり著いたドナルドたちが扉を開く。

すると――

「「「「「申し訳ございませんでした」」」」」

エリリンを始めとした殘りの中學生たちが、全員土下座で出迎えてくれた。

「「……?」」

ドナルドと煙條Pは二人揃って首を傾げるのだった。

***

***

***

その日の夕方。

「楽しかった~」

「途中々あったけど」

「お客さん、いっぱい楽しんでくれてよかったよね」

17時を以て、小學生たちが運営するお化け屋敷は終了となった。

実際の祭や文化祭のように片付けの必要はないので、そのまま解散となる。

だが、興冷めやらぬといった様子で、小學生たちは廃病院の前で喋っていた。

いつまでも、この楽しい時間が続けばいい。終わってしくない、そう思っているようだ。

「それじゃ、この後20時から闇の城で打ち上げやりまーす! みんな、リアルで夕飯食べたら來てね」

「「「「はーい」」」」

メイが大聲でぶと、小學生たちは一斉に返事をした。

あらかじめ、打ち上げのためにギルドホームを使わせて貰えるよう、みんなに頼んでおいたのだ。

タッグトーナメント準決勝も20時からだが、今日は竜の雛同士の激突はないため、応援はいいよと言われている。

「よっ。差しれだリーダー」

「気が利くねオウガ。ありがとう」

楽しそうに話す小學生たちを幸せそうに見つめていたメイに、オウガがジュースを差しれた。

お灑落なカップにったジュースをけ取り、近場の椅子に腰掛ける。

「途中邪魔がったけど……みんな楽しんでくれたみたいで良かったよ」

「メイ、頑張ってたもんな」

「私だけじゃないよ。ここにいるみんなが頑張ったから、楽しかったんだよ」

「そうか」

「うん、そうだよ!」

オウガはタッグトーナメントのための練習であまり準備には參加できなかった。それでも、やはり一番頑張っていたのはメイだと思っている。

この企畫の一番の功労者だった。だがそんな態度はしも表に出すことはなく、メイは優しい眼差しで、みんなを見つめていた。

「まぁ……お疲れ」

「ふふ、ありがとう」

互いにジュースで乾杯。しばらくの間、二人でおしゃべりを楽しんだ。

「さて、そろそろ城に戻って準備するか」

「そうだね」

「おーいパンチョークロスー! 先に戻って準備するぞー」

遠くには謝罪に來た中學生たちが居る。さっきまでその中學生たちに煽るように絡んでいたパンチョとクロスだったが、いつの間にか仲良く遊んでいる。

わだかまりは、もうないようだった。

そんな二人の側へと駆け寄ったオウガを追いかけようとして……。

「あれ、なんだろう……?」

メイは、メッセージが屆いたことに気が付く。

「運営から……?」

気になって開いてみる。すると、それは運営から送られたものだった。

○プレイヤーの皆様へ 急メンテナンスのお知らせ

日時202○年 8月○○日 20時 ~ 終了時期未定

プレイヤーの皆様には大変ご迷をお掛けしますが――

「えっ……これって今日の日付? え、え? これからメンテナンス!? 何があったんだろう……というか、タッグトーナメントは!?」

一抹の不安をに、メイはオウガたちの所へと駆け寄った。

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