《【書籍二巻6月10日発売‼】お前のような初心者がいるか! 不遇職『召喚師』なのにラスボスと言われているそうです【Web版】》第199話 勝利

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「うおおおお――【ヤクサイカヅチノカミ】!」

『ケラケラケラ』

「ああっ避けられた!?」

人工衛星を模したバトルフィールドの上空ではレイドボスモンスターデモンチュラスと飛行能力を得たロランド、武神と化したメイ、そしてヨハンの新しき仲間メテオフェニックスが戦闘を繰り広げていた。

「メイさん、敵がドームの壁に著地した瞬間を狙って下さい」

「わ、わかりました。【タイムブースト】……続けて【ヤクサイカヅチノカミ】!」

『ゲッ!?』

電子獣たちの首パーツが雷のオーラを纏い、デモンチュラスのを押さえ込むように噛みついた。

『ギッ……ケラ』

「今よメテオフェニックス! ――【ファイナル・メテオ・インパクト】!」

「ぎゃるううううおおおお!」

メテオバードからけ継いだスキルが発し、メテオフェニックスのが聖なる炎に包まれる。

そして、両腕を前に突き出しながら凄いスピードでデモンチュラスに突撃する。

『チッチッチッ』

しかし、デモンチュラスの全の口がそれを嘲笑うかのように舌を鳴らす。その瞬間、敵は【ヤクサイカヅチノカミ】の拘束から解放され、メテオフェニックスの攻撃を躱してしまった。

「あああああ!」

メイが悔しそうに聲を上げる。

「また【ヴィシャスハッキング】!? 【ヤクサイカヅチノカミ】も使えなくなってる!? もうっなんで私ばっかり!?」

「落ち著いてくださいメイさん。前回の使用から今の【ヴィシャスハッキング】再使用までの時間は丁度2分。つまりここから2分間、あのスキルによる妨害はないと考えていいでしょう」

「え、ロランドさん計ってたんですか?」

「頭の中で……ですが。正確さは保証しますよ。さ、手を休めずいきましょう」

「はい!」

2人&1の戦闘を地上から観察しつつ、ヨハンも策を考える。

「ヨハンさん、これなんてどうでしょう?」

そんなヨハンに、召喚石を見せてきたのはミュウだった。その手にはフェンリルボーグがあった。

「決定打にはなりませんが、この子の弾幕のような攻撃スキルなら、上手いこと敵の行を制限できるはずです」

「そうね……それじゃ、使ってみようかしら」

ヨハンは現在空中で戦うメテオフェニックスを召喚中である。なので、自分自でそのスキルを発することにした。

「――【サイバネティックブリザード】!」

ヨハンの周囲に8つの魔法陣が展開。そこから大小無數のミサイルが発され、上空へと登っていく。。

「よし、私も!」

ミュウは自慢の剣サモンソードにフェンリルボーグの召喚石をセットすると、トリガーを連打した。

『チャージ』『チャチャチャチャチャチャチャージ』

『フルチャージ! ファイナルアタック【フェンリルボーグ】!!』

そして、剣を振りかぶる。すると、ミュウの回りにも8つの魔法陣が展開。そこからミサイルが発される。

ヨハン、ミュウの発したミサイルはランダムな軌跡を描き、狩りをするオオカミのようにデモンチュラスを追い詰める。

『ギィ……ケラケラ』

回避と迎撃をしつつサイバネティックブリザードを避けていくデモンチュラス。だが圧倒的な面の攻撃に、ついに回避が追いつかなくなる。

『ギィ……ギギギ』

ミサイルの一発が敵の足を掠める。すると青い発。瞬間、その発は氷となってデモンチュラスの速度を下げる。

「當たった!」

「よしっ――今よメテオフェニックス!」

『ギギギ……ギッ!?』

敵の隙を突いて、メテオフェニックスがデモンチュラスの右腕を押さえ込む。

「このまま地面に落ちてもらうっ」

そして、左腕をロランドが拘束。そして、ロランドとメテオフェニックスは敵を抑えたまま、地面まで急降下。デモンチュラスのを地面に叩きつける。

『ギイイイイイイイ』

必死に逃げようとするデモンチュラス。だが。

「今度こそ逃がさないよ~【アマノハバキリ】うおおおおおお!!」

地面に仰向けに抑えられたデモンチュラス目掛け、最後の一撃が迫り來る。ザ・スサノオの合に使われなかった余剰パーツを組み合わせた鈍のような剣を構えたメイが急降下してきた。

抵抗するデモンチュラス。だがロランドとメテオフェニックスは敵を逃がさない。

「はああああああああああ!」

『ギッ……ギャ』

メイのアマノハバキリがデモンチュラスの顔面を貫いた。剣先は敵の顔ごと地面に深く突き刺さっており、敵はきが取れないだろう。

「今です。みんなで一斉攻撃を!」

「「「「うおおおおおおおお」」」」

待ってましたとばかりに、地上で待機していたプレイヤーたちが攻撃を開始する。

『ギャウ……ギャギャ……』

無論デモンチュラスからの抵抗はあったが、顔面できが固定されているため、驚異的な攻撃はない。

やがて3分ほどの集中攻撃の末……。

グッシャ。

そんな炸裂音と共に、デモンチュラスのが四方に飛び散った。

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いよいよ今週末、6月10日(金)に書籍第二巻が発売です。

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また、特典報については作者ツイッター、または活報告をご覧ください。

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