《【書籍二巻6月10日発売‼】お前のような初心者がいるか! 不遇職『召喚師』なのにラスボスと言われているそうです【Web版】》第200話 2巻発売記念 いざ次のコラボへ‼
書籍第2巻、昨日より好評発売中です‼
みんな買ってね!
「うわっ……なんだコイツ!?」
レイドボス撃破の喜びも束の間。
皆が報酬の確認をしていると、悲鳴が聞こえた。
撃破したデモンチュラスの破片が小さな手の様に変形し、一人のプレイヤーの首を握りしめたのだ。
「うわあああああ!? なんだこれなんだこれ!? の作ができない!? が勝手に!?」
タンジェロというレベル30・剣士のプレイヤーはそう言いながら、剣を引き抜く。そして、橫に居たの子のプレイヤーを切りつけた。
「きゃっ!? ちょっと! いきなり何!?」
「違う! 俺じゃない! この手にられて」
「ヨハンさん……これは」
「ええ、デモンチュラスの【ヴィシャスパラサイト】でしょうね」
デモンチュラスはデータを書き換え、意のままにる能力を持っている。
死して尚、この年をり人々を苦しめようとしているのだ。
「いやいやいや……取って、これ取ってよおおお」
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「ほ、本當に全くが作できない!?」
「やめてくれ、られているだけなんだ、攻撃しないでくれ!」
そこから二人、三人とられる人數が増えていく。
「あわわ……早くなんとかしないと」
「ですね。レベルの上がりきっていない彼らならなんとかなりますが、ヨハンさんがられたら全滅もあり得る」
られたプレイヤーを上手くけ流しながらロランドが苦い顔をした。
実際、ヨハンがデモンチュラスにられれば、本人以上にヨハンというキャラクタースペックを最大限に引き出し手が付けられなくなるだろう。
「ふふ、大丈夫よみんな! さっき手にれた【データ修復フロッピー】を使うのよ!」
「そ、そういえば!」
「配られたのを忘れていました」
まだられていないプレイヤーたちは、レイドバトル前に配布されたフロッピーディスク型のアイテムを取り出す。
「えっと……どうやって使えばいいんでしょうか?」
ミュウがフロッピー片手に首を傾げた。
「え……どうなのかしら? と、とりあえず投げてみる?」
試しにと、ヨハンはフロッピーをタンジェロに投げつける。
「ぐあああああああ」
ヨハンの筋力數値で投げられたフロッピーは砲弾のような威力でタンジェロのを吹っ飛ばす……。が、地面に転がったタンジェロのには、緑の回復エフェクトに包まれる。
そして、首に巻き付いていたデモンチュラスのがの粒子となって消滅した。
「アリガトゴザマス」
「やった! みんな、見たわね? られている子たちにフロッピーをぶつけるのよ!」
「えぇ……」
なんか違くない?
そう思いつつ、一緒にレイドを戦った仲間を助けるため、皆はフロッピーを投げまくるのだった。
***
***
***
「んんー楽しかった!」
「いやぁでも最後はヒヤりとしましたね」
「今日は役に立てたじがして嬉しかったです」
無事レイドバトルを勝利で終えたヨハン、ミュウ、メイの三人は闇の城のミーティングルームへと戻ってきた。
時間は19時。
ずっと周回をしていたヨハンとミュウはそろそろ上がろうかと思っていたとき。
プレゼントボックスに新たなアイテムが送られていることに気付く。
「あら、何かアイテムが送られてきたわ」
「私もです」
どうやらメイにも送られてきたようだ。だとすると、ユニークアイテムではないのかもしれない。
け取りボタンをタップすると、ヨハンのストレージから使用不可能な狀態だった【カオスアポカリプス】の召喚石が姿を現した。
【カオスアポカリプス】超級召喚獣
《固有能力》
【暗黒の宇宙】この召喚獣のスキルはこの召喚獣にしか発できない。
【アンコントローラブル召喚獣】この召喚獣は召喚したプレイヤーの指示には従わず、召喚獣の意志で行する。
《スキル》
【終焉の星】
【】
【】
《手條件》
コラボイベント バーチャルモンスターVer2.0開催期間中にストーリークリア報酬、及びポイント換で16種のバチモン召喚獣をコンプリートする。
「固有能力……?」
「なんか新概念が出てきましたね……」
能をチェックしつつ、新たな項目に眉を顰めるヨハンとメイ。
「うわぁ骨なヨハンさん対策ですね。いや、バチモンドライバーが出回った訳だから、こうなるのも仕方ないのかな……」
「ええ。それより私は【アンコントローラブル召喚獣】というのが気になるわ。これ、言うことを聞かないってことは、最悪召喚獣自に自分が倒されてしまうなんてこともあるわけよね」
「そうなりますね……」
そして、カオスアポカリプスは超級故にMPさえ払えば召喚師なら誰でも呼べてしまう。
「苦し紛れに呼んで逆に全滅させられる……そんな可能もあるわけですね」
「使いどころが難しいわ……」
以前敵として戦った時のように、原作の人格が完全再現されているのだとしたら、味方として戦ってくれる可能は極端に低いだろう。
記念に召喚してみようと思っていたヨハンだったが、このバチモンに限っては、報が集まるまでは止めておくことにした。
「それと、もう一つね」
ヨハンはもう一つ送られてきたアイテムに目をやる。すると、メイが驚いたように反応した。
「ええ!? 私には屆いてないですよ!?」
「ということは……もしかしてユニークアイテムですか!?」
「凄い! 二つ目ですね!!」
興するメイとミュウ。だが、ヨハンは首を振った。
「ううん。違うみたい。普通のアイテムだったわ」
ヨハンは骨を模したアクセサリーで裝飾された不気味な本を取り出し、説明を開く。
【邪神教典】
《説明》
なし
※コラボイベント メダルモンスターを進めよう。
《手條件》
コラボイベント バーチャルモンスターVer2.0開催期間中の分岐エンディングを全て見たプレイヤーに送られます。
「本當だ。條件クリアしたのヨハンさんくらいしかいなさそうですけど……」
誰にでも手可能なアイテムではあるが、その條件から見て、ヨハン以外にこれを手したプレイヤーはいないだろう。
「アイテムの的な説明はなし……なんでしょうか?」
「これってバチモンに登場するアイテムなんですか?」
「いいえ。見たことも聞いたこともない。それに……」
ヨハンは本のページをパラパラとめくって見せる。
「何も書いてないわ」
本は全て白紙だった。
表紙には文字らしきものが書いてあるものの、オリジナルの言語なのか、読むことはできなかった。
「でもまぁ、何かバチモンに関するアイテムなのは間違いない訳だし……とりあえず説明欄に書いてあるとおり、今度はメダモンコラボを進めてみようかしら」
ゼッカとの約束もあるしと最後に付け加える。
メイとミュウも「それがいいですよ」と頷いた。
「さてそれじゃ……休憩したらちょっとやってみようかしら」
時間は19時半。疲れたからログアウトしようと思っていたが、今日が土曜なことも考えれば、まだまだ遊べる時間である。
それに、レイドでは活躍させてあげられなかった新バチモンを試したいという気持ちもある。
今日はもうログアウトするというメイやミュウと別れ、ヨハンも夕食のため、一端ログアウトするのだった。
次回より、メダモンコラボ編スタートです。
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