《12ハロンのチクショー道【書籍化】》4F:夢の終わり-2
朝日杯を1:33.0で圧勝した時、早を囁かれた。
それまでの三勝がマイル以下でしかない事をあげつらい、距離の不安を囁かれた。
迎えた共同通信杯1800m。これを7馬ちぎって圧勝。距離の不安など無いと見せ付けた。
そこでやっと世間が認めた。この馬は、強い。
まだだ。
管理調教師山中は思った。
4戦4勝。単勝2.0倍でんだ皐月賞。
二倍でいいのか?
圧勝だった。5馬ちぎってレースレコード1:57.6の決著。
世間は気付いた。
違うんだ。
ストームライダー。こいつは次元が違う。
そうだ。山中は頷く。
こいつが最強だ。こいつが取らずに誰が取る。
ダービー馬の栄冠はすぐそこまでやってきていた。
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遅生まれだった。その影響で馬の完が遅れ、2歳のシーズンを棒に振った。
「テツゾー知ってっか? 次のレースはすげー馬が居るんだぞ」
小柄だった鹿の馬はすっかり大きく、逞しく。
騎手、細原文昭は知っていた。この馬こそが栄冠に相応しいと。
「おめーなら大丈夫。2400ならおめーの勝ちだ」
スティールソード。馬主の孫に付けられたありふれた名を持つこの馬は、鈍く、鋭い眼を湛えていた。
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毎日上った浦の坂。目指す先にあるのは嵐か、それとも。
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ダービーウィークが近づくにつれ、競馬界隈はどこもかしこも賑やかに、或いは騒がしくなっていく。取材の記者は出走各馬の向を見逃さんと目をらせ、トラックマンはそんな記者らに渡りをつけつつ、獨自のコネクションで直接取材へ乗り込む。普段見かけない顔がトレーニングセンターに溢れる様に、業界人達はどこか浮ついたような、祭りの前の高揚を思わせるモノに包まれていた。
競馬業界において新年は一月一日だが、一年の終わりは日本ダービーである。
ああ、今年もダービーがやってきたんだな。
そんな浮ついた雰囲気の栗東トレーニングセンターを闊歩しながら橫田は思った。
競馬に攜わっていてダービーを意識しない人間はいない。新人のころは外から眺めるだけで悔しい思いをしたものだが、関わったら関わったで張や重圧、増える取材の煩わしさなどと折り合うのに苦労したものだった。
今でも、雰囲気に呑まれている自覚はあった。大切なのは普段通りでない自分を自覚することだ。そんな単純な気付きにも數十年かかってしまった。
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「橫田さん!」
聲に振り向けば、顔なじみの新聞記者だった。競馬を離れての付き合いこそないが、もうかれこれ十數年は顔を突き合わせていた。
「あ、どーも坂下さん」
「い、いま取材平気ですか?」
坂下はわたわたと音聲レコーダーと手帳を取り出しながら訊ねた。こういうバタバタしたそそっかしさを橫田は気にっていた。特に急いでも居なかった橫田は了承の意を返し、道端の柵に寄りかかる。
「それにしても坂下さん、栗東に來るなんて珍しいですね」
「いやーどこも締め出しちゃって口が堅いのなんの。浦じゃ聲取れなかったもんで、編集長にドヤされてそのまま栗東までってなじで」
「例年二週前追い切り位まではあんまり喋りませんもんね」
「その點橫田さんは流石です! ぼくがいつ取材申し込んでもけてくださる!」
「おだてたって何もでませんよ」
調子のいい人だな、と橫田の顔にも思わず笑みがこぼれる。
「それでなんですけど、橫田さんは今年サタンマルッコ號でダービーに參戦する訳ですけども、サタンマルッコって、実際のところどうですか?」
「坂下さん。どうって質問もどうなんですか」
「あ、あはは……いやぁほら、あの馬ってちょっと訳分からないとこある馬じゃないですか。ぼくに限らず皆さんも、こう、実力的にーだとか、手応え的にーだとか、そういった部分を橫田さんから教えていただきたいと思ってるんですよぉ」
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「うーん、なるほどなぁ。確かに外から見ると馬のことがよく分からない、というのも分かります。分かるんですが、マルッコは割りと見たまんまの馬ですよ」
「見たまんま、というと?」
「可いってことですよ」
「橫田さぁ~んお願いしますよぉ~それじゃ記事に出來ないですよぉ~!」
「冗談ですよ冗談。でもすごく可い馬ですよ。人懐っこくて、人間のことが大好きで。気に難のある馬だと思われてるみたいですけど、全然そんなことありませんよ。坂下さんは栗東にはあんまり顔出さないんでしたよね? マルッコはこっちの人達の中じゃアイドルですよ。角馬場とか歩いてる時とか、移中とかにも誰かから聲をかけられてる位ですからね」
「へぇ~。人懐っこくて人気者、と。なんだか意外ですね。あ、でも寫真で見ても思いましたけど、確かに可い顔してましたね」
「そーなんですよ! あの目が特にね、それと表がなんとも人間臭くて面白いんです」
「人間くさい、と……よ、橫田さぁん。そろそろレースに関係しそうな事、教えてくれませんかぁ?」
「んー、でも俺があんまり強そうな事吹くと負けるらしいからなぁ」
これオフレコにして下さいね?
「俺は勝つ気ですよ。ダービー」
それじゃ、と坂下を殘して橫田は去った。
あまりの唐突さに坂下はぽかんとしてしまい反応が遅れた。聲をかけそびれた背中がこれ以上は話さないと雄弁に語っており、足りない取材結果がガックリと肩を落とさせた。
「さーかーしーたちゃん! でかした!」
その坂下にどこからともなく現れた同業他社達が群がる。この時期の廄舎コメントは限られたパイとして分かち合う土壌が彼らの中にはある。要するに取材コメントのおこぼれを頂に參上したのだ。
「で、どうよ!」
「サ、サタンマルコは……」
「サタンマルッコは?」
「サタンマルッコは、可いんだそうです」
一斉に溜息が零れる。
「それなら皆さん自分で取材すればいいじゃないですか!」
「それが出來たら苦労しねぇよ」
「どうしてですか。普通に聲かけたらいいじゃないですか」
「あーお前最近栗東に來てなかったんだっけ。すげぇぞ最近の橫田。殺気立っちゃって」
「殺気立つ?」
「寄らば斬るってな合で一人で居るところなんて近づけねぇよ。試しに聲掛けた奴がすげーあしらわれて、以來ずっとすげー顔してんだよ」
「お前よくコメント取れたな」
「まぁロクに取れてなかった訳だけどな。どうせサタンマルッコだろ? 空いた馬に乗っただけじゃ橫田でもどうにもならねぇか。はー、他回るか」
「勝手すぎる……」
三々五々散っていく記者達をジト目で見送りながら、坂下は先程の一幕を反芻した。
空いた馬に乗っただけ? 本當にそうだろうか。
丁度近くをどこぞの廄務員が通りかかった。すかさず聲をかける。
「あの、すみません。しお話うかがわせて貰ってよろしいですか?」
「ん? なんや。ウチんとこの馬はダービーもオークスも安田でねぇぞ?」
「ああいえ、お伺いしたいのはサタンマルッコ號のことで」
瞬間、男の表が輝いた。
「おーマルッコかいな! なんでもききや。まずなー、あん馬はとにかく――」
聞けといいつつ捲くし立てる男に苦笑しつつ相槌を打つ。
本當にあの馬、栗東じゃ顔広いんだな、と心しつつ間をって問いかけた。
「主戦の橫田騎手なんですけど、いつ頃からサタンマルッコ號に乗っていたんですか?」
これはある程度確信を持った質問だった。
本來、浦所屬の橫田が栗東の馬の主戦になるのはおかしい。理的距離が遠いとレースの度に移の煩わしさが付きまとうし、そもそも普段から人馬のコミュニケーションが取りにくくなるからだ。栗東の馬には栗東の騎手。浦の馬には浦の騎手。それは単純な効率の問題で生まれた常識だ。
そこへ來てサタンマルッコ橫田友則である。しかもどうやら口ぶりからすれば普段の栗東を知るほど通い詰めているらしいではないか。それはつまり――
「ん? 橫田ジョッキーなら青葉の前にはもう乗ってたなぁ。皐月の一週前追い切りより前やから、4月の中ごろか?」
「なるほど。大変參考になりました」
「お、もうええんか?」
繋がった。
最後に告げたあの言葉。瞳の奧の鋭い。
なるほど。
馬のことは結局よくわからないままだ。だが、人のことならよく知っている。
橫田友則、気配アリ、だ。
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日本ダービー part5
656 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx60
それは無理に探しすぎ3歳の馬なんだから當然
持ってる時計がちがう
もう何をどうやったって負けるわけねーよ
658 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxw0
例年この時期突然現れる遅れてきた大が全部小な件
661 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxr0
そもそも5chの化呼ばわりはだいたいポニー
662 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxj0
>>661
真にけてんのお前だけだから
662 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxI0
謎の外國馬ヤッティヤルーデスの正不明すこすこのすこ
665 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxF0
やってやるです!
やぁぁぁぁってやるぜ!
どっちなのか
666 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxy0
トルコ語かなんかと日本語が起こした奇跡の馬名
670 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxd0
皐月賞1著ストームライダー
皐月賞2著ラストラプソディー
皐月賞3著ナイトアデイ
皐月賞4著ゲノム
皐月賞5著コーネイアイアン
プリシンバルS1著カタルシス
青葉賞1著スティールソード
青葉賞2著サタンマルッコ
NHKマイルカップから參戦無し
あとは賞金順が概ね予想通りに參戦?
672 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxA0
條件戦勝ちあがったばっかの馬が勝つGⅡ青葉賞とかいうレース
673 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxa0
いや青葉賞って元々そういうレースだろw
678 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx80
まぁ順調にいってる馬なら皐月使うしな
680 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxR0
???「今年も青葉は茂らない!!!!!!」
はー枯葉賞
682 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxt0
>>680
もう許してやれよ
688 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxh0
カタルシスとスティールソードでストームライダーに勝てるビジョンが浮かばない
689 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxV0
ラストラプソディーがぶちぬくから見とけよ
701 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxZ0
どうせ高速馬場専用機だろ
ダービー走ってぶっ壊れるいつものパターン
714 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxz0
ところが皐月の日はいうほど高速馬場でもなかったんだな
週末に雨だったし條件戦では直線で時計出てなかった
そんな中1:57.6とかマジモンだろ
718 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxr0
現実見れない低學歴アンチ
馬場ガー相手ガー中山適正ガー距離ガー
730 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxi0
煽ろうとは思わんけどまじで別路線組みに負ける要素ねーだろ
あるとしたらNHKマイルカップ組みからだけど今年のメンツ見る限りみ薄だしな
742 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxg0
毎年バケモンバケモンっつってニセモンばっかだったけど
今年のはマジで化だな
嵐は足の丈夫なアグネスタキオンだろ
745 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx90
足の丈夫なタキオンとかもうそれ無敵だな
746 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxt0
レースっぷり的にどっちかというとフジキセキっぽいけどな
750 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxn0
先行抜け出し型だもんな
囲まれる心配ないから見てて安心するわ
766 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx20
鞍上も竹田だから詰まる心配もないしな
(ナイトアデイから目を逸らしつつ)
771 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxm0
ナイトアデイの前に謎の壁が出現しそう
775 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxJ0
2歳から皐月まではストームライダー一強で間違いない
皐月組はどっかで當たってるから勝負付け済んでるし
さてダービーはというと他に馬がいないからやっぱ楽勝か
790 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxP0
>>670
というかこれ良く見たらちゃっかりトモさん2getしてんのな
この馬もともと羽賀の馬だろ? よく持ってきたな
800 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxN0
サタンマルッコって艦廚が祭り上げてるやつだろ
逃げりゃまだレースが面白くなるからいいけど普通に控えやがったからな
出る意味ないレベル
803 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxr0
お前嫌艦廚にみせかけた艦廚だろ
811 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx10
サタンマルッコは可いわね
812 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxT0
フラーマさんは靜かにしてて
819 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx/0
これ嵐のオッズ1倍臺だろ
822 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxC0
1.5つきゃいいほう
828 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx40
ディープのときみたいに1.1とか普通にありえる
新聞があの時ほど騒いでないけど、ローテとか中間含めてここまで完璧すぎる
紛れがあるとすりゃ外枠発走だが正直この馬ならなんとかなるんじゃねえの
831 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxU0
嵐に大金突っ込むか狙いで遊ぶかっていうレース
834 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx30
1倍臺の馬が飛べば連系がうまいもんな
ダイランドウ……うっ、頭が
845 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxc0
ダイランドウ……惜しい奴を亡くした
847 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxG0
死んでないから
850 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxx40
あの馬彌生で発四散したくせによく皐月出たよな
可能があるとしたらあいつくらいだった
852 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxQ0
???「この中間は距離延長に考慮した調教を施した(キリッ」
856 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxl0
さすが須田っち言う事が違う(白目
857 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxH0
距離適正の無さをあれほど見事に現した馬も珍しい
とはいえ今年のマイルカップなら勝ててただろうな
864 名無しさん@競馬板 20NN/05/10 ID:xxxxxxxd0
マイルでも長い説、あると思います
読み返すとアラが目だって書き直したくなりますが、一區切りまでは突っ走ります。
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※書籍化が決定しました! GA文庫さまから、好評発売中! 書籍化に伴いタイトルが変更になります! (舊タイトル「【連載版】「あんたが神作家なわけないでしょ」と幼馴染みからバカにされたうえに振られた) 陰キャ高校生【上松勇太】は、人気急上昇中大ベストセラーWEB小説家【カミマツ】として活動している。 ある日勇太は、毎日のように熱い応援を送ってくる幼馴染が、自分のことが好きなのだろうと思って告白する。しかしあえなく大玉砕。 「ぼ、ぼくが作者のカミマツなんだけど」 「はあ?あんたみたいなオタクと、神作者カミマツ様が同じわけないでしょ!?」 彼女は勇太ではなく、作品の、作者の大ファンなだけだった。 しかし、幼馴染みはのちに、カミマツの正體が勇太と気付いて後悔するが、時すでに遅し。 勇太の周りには、幼馴染よりも可愛く性格も良い、アイドル聲優、超人気美少女イラストレーター、敏腕美人編集がいて、もはや幼馴染の入る余地はゼロ。 勇太は自分を認めてくれる人たちと、幸せ作家生活を続けるのだった。
8 61【書籍化】キッチンカー『デリ・ジョイ』―車窓から異世界へ美味いもの密輸販売中!―【コミカライズ】
.。゜+..。゜+.書籍発売中!TOブックス様よりイラストはゆき哉様で発売中! コミカライズ化決定!白泉社様マンガparkにて11月下旬、漫畫家水晶零先生で公開です!。.。゜+..。゜+お読みくださる皆様のおかげです。ありがとうございます! 勤め先のお弁當屋が放火されて無職になった透瀬 了(すくせ とおる)22歳。 経験と伝手を使ってキッチンカー『デリ・ジョイ』を開店する。借りた拠點が好條件だったせいで繁盛するが、ある日、換気のために開けた窓から異世界男子が覗きこんで來た。弁當と言っても理解されず、思わず試食させたら効果抜群!餌付け乙!興味と好奇心で異世界交流を始めるが、別の拠點で営業していたら、そこでもまた別の異世界へ窓が繋がっていた!まったり異世界交流のはずが、実は大波亂の幕開けだった…。 注:キッチンカーではありますが、お持ち帰りがメインです。立ち食いOK!ゴミだけは各自で処分ねがいま……じゃなかった。料理メインでも戀愛メインでもありません。異世界若者三人の異文化(料理)交流がメインです。
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