《「魔になったので、ダンジョンコア食ってみた!」 ~騙されて、殺されたらゾンビになりましたが、進化しまくって無雙しようと思います~【書籍化&コミカライズ】》第24話 第二回迷宮魔改造會議

スタンピード終結から3日後、バルバルにはレクリアで報収集や買いなどを行ってもらっていたが、一度報共有の為に集まるようレクリアから戻ってきてもらった。

「みんなお疲れさん。特にバルバルは數日きっぱなしだっただろ。

フォレノワールにバルバルの部屋も作っておいたからこの報共有が終わったらゆっくり休んでくれ」

「ありがとうございます! でも夜はしっかり寢てましたし、みなさんと目標に向かってくのは楽しいので大丈夫ですよ!」

「そうか。あんま無理はすんなよ? じゃあさっそくバルバルから、街で得た報を話してくれ」

「わかりました。

まず、みなさんもご存じだと思いますが、SランクとAランク冒険者のパーティーによってスタンピードは止まりました。

そしてダンジョンコアの事はアウンさんの予想通り匿されています。

ダンジョンコアの事を知っているのはボスを撃破した2パーティーのメンバーとギルドマスター、それと國の上層部のみだと思われます」

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「やっぱりそうなったか。好都合だな」

「次に、ボスを討伐したパーティーと逸早く報提供した私に特別報酬がもらえるそうです。

を聞かれましたので大容量のマジックバッグをお願いしておきました。

商人としても今後の計畫においても必要だと判斷したのでそうしましたが、良かったですか?」

凄いな。今からお金を渡して買ってもらおうと思ってたが、全部手間が省けてよりレアリティーの高いものが手にりそうだ。

「さすがだな! 問題ないどころかこれからバルバルにお願いしようとしたのを先にやってくれた事になる」

「それなら良かったです。

最後にですが、ギルドから冒険者に今回のようなスタンピードが起きないようにダンジョンを見つけた際は定期的にそのダンジョンにモンスターの間引きの依頼が出るようになるそうです。

ダンジョンのシステムなどは知られてないですが、あながち対応としては間違ってはいませんね。

あ、あとアウンさんとキヌさんの事が冒険者の間で話題になってましたよ! 『やたら強い旅人が居て、討伐を手伝ってくれた』って」

これも思通りに行ったな。

街にって排除される事はなさそうだし、最悪【銀砂の風】の名前を出せば荒事は避けられそうだ。

「そうか、すべて順調で怖いくらいだな。報収集ありがとな。聞きたいことは大聞けた」

「はい、引き続き報収集はしておきますね」

「んじゃ、次は俺からだな。

まずダンジョンに関しては今回のスタンピードが蒼緑平原まで及んでいたからかプレンヌヴェルトの方にも大量のダンジョンポイントがってきた。

この増えたポイントでダンジョンの拡張を行なって、現在8階層まで作することができている。

7階層にレッドオーガ、8階層のボスに牛頭鬼と馬頭鬼を配置してあるから攻略自は中級者以上になると思われるが、2階層から5階層はEランクの魔を配置してあるから初心者でも探索できるレベルに調整してある。

次に獣人村の方だが、こちらもこの數日で安定してきてる。

近くに居るモンスターも問題なく戦士たちが狩れてるし、食糧事も大丈夫そうだ。

あと、俺から獣人たちに商店と宿屋が行える建を建ててもらえるように依頼してある。

そしてダンジョンへの口を作るのはおよそ半月後を想定してる」

「順調じゃな! して、今後はどのようにけばよいのじゃ?」

「アルスはこのフォレノワール迷宮の口を閉じ、クラン拠點の作き出してくれ。

イルスはダンジョンポイントの貯まり方を見ながらプレンヌヴェルト迷宮の拡張を行なってほしい。

最終的には50階層を超えるダンジョンを目指すつもりだからな」

「わかったのじゃ」 「了解したでござる」

「バルバルにはやってもらう事がたくさんある。

まず、プレンヌヴェルトに商店と宿屋を開いてほしい。

今後、冒険者が増える事やダンジョン攻略を行うことを考えると大きな黒字を出すことができるだろう。

初期投資に必要な費用は俺が冒険者だった時に貯めてた金があるから、それで賄えるはずだ。

それと同時並行で、獣人族やこの村の代表者にもなってもらいたいと考えている。

これは村長のメルメルからの打診でもあるんだけど……任せてもいいか?」

「うわぁ、大変そうですね……でも頑張りますよ! その方が、々都合が良さそうですしね!

ただ、數人獣人族から補助要員を付けてもらいたいのですが、良いですか?

もちろんアウンさんのは話しませんが」

「それは任せるよ。優秀そうな人材を見繕って決めておいてくれ」

「ありがとうございます。さっそくき出しますね!」

しは休めよ? さて、最後は俺とキヌだ。

今からレクリアに行って冒険者登録をする。そしてひとまずの目標はBランクだ。

Bランクになればクランの立ち上げができるようになるからな!」

「ん。今から行く?」

「そうだな。向かおうか」

こうして報共有も終わり俺とキヌはレクリアの街に向かう事となった。

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