《【WEB版】王都の外れの錬金師 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~【書籍化、コミカライズ】》10.栄養剤を作ろう
「『栄養剤』は、植の葉と水と魔力草を混ぜて作る」
『錬金門』に書いてあったレシピだ。適當すぎるったら無い。
と一人思いながらも、『植の葉』はきっと『栄養のある葉』なのかもしれない。
私は、屋敷の裏にある小さな森で、々探してみることにした。手には小さな採取用のカゴを持っていく。
植を探していたら、【鑑定】の項目が増えていた。詳細の容もし詳しくなっているし。レベルが上がったからかな。
それにしても、ここはイキイキした良質の草が多い。やっぱり森の土は栄養に富んでいるのかしら。
【プレーン草】
分類:植類
品質:良質
詳細:普通の草。あまり栄養はない。イキイキしている。
【ねじねじ草】
分類:植類
品質:良質
詳細:普通の草花。あまり栄養はない。イキイキしている。
【鈴草】
分類:植類
品質:良質
詳細:普通の草花。あまり栄養はない。に毒がある。イキイキしている。
【ロアエ】
分類:植類
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品質:良質
詳細:薬草としても使える。栄養はない。イキイキしている。
【グリーンリーフ】
分類:植類
品質:良質
詳細:栄養があり、が好んで食べる。イキイキしている。
【百日草】
分類:植類
品質:良質
詳細:栄養があり、花は長く持つ。イキイキしている。
【魔力草】
分類:植類
品質:良質
詳細:魔力があり、薬剤の元に使われる。イキイキしている。
【癒し草】
分類:植類
品質:良質
詳細:栄養があり、薬効分に富む。イキイキしている。
あれ、癒し草と魔力草が自生してたよ。しかも店のものより品質がいいわ。これは材料に採取しよう。
あとは、ここに生えているのだと、グリーンリーフと百日草かなあ。
私はこの四種類の植を持って帰ることにした。
◆
ケイトを伴って実験室にる。
うーん、これは分量の割合も書いてないなあ。
仕方ないので、ポーションと同じ分量、植類と魔力草と水を、2:1:2で行くことにする。
まずはグリーンリーフかな。
グリーンリーフと魔力草をみじん切りにして、蒸留水にれる。
そして、魔法の加熱の上にビーカーを乗せて、加熱し始めた。
ビーカーの周りに気泡ができて、小さな気泡が付き始めた。
【栄養剤】
分類:薬品
品質:普通 ーー
詳細:有効分は薄め。
もうしたつと、気泡が大きくなってきた。
【栄養剤】
分類:薬品
品質:普通 ー
詳細:有効分はやや薄め。し苦い。
さらに経つと、時々ポコポコし始めた。
【栄養剤】
分類:薬品
品質:普通 微ー
詳細:素材の有効分は十分出されているが、し不足する分がある。しかも苦い。
……あれ、不足する分ってなんだろう。この植だけじゃ足らないってことかなあ?
そして沸騰し始める。
【栄養剤】
分類:薬品
品質:低品質 +
詳細:有効分が一部失われている。苦味は薄れている。
次は沸騰以降は要らないかな。
じゃあ次は、グリーンリーフに百日草を混ぜてみましょうか。
グリーンリーフと百日草、魔力草を下処理してからみじん切りにして、蒸留水にれる。
そして、魔法の加熱の上にビーカーを乗せて、加熱し始めた。
しばらく経つと、時々ポコポコし始めた。
【栄養剤】
分類:薬品
品質:普通 微ー
詳細:素材の有効分は十分出されているが、不足する分がある。
……あれ、不足する分ってなんだろう。まだこの植だけじゃ足らないってことかなあ?
そして沸騰し始める前に加熱魔道を止めた。
うーん。ビーカーを前に機の上に顎を乗せてビーカーを覗き込む。
ひとまず新しいビーカーを二個出してきて、できたを三等分にした。
①ひとつはそのまま。
②ただぐるぐるとかき回してみた。
③魔力を込めてかき回してみた(錬金発酵?)。
②は変わらず。
【栄養剤】
分類:薬品
品質:普通 微ー
詳細:素材の有効分は十分出されているが、不足する分がある。
③をやろうとしたら、魔力が多すぎたらしく激しくって発した。
この間作った普通のポーションでガラスで切った傷を治したから問題ないのに、ケイトに怒られた。ケイトは怒りながらも割れたガラスを片付けてくれた。
ちなみに、出來たものは『産業廃棄』に変わっていた……。
【産業廃棄】
分類:ごみ
品質:役立たず
詳細:捨てるしかない。とにかく不用品。
③再度→殘しておいた①を使って、こめる魔力を抑えてかきまわした。ガラスを片付けているケイトが気づかないうちにササッと隠れてやった。……すると、がキラキラって、栄養剤の分が変質した!
【栄養剤】
分類:薬品
品質:良質
詳細:有効分が揃っている。
「ケイト!できたわ!」
「えっ!」
ケイトがガラスを片して部屋の外に出してから、ビーカーを覗き込む。
「一時はどうなるかと思いましたが……良かったですね」
でも、にっこり笑って、言われてしまった。
「発のことは旦那様と奧様にご報告しておきますね」
私がその晩、注意してやるようにと両親に叱られたことは言うまでもない。
ちなみに、余った良質の癒し草と魔力草を使ってポーションを作ったら、良質なポーションも出來た!やっぱり素材の品質も大切らしい!
【ポーション】
分類:薬品
品質:良質
詳細:有効分は十分。若干甘味をじる。し容態の悪い人まで回復できる。
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