《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》臨時パーティー
「それじゃあよろしく頼むよ」
「……ええ、お願いします」
リーダーのユーゴさんに俺は返事を返した。
「私たちがサポートするのでそんなに張しないでくださいね」
「ありがとうございます」
僧のオリーブさんがやさしく聲を掛けてくれる。
俺はそう返事をするが張していた。
さきほど、狩りの見學を申し出た俺だったが「それならば」とユーゴさんに言われて臨時でパーティーに加わることになった。
ダンジョンで簡易的にパーティーを組むことはよくある。
お互いの冒険者カードを重ねてリーダーが申請を行うことでパーティー登録ができるのだ。
當初は見學だけで済ませるつもりだったのだが、俺が魔法を使えると言ったら「それなら攻撃に參加してしい」と頼まれたのだ。
最後にパーティーを組んでから丸一年が経っているので、ちゃんとけるか不安があったのだが、こうして參加するからにはどうにかするしかない。
俺はそう決意をしながら彼らの後ろからついていく。
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「いたぞっ!」
そうこうしている間にユーゴさんがモンスターを発見したらしい。
「それじゃあ、いつもの通りにやるか! ティム君はオリーブの指示に従ってくれ」
「はい!」
ユーゴさんとリベロさんが剣を抜き前に出る。
「コボッ!」
「【セイフティーウォール】」
コボルトアーチャーが放った弓が俺たちに向かって放たれたが、オリーブさんが張った明な壁に阻まれて地面へと落ちた。
「おおっ!」
矢をはじく魔法を見たせいで、激の聲を出してしまった。
「ミナとティム君は前衛2匹を牽制するための魔法を撃ってくれ。その間に俺とリベロが後衛を抑え込む」
二人は戦士ゴブリンと戦士コボルトを攻撃して押し返すと後衛に向かって走り出した。
「二人ともタイミングを合わせてファイアアローの用意…………今っ!」
「「【ファイアアロー】」」
俺とミナさん合わせて13本の火の矢が飛ぶ。
ファイアアローはユーゴさんとリベロさんを追いかけようとしていた戦士ゴブリンと戦士コボルトに突き進みすべて被弾した。
「全弾命中、その上6本も出せるなんて中々やるわね」
ミナさんから褒められた。
「もう一回。今度はアイスアローで火消しもお願いね」
本來ならここで敵の治癒魔法が飛ぶところなのだが、ユーゴさんとリベロさんが接近しているのでその余裕はなさそうだ。
「今よっ!」
「「【アイスアロー】」」
今度は13本の氷の矢が飛ぶ。
「「ガッ……フッ!」」
すべて直撃したようでそのまま倒れ伏していた。
「その年の割に中々やるわね……」
ミナさんは改めて俺を見ると驚いた顔を浮かべていた。
「どうやらあっちも片付きそうですね。治癒魔法は必要なさそうかな?」
しばらくしてコボルトアーチャーとゴブリンメイジを倒した二人が戻ってくる。
さきほど苦戦をした敵をこうもあっさり倒せるとは……役割分擔の大切さがわかった。
「いやー。思っていたよりずっと優秀だったな」
「本當にね、萬年スキルなしだったからこっちで完全に面倒見るつもりだったけど、普通に戦力になったわよ」
「ミナっ! 失禮でしょうがっ!」
「あっ、ごめん」
口元に手を當て謝るミナさんと、たしなめるオリーブさん。
「知っていたんですか?」
俺は改めてユーゴさんに確認をする。
「知っていたというよりもそうじゃないかと思っていただけだがな」
「だとしてもなぜ俺をパーティーにれたんですか? 本當にスキルなしだったら寄生ですよ?」
俺の疑問にリベロさんが答える。
「そりゃ興味があったからに決まっている。単獨で四層までこれた時點で何かしらあるのは確定しているからな」
「そうね、私は冒険者をして三年目になるけど、まさかそこまでの魔法が使えるとは思わなかった」
ミナさんがそう答える。どうやらユーゴさんたちは俺の一つ年上だったようだ。
「とにかく、攻撃魔法を使える人間があと一人増えるだけで隨分と戦闘時間が短できることがわかった。こっちこそ手伝ってもらえて助かったよ」
これほどあっさりと倒せるのは例外らしい。
俺は彼らが次の戦闘に備えて魔石を回収したり武の手れをしているのを橫目にステータス畫面を開く。もしかするとレベルが上がっているかもしれないと考えたからだ。
「えっ……これって……?」
だが、そんな考えは一瞬で消え失せると俺は混におちいった。
「どうしてこんな報が……?」
何故ならそこには……。
名 前:ユーゴ
年 齢:17
職 業:戦士レベル33
筋 力:170+66
敏捷度:145
力:150+66
魔 力:13
神力:20
用さ:109
運 :111
ステータスポイント:160
スキルポイント:64
取得スキル:『剣レベル7』『格闘レベル3』『バッシュレベル7』『シールドバッシュレベル3』『パリィレベル5』『手當レベル1』『コンセントレーションレベル3』
名 前:リベロ
年 齢:17
職 業:斥候レベル31
筋 力:108+31
敏捷度:168+62
力:112
魔 力:19
神力:23
用さ:109+31
運 :134
ステータスポイント:150
スキルポイント:60
取得スキル:『罠知レベル7』『魔法罠知レベル3』『罠解除レベル5』『解レベル3』『後方回避レベル7』『バックスタブレベル4』『短剣レベル7』『暗レベル3』『弓レベル6』『連続打ちレベル4』
名 前:ミナ
年 齢:17
職 業:魔道士レベル33
筋 力:22
敏捷度:50
力:35
魔 力:174+66
神力:135+33
用さ:125+33
運 :120
ステータスポイント:160
スキルポイント:64
取得スキル:『杖レベル2』『ファイアアローレベル7』『アイスアローレベル7』『ウインドアローレベル4』『ロックシュートレベル3』『瞑想レベル7』『ヒーリングレベル1』『ライト』『ウォールレベル3』『バーストレベル4』『魔力集中レベル3』
名 前:オリーブ
年 齢:17
職 業:僧レベル32
筋 力:30
敏捷度:45
力:45
魔 力:143+32
神力:169+64
用さ:122+32
運 :170
ステータスポイント:155
スキルポイント:62
取得スキル:『レベル4』『ヒーリングレベル7』『ハイヒーリングレベル3』『ライト』『祝福レベル7』『スピードアップレベル3』『スタミナアップレベル3』『瞑想レベル3』『セイフティウォールレベル3』
四人のステータスが表示されていたからだ。
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