《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》『ウォール』『バースト』『魔力集中』取得
「【ファイアアロー】」
「「「ゴブブブブブッ!」」」
俺が放った魔法の矢がモンスターを打ち倒す。
「【ウインドアロー】」
「「「コボボボボボッ!」」」
魔石を回収に向かった先でもモンスターが湧いたので魔法で倒す。
「サロメさんの言う通り、深夜から早朝にかけての狩りは空いていていいな」
三層に通うようになってから三日が経った。
俺は【ウォール】を覚えるまでここで狩りをすることにしたのだが一つ問題があった。
三層は他の冒険者がたくさんいるお蔭で危険がなく人気がある。そのせいで獲の取り合いになるという欠點があるのだ。
だが、サロメさんが「三層に籠もる冒険者は朝に潛って夕方に戻ってきますから、時間をずらせば割と空いていますよ」と教えてくれたお蔭でその欠點が解消された。
言葉を信じて夜中に來てみたところ、深夜から早朝にかけて狩りをしている冒険者の數はなかった。
安全に狩りがしたがっているパーティーがいるから混むのであって、そういった考えの人間は人がいない時間帯には出てこない。
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サロメさんは付をしているのでダンジョンに出りする冒険者の狀況を把握していて空いている時間帯を俺に教えてくれたのだ。
深夜に潛るパーティーは実力がしっかりしているらしく、多數湧きだすモンスターにも慌てることなく対処している。
俺も魔法で確殺ができるので、湧いては倒し魔石を回収しそこから近くにいるモンスターに魔法を放つという移方式で狩りをしていた。
お蔭で存分に狩りをすることができるのでレベルもぐんぐん上がっている。
「おっ!」
ステータス畫面を開くと思わず聲を出してしまった。
魔道士の取得可能スキル欄に『ウォール』『バースト』『魔力集中』が加わっていたからだ。
「とりあえず6までは上げられるんだな」
『☆☆☆☆☆☆』となっていたので俺は取得可能になったスキル3つを全部6まで上げてみた。
「……予想はしていたけどスキルポイントの必要量が上がってるな」
最初から取得可能だったスキルと比べ、新しく出現したスキルは効果が高い分、多くのスキルポイントが必要らしい。
『ウォール』を6まで上げるだけでも27ものスキルポイントを使った。
これから先もっと有用なスキルが取得できるようになれば必要なポイントも増えてくるかもしれない。俺はそのことを頭にれておいた。
名 前:ティム
年 齢:16
職 業:魔道士レベル25
筋 力:119
敏捷度:102
力:102
魔 力:139+50
神力:126+25
用さ:118+25
運 :107
ステータスポイント:93
スキルポイント:162
取得ユニークスキル:『ステータス作』
取得スキル:『剣レベル6』『バッシュレベル6』『ヒーリングレベル3』『取得スキルポイント増加レベル5』『取得ステータスポイント増加レベル5』『取得経験値増加レベル5』『ライト』『罠知レベル5』『罠解除レベル5』『後方回避レベル5』『アイテム鑑定レベル5』『短剣レベル5』『ファイアアローレベル6』『アイスアローレベル6』『ウインドアローレベル6』『ロックシュートレベル6』『瞑想レベル6』『ウォールレベル6』『バーストレベル6』『魔力集中レベル6』
「だいぶスキルが充実してきたな」
取得して即スキルレベルを上げられるのが俺の強みだろう。
恐らく、今回3つのスキルが解放された條件は魔道士レベルが25になったお蔭だろう。
出現が待ち遠しくてこまめにステータス畫面を開いて確認していたから変化がわかる。
裏付けを取りたければ簡単だ。『戦士』を25まで上げてしまえばよい。
ユーゴさんが取得していた『コンセントレーション』などが出てくれば確定と言ってよいだろう。
「ステータスポイントどうしようかな……?」
ここ數日、俺はステータスポイントを振るのを控えていた。
運に関しては100を超えるように早めに振っておいたのだが、他に関しては考えてしまう。なぜなら……。
「現段階で俺の魔力はミナさんに及んでいない」
彼は俺より一年長く冒険者をやっているのだから當然なのだが、そんな彼を含むユーゴさんパーティーの冒険者ランクはDなのだ。
弱いというつもりは決してないが、ウォルターたちはBランク。おそらくステータスにおいてもユーゴさんたちを上回っているに違いない。
「特化させるか、平均をとるか」
俺が現在悩んでいるのは優先すべきステータスの振り方だ。
現在の段階で、狩りは魔法がメインになってきているので魔力を上げていきたい。
だが、この先には魔法よりも武が効果的な層も存在している。
その時になって慌てて筋力に振っても手遅れになる可能がある。
時間を掛けてすべてのステータスで上回るのも手だが、ウォルターとの勝負まであと二週間ほどだ。
他の職業を優先することも考えるが、そうすると魔道士の職業補正を失ってしまう。
選択肢が多すぎて頭が混してきた。
「とりあえず、一旦帰って休むか……」
このままダンジョンに突っ立って考え続けるのも良くない。
徹夜で狩りをした疲れもあるので、俺は一度戻ることにするのだった。
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