《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》方針決定
「うーん、次はどうしようか?」
ベッドの上であぐらをかきながら俺はアゴに手を當てて考える。
毎度行っている『ステータス作』は俺が冒険者を続けていきり上がるためには欠かせない能力だからだ。
ステータスの振り方1つ、取得すべきスキルの選択1つ次第で未來が大きく変わってしまうので、落ち著いた場所で考するのが最近のパターンになっていた。
「『コンセントレーション』は優秀なスキルだよな?』
使用することで 『筋力』『敏捷度』『力』を同時に上昇させることができるのだ。
四層までの狩りで使っている前衛を何人か見た覚えがある。問題は……。
「持続時間が短いこと。本人にしかかけられないことか?」
『コンセントレーション』の持続時間の短さについてはサロメさんに調べてもらったスキルの資料にも書かれている。
スキルレベルにもよるが、最大で2分が良いところらしく、前衛が使う場合はその時間で倒しきる確信を得たら使うのが良いとされている。
Advertisement
「『スピードアップ』『スタミナアップ』『指定スキル効果倍』と組み合わせるのもありっちゃありなんだが……」
わざわざ効果倍枠をとってまでやるのなら、汎用が高い『バースト』を選択するべきだろう。
「今の俺の戦士レベルが30……つまり『コンセントレーションレベル7』まで上げることができるが、使用するスキルポイントは41。中々ばかにならないぞ……」
しかもやるからにはこの先を考えて10まで上げることになる。すると最大必要スキルポイントは237になる。
これは『コンセントレーション』だけでなく、職業レベル25で手した戦闘系スキルの大半に當てはまる消費スキルポイント數だ。
「この先もソロでやっていくなら相手に突っ込んでいく立ち回りをメインにすべきではないだろう」
例に挙げたのは『コンセントレーション』だがこれが『バックスタブ』であろうと同じこと。
俺に必要なのはあらゆる狀況に対応可能な汎用の高いスキルだ。
魔法なら遠距離攻撃による數減らしや、僧の支援魔法で底上げすることで一時的に前衛に通用する力を得ることもできる。
「そう考えると、既にレベル8まで上げてしまった『バースト』スキルレベル10が上限で支援効果も高い『スピードアップ』『スタミナアップ』あたりを先に抑えておくべきだな?」
こちらの支援魔法は仲間にも掛けることができるので、いざという時に周りを支援してやることもできるだろう。
もっとも、あの時の宣言以來俺は距離を置かれているようなので関係ない考えかもしれないが……。
「あとはステータス振り分けだな……」
現在殘っているステータスポイントは183だ。『指定スキル効果倍』のお蔭でレベルが1上がるごとに15増えるので助かっている。だが、レベルの上昇自も今倒しているモンスターでは上げにくいのできつくなってきている。さらに……。
「すべてのステータスが300オーバーしていて、辛うじて400に近いのは『力』だけ……」
『商人』を選択してレベルが上がっていたので、上昇してしまっただけだ。
「ここまでは100上げるごとに必要になるステータスポイントが多くなるから満遍なく振ってきたけど、そろそろそのやり方をやめるべきじゃないだろうか?」
あの時は低レベルということもあってか、スキルポイントもステータスポイントもガンガン増えたので安易に振っていたが、現時點で取得したいスキルをすべて取ることもできず選択肢を狹めなければならないことを検討している。
「そうすると……後衛系にしておくか」
現狀はどっちつかずの中衛として行しているが、もっと魔法の威力が高ければ敵が近寄る前に片付けることだってできたはず……。
現在の魔力は「336」になっており、ほんのしだが前衛寄りになっている。ここから『魔力』『神力』『用さ』へと振っていくのだが……。
「よし、決めた。『遊び人』を23まで上げてから『魔道士』を40にして出現するスキルを取得。その後はレベル『戦士』『斥候』『遊び人』の順番にレベルを40まで上げて手したステータスポイントはこの3つへと振り分ける。斥候で上がってしまう『用さ』から先に上げておけば400を超えたときの消費ポイントをしは抑えられるだろう」
遊び人に関しては戦闘力減の不安があるので狩場を四層に戻すつもりだが、運500を維持するためにはこればかりは仕方ない。
このやり方だとレベルアップ時の職業補正分しか長できず、しばらくの間は停滯に耐えなければならない。
だが、どのみち五層を突破できる予定もない。レベル40までならそれぞれの職業で二週間あれば到達可能だ。
先が見えずに不安だった商人をやり遂げた俺だ。きっとなんとかなるはず……。
名 前:ティム
年 齢:16
職 業:遊び人レベル21
筋 力:347
敏捷度:311
力:380
魔 力:336
神力:300
用さ:352
運 :480+105
ステータスポイント:3
スキルポイント:187
取得ユニークスキル:『ステータス作』
指定スキル効果倍:『取得スキルポイント増加レベル5』『取得ステータスポイント増加レベル5』『取得経験値増加レベル5』『アイテムドロップ率増加レベル5』『バーストレベル8』
取得スキル:『剣レベル7』『バッシュレベル6』『ヒーリングレベル6』『ライト』『罠知レベル5』『罠解除レベル5』『後方回避レベル5』『アイテム鑑定レベル6』『短剣レベル5』『ファイアアローレベル6』『アイスアローレベル6』『ウインドアローレベル6』『ロックシュートレベル6』『瞑想レベル6』『ウォールレベル6』『魔力集中レベル6』『祝福レベル6』『キュアレベル6』『ハイヒーリングレベル6』『セイフティーウォールレベル6』『スピードアップレベル6』『スタミナアップレベル6』『アイテムボックスレベル4』『指定スキル効果倍レベル5』『スキル鑑定』
「……これでいいはずなんだ」
殘っていたステータスを『用さ』に振った俺は、ステータス畫面を食いるように見つめ続けるのだった。
【電子書籍化決定】人生ループ中の公爵令嬢は、自分を殺した婚約者と別れて契約結婚をすることにしました。
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である國の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。 両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。 彼の為ならば、全て耐えられる。 愛する人と結婚することが出來る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。 しかしそれは“ある存在”により葉わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。 はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。 愛した人は、最低だった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も殘らなくなる。だから、恨むことはしない。 けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。 そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動しはじめたのだった。 「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」 そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。 【ありがたいことに、電子書籍化が決定致しました!全ての読者様に、心より感謝いたします!】
8 123王女は自由の象徴なり
ラーフェル王國の第一王女として生まれたユリナ・エクセラ・ラーフェルは生まれ持ったカリスマ性、高い魔法適性、高い身體能力、並外れた美しい容姿と非の打ち所がない完璧な王女だった。誰もが彼女が次期女王になるものだと思っていた。 しかしユリナは幼い頃、疑問に思っていた。 「どうして私が王様なんかになんなきゃいけないの?」 ユリナはずっと王族の英才教育を受けて大切に育てられた。しかし勿論自分が使うことができる自由な時間などほとんど存在しなかった。そんなことユリナは許さなかった。 14歳となったある日、ユリナは自由を求めて旅に出た。平たく言うとただの家出だ。 「私は誰もが自由を求めるチャンスはあって然るべきだと思う!絶対誰かの言いなりになんてならないんだから!」 (本編:邪神使徒転生のススメのサイドストーリーです。本編を読んでいなくてもお楽しみ頂けると思います。)
8 108【書籍化決定】前世で両親に愛されなかった俺、転生先で溺愛されましたが実家は沒落貴族でした! ~ハズレと評されたスキル『超器用貧乏』で全てを覆し大賢者と呼ばれるまで~
両親に愛されなかった男、『三門 英雄』 事故により死亡した彼は転生先で『ラース=アーヴィング』として生を受けることになる。 すると今度はなんの運命のいたずらか、両親と兄に溺愛されることに。 ライルの家は貧乏だったが、優しい両親と兄は求めていた家庭の図式そのものであり一家四人は幸せに暮らしていた。 また、授かったスキル『超器用貧乏』は『ハズレ』であると陰口を叩かれていることを知っていたが、両親が気にしなかったのでまあいいかと気楽な毎日を過ごすラース。 ……しかしある時、元々父が領主だったことを知ることになる。 ――調査を重ね、現領主の罠で沒落したのではないかと疑いをもったラースは、両親を領主へ戻すための行動を開始する。 実はとんでもないチートスキルの『超器用貧乏』を使い、様々な難問を解決していくライルがいつしか大賢者と呼ばれるようになるのはもう少し先の話――
8 65能無し刻印使いの最強魔術〜とある魔術師は來世の世界を哀れみ生きる〜
とある魔術師は世界最強の力を持っていた。 男はその力を使って未來のとある時代を観測した。その時代に興味を惹かれた男はその世界を夢見て転生することに。 だが転生した先で彼の最強の刻印は馬鹿にされるものだった。転生した魔術師は、転生する時代を間違えた事と、理解不能な世界の常識の実態をだんだんと知っていくが當然そんな常識が過去から來た最強の魔術師に通用するわけもなく.......... 1章:ニルヴァーナの少女編、完結。 2章:神狼の守る物編、完結。 3章:転生魔王の探し人編、完結。 4章:墮の少女と思想の神嫁編、完結。 5章:魔術師の師編、現在執筆中。 6章:???、5章完結次第執筆開始。
8 97御曹司の召使はかく語りき
施設暮らしだった、あたしこと“みなぎ”は、ひょんなことから御曹司の召使『ナギ』となった。そんな私の朝一番の仕事は、主である星城透哉様を起こすところから始まる。――大企業の御曹司×ローテンション召使の疑似家族な毎日。(ほのぼのとした日常がメイン。基本的に一話完結です。ご都合主義)
8 162友だちといじめられっ子
ある日から突然、少女はクラスメイトから無視をされるようになった。やがて教室に行かなくなって、學校に行かなくなって⋯⋯。 またある日、先生に言われて保健室に通うようになり、教室に行くのだが、影で言われていたのは「なんであいつまた學校に來てんの」。少女は偶然それを聞いてしまい、また保健室登校に逆戻り⋯⋯。 またまたある日、保健室に登校していた少女の元に、友人が謝りに。また教室に行くようになるも、クラスメイトに反省の意図は無かった⋯⋯。 遂には少女は自殺してしまい⋯⋯⋯⋯。 (言葉なんかじゃ、簡単にいじめは無くならない。特に先生が無理に言い聞かせるのは逆効果だとおもいます。正解なんて自分にも良く分かりませんが。) ※バトルや戀愛も無いので退屈かもしれませんが、異世界物の合間にでも読んで見て下さい。 (完結済~全7話)
8 99