《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》『眠る』『食べる』『ダブル』を取得

「さて、今日からまた四層かぁー」

ばした俺は腕を振り回してみる。

「流石に休暇明けはが軽いな」

この二日間オリーブさんと出掛けていたのだが、のんびり買いをしたりお茶をしたりとゆっくり過ごせたお蔭か、疲労が完全に抜けていた。

「いまさら四層に苦戦するとは思わないが、遊び人だししは気を引き締めていくか」

俺は気合をれると探索をはじめるのだった。

「ふぅ、思ったよりも早くレベルが上がったな……?」

現在、俺は四層の休憩場所にてを休めている。

普段ならユーゴさんたちのパーティーもこの層で狩りをしているはずなのだが、昨日オリーブさんに聞いたところ、最近はしずつ五層にも顔を出しているようだ。

今日のところは五層で狩りをすると言っていたので3日連続で顔を合わせるということはなさそうだ。

俺は目標のレベルに到達したため、早速職業を魔道士に変えようとステータス畫面を開いていたのだが……。

「えっ?」

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スキル畫面を見ていて手が止まる。

「まさか、寢ぼけて間違えて取得してしまったのか?」

俺の取得スキルに『寢る』と『食べる』が追加されている。

「いや、スキルポイントは減っていない。レベルが上がった分がきっちり増えている……」

一昨日に確認した時は確か187だったがレベルが2つ上がったので現在は211になっている。

間違って取得したということは考えられないだろう。

「もしかして、遊び人をセットした狀態で寢たり食べたりしたからか?」

週末を振り返ると良く寢て良く食べていた記憶が殘っている。

以前に『剣レベル1』はスキルポイントでの取得ではなく最初から持っていたということから練度が存在すると仮説を立てたことがある。

過去にも數日遊び人になっていた時期もあり、昨日と一昨日は休日でそのまま遊び人をセットしたままだった。

練度が上がってスキルが自的に取得されたのではないだろうか?

「こういう取得方法もあるのか……」

元々『剣レベル1』が初めてステータス畫面を開いたときから存在していたので仮説を立てていたのだが、今回の件で立証されてしまった。

「そうなると、よく使うスキルについては上がるまで放置してもいいかもしれないか?」

これまでは取得できるようになったらすぐにレベルを上げていたが、練度による取得が可能だというのなら上限を上げずに様子を見た方が良い。

そちらの方が最終的にはスキルポイントを節約できるからだ。

「恐らく、練度が上がる方法はその職業のスキルに沿った行を取ること?」

元々遊び人の職業はレベル上げで數日行なっていたことがある。そこで練度がある程度上がっていて、今回このタイミングでスキルを取得したということで説明が付く。

「だとするとまずいな……」

本來なら、自的にスキルを得られるのは良いことだ。

俺以外の冒険者は基本的にこのやり方でスキルを取得して、使用し続けることでスキルレベルを上げている。

スキルポイントで取得していたので頭から抜け落ちてしまっていたが、俺だって練すればスキルを得ることができるのだ。

「もしこのまま遊び人をしていて『深く眠る』を取得してしまったらどうなる?」

こうした休憩所であればモンスターも湧かないので問題はない。

だが、もし仮に五層やこの先進む層で戦闘時に大きなダメージを負ってしまったら?

その場で眠りに落ちてしまえば無防備な姿を曬すことになってしまう。

「そしたら、確実に死ぬだろう」

スキル取得までの狀況を解明するまでは危険を冒せない。俺はそう考えると職業を魔道士へと変更した。

「ひとまず、このことも頭にれながらこまめにステータス畫面を見るようにするか……」

俺はそう考えると、魔道士での狩りを続けることにした。

「ふぅ、やっと魔道士が40になったな……」

途中『深く眠る』スキルが頭をちらついたため、比較的安全にレベル上げをしたくて四層に籠ってしまったため、4日が経過した。

お蔭で何とか休日を前にして魔道士を目標のレベルまで上げることができた。

「これで取得できるスキル次第で五層に戻っても大丈夫だろう」

俺はステータス畫面を開く。

「よしよし、スキルが増えているな」

俺は新しいスキルに『スキル鑑定』を使って説明を見てみた。

・『ダブル』⇒連続で同じ魔法を放つことができる。ただし2発目の魔法は威力が半分になる。

「これは、魔法の威力が1.5倍になるってことだな?」

連続して放てるので、その分敵をノックバックしたり弾幕を張ることも可能だろう。

これまで一発で倒せなかったモンスターもこのスキルを使えば初で倒すことができるようになるかもしれない。

「早速取得を……流石にレベル40で手にるスキルだ。50も消費したな……」

もしこのまま魔道士を続けて練度を上げていたらいずれは手にったのだろうか?

そんなことを考えてしまうが、楽に取得できてしまうので考えても仕方ないだろう。

「ステータスポイントは用さにつぎ込んで……と、次は戦士に転職だな」

予定外なことがあったが、方針に変更はない。

各職業を40まで上げてスキルを確認したのち後衛特化にするつもりだ。

名 前:ティム

年 齢:16

職 業:戦士レベル30

筋 力:347+60

敏捷度:311

 力:380+60

魔 力:339

神力:302

用さ:366

運 :500

ステータスポイント:0

スキルポイント:173

取得ユニークスキル:『ステータス作』

指定スキル効果倍:『取得スキルポイント増加レベル5』『取得ステータスポイント増加レベル5』『取得経験値増加レベル5』『アイテムドロップ率増加レベル5』『バーストレベル8』

取得スキル:『剣レベル7』『バッシュレベル6』『ヒーリングレベル6』『ライト』『罠知レベル5』『罠解除レベル5』『後方回避レベル5』『アイテム鑑定レベル6』『短剣レベル5』『ファイアアローレベル6』『アイスアローレベル6』『ウインドアローレベル6』『ロックシュートレベル6』『瞑想レベル6』『ウォールレベル6』『魔力集中レベル6』『祝福レベル6』『キュアレベル6』『ハイヒーリングレベル6』『セイフティーウォールレベル6』『スピードアップレベル6』『スタミナアップレベル6』『アイテムボックスレベル4』『指定スキル効果倍レベル5』『スキル鑑定』『眠る』『食べる』『ダブル』

「よし、ひとまず明日からも頑張るか」

確実に一歩ずつ進んで行く覚悟を決めると、ステータス畫面を閉じた。

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