《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》剣聖の長力
「はぁはぁ……。流石にもう疲れました」
「よしよし! よく頑張ったな! ガーネット」
あれから、狩りを終えた俺たちは宿へと戻ってきた。
椅子に腰かけたガーネットは両腕をだらりと下げてぐったりとしている。
今日一日剣を振り回していたので、もはや腕が上がらず限界にきていたようだ。
「……先輩こそ、ありがとうございます」
「ん?」
俺が彼を労うと、ガーネットは顔を上げてお禮を言ってきた。
「私に冒険者の厳しさを教えるために、ひたすら戦わせたのですよね? お蔭で余計なことを考える余裕がなくなり、ホーンラビットさんを見かけたらがいて倒しに行けるようになりました」
確かに、最初は謝りながらホーンラビットを倒していたガーネットだが、最後の方になると、俺が指示する前に斬りかかっていた気がする。
彼は尊敬の眼差しで俺を見ている。
「……先輩?」
ガーネットが首を傾げて「違うのですか?」と目で訴えかけてくる。
「ああ、ソロでダンジョンに潛った場合、いつ休憩できるかわからないからな。きにまだまだ無駄が多いが、それでも初日にしてはよく頑張った方だと思うぞ」
実際は々と検証するのに熱中してガーネットに指示をしまくったのだが、今はそういうことにしておこう。
その言葉を聞いた彼は可らしく微笑んでみせると、
「それでは、私はお風呂にってまいりますね」
椅子から立ち上がり、階段を上がって自分の部屋へと戻っていく。鎧をいで、著替えを取ってから宿の大浴場に行くのだろう。
今日一日中狩りをしていて汗を掻いているので一刻も早く汚れを落としたいに違いない。
俺は彼を見送ると、本日の果を確認していた。
ガーネットが討伐したホーンラビットの數は101匹。落とした魔石の數は42個。出現したドロップボックスの數が9個。
「どう考えても、俺のスキルの影響が出ている」
ガーネットはこれが初ダンジョンということもあって、特にドロップ數を気にした様子はなかったが、普通に考えるとこれは異常なのだ。
俺はチラリとガーネットのステータス畫面を見る。今日一日の狩りの果がそこに表示されているのだが……。
名 前:ガーネット
年 齢:15
職 業:剣聖レベル3
筋 力:100+15
敏捷度:100+15
力:100+15
魔 力:3
神力:5
用さ:73+9
運 :52+6
ステータスポイント:40
スキルポイント:10
取得ユニークスキル:無し
取得スキル:『アイスアローレベル1』『ヒーリングレベル1』『オーラレベル1』
「あと2つくらい上がってもおかしくなかったんだけどな……」
ホーンラビットはゴブリンと同格のモンスターだ。
俺が経験値やレベルを認識したのは『ステータス作』に目覚めてステータス畫面を見るようになってからだが、そのころに戦士を上げたが明らかにそれよりもレベルが上昇していない。
「遊び人もレベルが上げにくかったし、剣聖は特殊な職業ぽいからか?」
長すると強くなる職業だけにレベルを上げるための経験値を多く要求されているのだろう。
「そう考えると、次は『取得アップ系』のスキルも試さないと駄目だな……」
今のところ追手の気配はない。王都に著くまで俺は彼と行を共にする予定なので、ここでガーネットが長してくれれば俺も助かる。
「でも、そうそう都合よくいくだろうか?」
すべてのスキルが影響をけるなど都合の良い考えではないだろうか?
「こんなことなら、誰かとパーティーを組んで検証しておくんだったか?」
そうすればこのタイミングで悩まなくても済んだのだ。
「しかし……、剣聖って本當に凄いな」
俺は彼のステータスを改めてみると、その長力と補正値の凄さに驚くのだった。
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