《【書籍化】Fランク冒険者のり上がり、俺だけができる『ステータス作』で最強へと至る【コミカライズ】》王都に到著
※本日より更新は一日一話の晝固定となります!
「それじゃあ、またどこかであったらよろしく頼むよ」
そう言うと手を振って馬車で同乗していた人たちが歩き去っていった。
馬車を降りた俺たちは、他の客共々出口へと案されていた。
「楽しい旅でしたね、先輩」
隣ではガーネットが笑っている。途中の街で何度もダンジョンに潛ったのだが、流石に慣れてきたのか、スムーズにけるようになり、しレベルも上がった。
移中はよく寢て、フローネの料理を食べ、ダンジョンで狩りをする。
確かに充実した旅だったと言っても良いだろう。
だけど俺の想はガーネットとし違う。不満があるのだ。
追手の気配がなかったので、一時的に『指定スキル効果倍』のスキルを『取得増加系』へと付け直してみたのだが、彼にモンスターを倒させてみてレベルが上がるのを見屆けたが、スキルポイントやステータスポイントは増えていなかった。
レベル上げにもそれなりに一層のモンスターを討伐しなければならなかったことから『見習い冒険者』で取得できるスキルは個人のみに効果を及ぼすものらしい。
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『アイテムドロップ率増加』がなまじパーティー仕様だったので期待してしまった。
「殘念だったな……」
スキルが適用されるのならガーネットの長も促せるのに。そんなことを考えていると……。
「そうですね、最後にフローネさんに挨拶がしたかったです」
俺が呟いた言葉をガーネットが違う意味にけ取った。
馬車は俺たちを降ろすと別な場所へと移してしまった。そのせいで、フローネと顔を合わせることもできなかった。
ガーネットは旅の間、特によくフローネと仲良くしていたので殘念そうにしている。
「また帰りもここの馬車を利用すればいいさ」
「……そうですね、是非そういたしましょう」
俺がそう言うと、彼は返事をし、笑うのだった。
「ここが……王都か?」
外に出ると様々なものが一斉に視界に映り込んだ。
客引き聲から、金屬を打ち付ける音。誰かに呼び掛ける聲に何かよくわからない魔導がく音など。
とにかく、一目ですべてを把握することが不可能なほどに様々なが溢れていた。
食べの匂いも凄い。甘い匂いや辛い匂い、中には臭いとじる食べもあるのだが、その店の客は味しそうにその臭い食べを口にしていた。
見る者すべてが新鮮で、どれもこれもが気になる。
俺は王都へときた実が湧き、がそわそわした。
「もう、先輩。そんなにキョロキョロされますと、スリにお金を盜まれますよ?」
「ああ、そうだな……」
ガーネットが口元に手をやりクスリと笑う。
彼は元々王都に住んでいたのでこのような人の多さにも慣れているのだろう。
「しかし、こんな混み方。うちの街じゃ祭りの時くらい目にしないぞ」
祭りの時でもここまでではなかったかもしれない。
「王都ではこの景が普通ですから。祭りともなると國中から観客が押し寄せてきますので、もっと賑やかになりますよ」
「これ以上に人が増えるのか……」
ガーネットの言葉に驚きを覚えると、俺はしばらくの間この景を見ていた。
「さて、ようやく王都に著いたわけだが」
「はい、到著いたしましたね」
俺とガーネットは近くにあったカフェへと店した。
そこでティーセットを注文して向き合って座っている。
周囲はカップルと子同士がほとんどで、男だけという組み合わせはまったくない。
一応、周囲を気にかけてから俺はガーネットに話し掛けた。
「ここでの行についてだが、まずはこれまで通りダンジョンに潛ろうと考えている」
「えっ? 私の実家に赴き、両親に挨拶されるのではないのですか?」
「……挨拶じゃなくて、ガーネットが冒険者を続けるための口添えだな」
肝心の説得は彼に頑張ってもらうしかない。あくまで俺は部外者に過ぎないのだ。
「ガーネット。今のお前の冒険者ランクは?」
「……Fです」
実際の実力ならコボルトも余裕で討伐できるのでEランクはあるのだが……。
「戻って『冒険者を続けたい』と言ってその娘が冒険者で下から2番目のランクだったらどうなると思う?」
「問答無用で部屋に閉じ込めて、次に出られるのは結婚式でしょうか?」
首を傾げながら想像を言葉にする。
「ああ、そうだろうな。半年冒険者をして芽が出ていない人間がそんなこと言ってきたら當然そうなる」
貴族の家と言うことを考えればそれでも手ぬるいくらいだ。
「だから、両親を説得する前に冒険者ランクをDまでは上げておこうと思っている」
王都の依頼やダンジョンで実績を作っていけば平気だろう。
何せ、ガーネットは剣聖なのだ。無理をしなければ余裕でこなせるはず。
「そうすると、今後は、……先輩と一緒にダンジョンへと潛るわけですね?」
妙に嬉しそうに言うガーネットに首を橫に振る。
「いや、違うな」
「と言うと?」
「金貨3枚払えばベテラン冒険者が引きけてくれるらしい」
「…………話が見えないのですが?」
ガーネットは形の良い眉を歪ませると首を傾げた。
俺は今のガーネットにもっとも必要なことをやらせることにした。
「ガーネットにはこれから一週間、ベテラン冒険者に指導してもらい冒険の基本を覚えてもらう」
「ええっ!?」
彼は驚くと大聲を出すのだった。
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