《【書籍化】ファンタジー化した世界でテイマーやってます!〜貍が優秀です〜》9 進化

不定期投稿すみません。

仕事の都合もありますが1週間は空けないよう投稿します。

ステータスのチェックが終わった。

でもあれだな。このまま仲間が増えていくとレベルアップアナウンスがうるさくないか?ミュートにできないのかね?

レベルアップの脳アナウンス中止っ!

念じてみたが反応無し、と。

仕方ない。解決策が出るまでは我慢するか。

では!ステータスチェックも終わったから移、ではなく。クー太の進化だ!

ただ進化して俺より大きくなったり、クレナイみたいに赤くなったらちょっと嫌だな。

でもこのままってわけにもいかないし、レベル上限狀態で更にエネルギー過多の狀態が続いても良くなさそうだし。

よし、どうなってもクー太だからきっと可いままだと信じよう!

クー太のステータスを開いて進化っと。

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○クー太の進化先を選んでください。

・妖貍

・大貍

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おー、2つか。妖貍ってようりって読むんかね?妖怪になるってこと?大貍はデカくなるのかねぇ。それなら妖貍だよなー。詳細はでるかな?

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【妖貍】

・変化などのを使える種族。

【大貍】

・魔貍よりもが大きくなり能力が高い種族。

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ふむ。大貍のサイズがどれくらいかわからないが、妖貍に決定かなこりゃ。

妖貍にしよう。あ、でも一応クー太に意見を聴いてみるか。

同士で會話も終わり、クー太、ラン、クレナイ、ハクの四匹はこちらを伺っていたのでクー太に聲をかける。

「クー太。進化できるんだが、希はあるか?変化が使える種族とが大きくなる種族の二つあるが」

『んー?じゃあ、ご主人さまの役に立つほー』

クー太がやばい。まだ出會って數時間なのに目にれても痛くないほど可い。

「よし!なら妖貍にしような」

『はーい』

『ご主人様!ご主人様!私は⁉︎』

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「ランはまだ進化できないな。レベルはもう直ぐだが魔石をたくさん食べないと、な」

『クー太だけずるい…』

『なんかごめんねー?』

『いいわよ。私ももう直ぐみたいだし』

ランはクー太と同じ種族だからレベル10で進化するだろうがクレナイとハクはどうなんだろう。まあそのうちわかるだろうから魔石集めとレベルアップを頑張ろうか。

でもなー。すでに一晩と午前中この森にいるから蚊に刺されたりしててもう一晩野宿は嫌なんだよな…。風呂もりたいし…。

予定としては夕方までレベル上げをやってこの森を出て、駅周りで服屋と飯屋探して、著替えと食事を済ます、と。そんなじかな。今はクー太たちがいるから心細くもないし。

…にしてもめっちゃ乾いてるしな…。川とかあるかね。

じゃなくて進化だ進化!妖貍を選択!

《進化により個名・クー太が稱號【進化・使役魔獣】を獲得。稱號【進化・使役魔獣】を獲得したことによりスキル【制限解除】を獲得》

選択した瞬間、アナウンスがりなにか稱號とスキルが手にった。

そしてクー太がに包まれ……直ぐ収まった。

クー太は首を傾げきょとんとしている。めっちゃ可い。

でも変化がない。サイズもも変わってないし。ツノが生えたりもしていない。変化があることを期待したといえばしたが、変わらないなら変わらないで問題はない。

…………………あれ?

「クー太」

『なにー?』

クー太は名前を呼ぶと不思議そうにし、尾を揺らす。

尾が、増えたな…」

『増えましたね』

『増えましたな』

『クー太、尾が二本になってるわよ!』

俺、ハク、クレナイが呟き、ランがクー太に狀況を教える。

『あ、ほんとだー』

クー太は言われて気づいたのか後ろを振り向き、見やすいようにか、二本の尾を立ててふりふりさせる。

「二本に増えて違和とかなかったのか?」

『違和?ないよー?あ、でも確かに二本かしてる覚はあるー』

それ違和って言わないんかい。

だが可いから許す。

クー太は尾をふりふりさせて遊び、ハク達は不思議そうに尾を目で追っている。

……ステータス確認しとくか。

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名【クー太】

種族【妖貍(亜)】

別【オス】

狀態【 】

Lv【1】

・基礎スキル:【噛み付きLv4】【當たりLv2】

【気配察知Lv2】

・種族スキル:【変化】

・特殊スキル:【制限解除】

・稱號:【進化・使役魔獣】

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【変化】

・イメージ次第で自分のの大きさと比較的近いに化けられる。

【進化・使役魔獣】

・変革された世界において進化した使役魔獣に與えられる。稱號を得られるのは使役魔獣のみであり、得られるのは変革後24時間以

【制限解除】

・進化の幅が増える。

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ほほう。基礎スキルに変化はなしで、レベルは1に戻るのか。

新しいのは【変化】と【進化・使役魔獣】、【制限解除】か。

制限解除はそのままだな。次の進化までどうなるかわからないし。

稱號の【進化・使役魔獣】は名前的に人間や野生の魔でまた似たような稱號がつきそうな名前だな。

でも24時間以に俺の進化ってできるの?俺進化したら何になるのだろう。今度こそサラリーマン?

まあ進化できるかもわからんからいいや。

んで、俺の稱號のボーナスとかとは違って稱號得られる條件に人數制限が書いてないんだよな。推定明日の9時ごろまでの二十四時間以に進化すれば稱號が獲得できるのではないか。ならこれは予定変更で今日も野宿決定だろう。

ボーナス期間は逃せん!

それと変化な。頭に葉っぱ乗せたりしなくても良いのだろうか。やらせてみるか。

「クー太、変化って使えるか?使い方とかわかるか?」

『まってねー。んー?』

んーんー言いながら、実際にはぎゃぅぎゃぅと、言いながら小首を傾げて考えているようだ。

『できそうー』

「よし、やってみてくれ」

『んんんっ』

クー太が唸ってパッとり、進化の時と似たようなに包まれる。

が消えると…クー太がいた。あれ?いや、尾が一本に戻っている。進化前に戻った?

「どうなったんだ?」

『ランに変してみたー』

『え。それ私?』

『うん!』

クー太が力強く頷いた。が、分からないです。いや、確かによくみるとクー太とはの濃さや鼻部分の長さがちょっと違う。気がする。

ランと比べると似てはいる。ただ、クー太とランって大きさとかとかほぼ一緒なんだよなぁ…。もちろん微妙に違うんだが。

「クー太。すまないがもうしわかりやすいに変化してもらえないか?」

『えー。上手に変したのに…』

しょんぼりしたクー太可い!じゃなくて。

「ごめんごめん。その姿が悪いんじゃなくて他にどんなに変化できるのか知りたいだけだ」

『そーよ。それに私自分の姿見たことないんだからそれが私って言われてもわからないわよ』

『そっかぁー…』

『では道中で出會った私と同じ大赤蛇などはどうでしょう』

『私や他の灰の森狼でもいいですよ』

ランは確かにそうだな。鏡なんてないしな。

クレナイとハクは自分の種族を勧める。

『クレナイは手足がないからむずかしー。ハクは大きすぎて無理みたいー。灰の狼さんになってみるねー』

クー太はそう言い、先程より大きめのが、パッとって灰の森狼が現れた。

おお。すごい。大きさも一回りが二回り大きくても変化できるのか。

『どおー?』

「すごいぞ!」

『でも匂いはクー太だわ』

『そうですね。匂いは変わらないようです』

姿だけか。それでも充分凄い。人間にも化けられるのだろうか?

「人間には変化できるか?」

『んー。ご主人さま以外の人間はそんなよく見たことないからむりー』

「そうか。俺には大きさ的に変化は難しいか。いや、子供くらいの大きさの俺やハクには変化できたりしないか?」

『それならできるよー』

またって小さい俺が…。なんか嫌だな。

「クー太変化解除してくれ」

『うん?わかったー』

戻ったか。俺がベビーフェイスならまだしも、俺の顔でクー太の大きさより大きかったが、五十センチくらいってどうよ。キモいわ。

だがい頃の俺の寫真とか見せれば許容範囲か…?

「クー太ありがとうな」

他にも々と試してもらうか。

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